TITLE: TARAKO Live (8日間連続11回ライヴ)5日目6回目
DATE: 25, Sep, 1992  OPEN: 19:00 START: 19:30
PLACE: アトリエフォンテーヌ(港区六本木5-13-13 Tel.03-3583-9821)
GUEST: 五味美保

16:30頃、五味ちゃん一行が会場に到着。ジーンズに黄色のシャツ、黒の上着と いう服装。挨拶をし、少し話した後でみんなに挨拶をするとのことで五味ちゃん は中へ。10分程して再び出てきた五味ちゃんらは、近くの喫茶店へ入るが、すぐ に会場へ戻る。17:30頃TARAKOさん到着。大きな荷物を抱えている。連日のライ ブの為か「おはよう」という声にも元気がない。その後も、何度かTARAさんが出 入りしている。多少、雨がパラついている。当日券(5,500円)を買って待って いると、五味ちゃんとコーラスの千草さんが現れる。「おなかすいちゃって」と 一言。それが開場10分前。しかし、開場は15分ほど遅れ、その最中に五味ちゃん 戻る。
 会場は横6列、縦12列のブロックが二つの構成になっており、1列毎に少し ずつ段がついていて、後ろの方でも比較的見やすい。開演時にはその席のほとん どがうまる。
 10分程遅れての開演。TRASHの面々が揃う。しかしTARAKOさんの姿 はない。演奏が始まるとバンドの上の方にスポットが当たる。ステージが2段に なっていて、そこにTARAKOさんがいる。
 1曲目『Mama, Don't Cry』、少し歌詞 が変えられている。連日のライヴのためか少し声が辛そう。途中から座り込んで 唄っているが、それでも客席から2メートルほどの高さで、奥まった場所にいる。
 続いて2曲目『夢』。3曲目から下りてきて唄う。ここでMCが入り、会場にお姉 さんが見に来ていて、最近亡くなったお姉さんの旦那さんの好きだったという、 よしだたくろうの『流星』(?)をアカペラで唄う。『少しだけ愛が足りない』の アルバムは唯一キングレコードから出たもの、それなりに思いがこもっているが、 今日だけ見に来た人はこれだけで判断しないで欲しいとのこと。デビュー前に二 人組で活動していた時の中居美樹さんの曲に少し付け足したという『廃虚幻想』。
 目一杯クラくなったところで五味ちゃんが紹介される。衣装はいつもの『不思議 な物語』のもの。九段会舘の話題(口紅をぬっていなかった、かえるまんじゅう について、お互いにかえるまんじゅうのかえるにそっくりと言い合う)、レコー ディングの話題、発売が1月ということで話しは「おとし玉」に。また、先日の 誕生日にTARAさんからFAXをもらったが、そこには「これでタメだ」と書いてあっ たという話しなど。
 ここで五味ちゃんのステージに移る。メンバーは(ステージ 向かって左から)アコギの織田大原さん、サムさん、五味ちゃん、コーラスの 千草さん、エレピの今野さんの4人で1曲目は『初恋のメロディー』。「改めまし て、五味美保です」「富山で知り合って依頼、TARAKOさんにはよくしてもらって います」「4曲唄わせてもらうんですが、嫌かもしれないけれど聞いて下さい」 との話しから2曲目『いつも子供でいたいから』続けて3曲目『涙のレインボウ』、
「22歳の時の目標は『恋をする』でしたが、叶えられませんでした。23歳の目標 は『TARAKOさんのようなドキドキするような詞を書きたい』です。」ニューマン の話から、4曲目『不思議な物語』。ブレークの部分で終る。
 再びTARAさんの ステージへ。英語の曲2曲、アルバムの曲などを唄い、『ルール』で終了。ファ ンの差入れのタスキ(「今夜のシンデレラ」「花嫁募集中」などと書いてある)、 札(「ウケて下さい」「拍手して下さい」などと書いてある)を身に付け、2回 のアンコールの後、アレンジャー木下さん、大将(杉村さん)なども含め関係者 がステージに上げられる。すでに五味ちゃんは衣装を着替えている。サムさんは 連日の出演で、明日も来るとのこと。大将はTARAさんにずっと関取と呼ばれてお り「哀愁の上手投げ」(だったかちょっと不安)「振り向けば勇み足」とTARAさ んから声をかけられる。TARAさんのライヴ恒例の三本じめで終了。
 外に出るとど しゃぶりになっている。20分程して五味ちゃんが出てくる。大将が車を探しに行っ ている間、雨やどりしながら少し話しをする。しばらくして車が来て、五味ちゃ ん一行は会場を後にした。その後は不明。 以上、記憶に不安なところが多少あるが、TARAKO LIVE report である。
(レポートになっていないというお叱りの声が聞こえてきそう)
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copyright かみと,1992