ファンクラブの中から選ばれた60人(公称(^_^;))のライブレコーディングに 行ってきました。この会場はテイチクのスタジオで、私の住んでいるところから 徒歩5分ほどのところにあります。初めはテイチクのスタジオだという事を知らな かったので、グリーンバードという名前だけではNTTでも交番に訊いても分からない はずです(^_^;)。こんな近くにスタジオがある事など全然知りませんでした。
 会場に着いたのは開場の1時間ほど前でした。すでにTakakoファンが6人くらい いました。何といってもスペシャルライブなだけに、平日にも関わらずかなり遠く からもファンが来ていました(一番遠いのは島根の女性か?私の隣の女性は大阪か らということでした)。入場の時は私が1番の整理券をもらったのですが、実はこ れがハメられていたらしく(^_^;)最前列の一番右奥に座る事になりました(早くか ら来ていた人達は裏情報を使ってしっかりセンターを確保していました(^_^;))。 レコーディングスタジオなどは普通は入れないので(当たり前だ)、いろいろと興 味深いものがありました。

 MC 今日は遠いところありがとうございます。長年夢見ていた野生のマーガレット
  のような自分とか音楽が形になる一夜です。例えるならば小川の源泉のような
  日になると思います。そんな願いを込めてMarguerite Riverと名付けました。
  さっき名簿を見せてもらったら、東京の人は10人くらいしかいなくて。ウォー
  ミングアップがてらに1曲。
 0. MAKE UP
#ホンチと二人での1曲でした。
 MC 今のもちゃんとレコーディングされているんですよ。歌詞を忘れてしまった…。
  レコーディングという事でみんなも緊張しちゃいますよね。私も初めてレコー
  ディングしたときはソファーに借りてきた猫のように座っていましたが、今で
  はそこでグーグー寝ています。
  ここのスタジオは懐かしい気がして、ロンドンのアビーロードスタジオに似て
  いるんですよね。
 1. 北風に
 MC 2曲目は皆さんに登場してもらいます。
#バックの構成はパーカッション、ピアノ、コーラス×3、ギター×2、ストリン
#グス×4でした。
 2. 抱きしめて
 3. BABY FACE
#潮騒の音をバックにして唄い出します。
 MC レコーディングなんで、まか不思議な行動をとるかもしれませんが気にしない
  で下さい。
 4. 名前のない愛でもいい
 MC ちょっとすみません、飴なめてもいいでしょうか。ステージで飴なめるのは初
  めて。一番遠い人は誰?。できたてホヤホヤの曲をお届けしたいお供います。
  10年間応援してきて良かったよね(ファンクラブ結成から10年)。中には最近
  入った人もいると思いますが、9年目でやめた人はすごく損したのではないで
  しょうか。
 5. 苺(新曲)
#3拍子の明るいラブソングです。
 6. Answer
 MC 手拍子ひとつもレコーディングだとどうしていいか分かりませんね。遠いとこ
  ろから来ていただいたにも関わらずもう最後の曲です。7年も8年も前から考
  えていたこのコンサートだったのですが、レコード会社の人から急に「やろう
  よTakako」って言われて、夢が叶いました。
 7. 遠い日の幻に聞いた
#落ち着いたラブバラードです。

 ここまでで約1時間でした。アンコールで再登場。
 MC Marguerite Riverという私の夢が新たに流れ始めたという感じです。今日のた
  めに曲を作ったんです。11/25に作って歌詞まで行き着かなくてどうしようか
  と思ったのですが、川が流れるように出来ていけばいいなと思って、ピアノで
  弾きます。
E1. ??? Marguerite River(?)
 MC 今度のアルバムに譜面を載せましたので口ずさんだりギターを弾ける人は弾い
  てみたりして下さい。
  「これでめでたく終了!」となればいいのですが、続けて取り直しをやりたい
  と思います。向こうの部屋に行ったら×印が付いていました(笑)。

 ここでホンチが「何か変なとこありました?」とお客さんに訊くと、メモを見な がら「○○の△△がおかしい」という事を言い出す人もいました(^_^;)。ものすご く細かいチェックで、ホンチは「なにぃ!」と笑っていました。
 この後は「苺」「Answer」「名前のない愛でもいい」「抱きしめて」「北風に」 「遠い日の幻に聞いた」などを録り直します(ほとんど録り直しという噂も(^_^;))。 やはり最初の時は緊張していたようで、後半になるにつれてどんどん良くなってき ました。そんな事もあり「もう一度初めからやりたい」ということも言っていまし た。歌詞を間違えたり(ちょっと出るのが遅れる等)する毎にやり直しですので同 じ曲を何度も聴く事ができました(^_^;)。テープチェンジの時間が何度もあって、 ちょっとした空き時間にホンチやコーラスの方々が即興演奏したりしていました。
 最後にもう一度「苺」をやったのですが、ここではお客さん皆に「鳴り物」を配 り、曲の途中で参加させていました。私に配られたのは中国製のアコーディオンの おもちゃで、鈴だとか笛などを渡された人もいました。「記念に持って帰って下さ い」と言われても…。
 一通り録音が終わったところで、白井貴子さんとファンのみんなで記念撮影をし て終了となりました。結局3時間ほどのレコーディングでした。
 このような一発録りのレコーディングだと、演奏する方々のかなりの集中力が要 求されるわけで、レコーディングにはものすごいエネルギーが必要なのだと感じさ せられました。
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copyright かみと,1994