2/5にCLUB 24 YOKOHAMAで大城光恵さんのライブが行われたときの対バンとして 出演していた べるべっとないふ のライブを見てきました。私の趣味から言えば、 同じく対バンだったWISHの方が好みなのですが、べるべっとないふも独特な世界を 持っていて面白いと思っていました。
 曼荼羅へ行くのは初めてだったのですが、なんとなくOTHER SIDEのような雰囲気 のある怪しいハコでした。開場の19時には予想以上の人が集まっていて、店の前で べるべっとないふのメンバーが知り合いにチケットを売ったりしていました。初め て行った曼荼羅にも関わらず、店長の藤崎さんとは挨拶をかわす程度の知り合いと いうことで(大島実織さんのバックでベースを弾かれている方です)ちらっと話を することが出来たのですが、「大島に厳しい意見を待ってます」と頼まれたりして いました。ga-bianでも似たようなことを言われていたことがあり、アンケートに 書く私の感想は厳しい内容なのかも…とぼんやり思っていました。良いと思ってい るから見に行くのであり、基本は「良かった」という感想になることが多いつもり でいるのですが。
 曼荼羅は平行四辺形っぽいステージで、グランドピアノが2台分は楽に置けそうな スペースがありました。客席は60ほどでしょうか、私が入ったときには既に一つも 空いていなくて、結局立ち見でした。始まる頃には100人弱のお客さんが詰め込ま れ、身動きとるのも大変なほどの盛況ぶりでした。

 べるべっとないふはVo.,Acc.高橋祐子、Pf.高橋浩子、Bs.林章江、Vn.マルセ、 という4人組で、このメンバーにParc.の男性が加わっていました。Vo.とPf.の二 人は双子です。前回は気にも留めなかったのですが、改めて確認したらそっくりで した(^_^;)。「風の中のこどもたち」というタイトルの付けられたこのライブでは、 前回と同じようなストーリー性(まさに童話を聞いているようです)が展開されて いました。
 エージ&テツはどちらもVo.,G.という二人でした。普段はもっとサポートメンバー がいるそうです。植木等さんの曲が流れる中、登場。ビジーフォーのような感じで 演奏も文句ありませんでした。カバーがほとんどで、いわゆるナツメロが次々と演 奏されます。「黒猫のタンゴ」や「東京キッド」などを唄われていました。Harvest にあるようなお客さんに唄わせる曲も多く、「ひょっこりひょうたん島のテーマ」 や「ラムの歌」など、お客さんもうかうか見ていられない感じでした。MCも掛け合 い漫才的でまったく退屈することなく最後まで楽しめました。「笠置シズ子さんや エノケンさんの曲を唄っていかなければならない(笑)」と思っていらっしゃるそ うなので、これからもナツメロのカバーは続くことでしょう。オリジナル曲もいく つかありましたが、1日はカバーオンリー、もう1日はオリジナルオンリーの2日 連続ライブを夏頃やりたいということでした。「1年くらいかけてレコーディング したいね」「別荘とか借り切って」「そして1年休んでその次の年からツアーを始 める、と。まずは曼荼羅から(笑)」「次はLa.mamaで(笑)」「曼荼羅とLa.mama を1年かけて回るの?(笑)」こんな感じでした。
 元々べるべっとないふとは仲が良いということで、アンコールでは高橋姉妹が参 加します。ここでも「恋の季節」といったナツメロを数曲唄っていました。次回は 4/2に曼荼羅ということです。
 それにしてもエージ&テツの二人はすごいです。とても楽しいステージでまた見 たくなりました。
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copyright かみと,1995