私にとっては5回目となる服部祐民子さんのライブです。開場10分前に着くと既 に6人ほどの人が待っていました。少ないと思われるかもしれませんが、開演まで の1時間半で席は8割以上が埋まっていました。前回のライブよりは少し少ないよ うな気がします。
 サポートはいつものようにギターの中野督夫さんと、ピアノの大古富士子さんで した。服部さんは恒例の真っ白いシャツに、今回はGパンでなく焦げ茶色のパンツ 姿でした(スカートをはくような人ではありません)。

 1. …you were there
 2. 三日月と星
 MC 今晩は、服部祐民子です。歌が終わったとたんにみんな咳払いして、一緒に緊
  張してしまったのかと思いますけど。今日が2回目のここでのワンマンライブ
  なんですけど、前よりは楽しくやれたらと思います。今日は初めてのことが二
  つあって…初めてコンタクトレンズを入れて唄っているんです。今までは前の
  人の顔も良く見えなかったんですが、今日は後ろの方の人も(ガラスに映る)
  自分の顔まで見えるからちょっとびっくりしています。
 3. 愛してくれなかった人達へ
 4. 夏の日
 MC 昨日、4月にリリースになるシングルのTDが終わったんですけど。唄を入れて
  バランスをとって気持ち良いようにすることなんですけど、唄入れが3日くら
  いかけて録ったんです。こんなに唄入れにかかった曲は初めてなんですけど、
  またろくな歌じゃない歌を作ったな、と思っています。
 5. 近況
 6. Rain
 7. ???(新曲)
#R&Bっぽい早いリズムの今までにないタイプの曲。パンチが効いていて格好いい曲
#でした。曲の終わり間際、お店のカウンターの方で大きな音がしたのですが、絶
#妙のタイミングで仕組んだかのようでした。
 MC (メンバー紹介)。もう一つの新しいことはこのギターです。服部祐民子オリ
  ジナルギターで、ここに名前が書いてあるんですよ。(中野さん)「普通は光
  るギターで、僕はマメですからよく磨くんですけど、服部さんは『私はあまり
  磨かないから指紋が付いても目立たないのがいい』とか言ってツヤ消しにした
  そうです」。
 8. 僕のうた
 9. GRAY SKY
 MC 「GRAY SKY」は4/21にリリースになるシングルです。これが唄入れに3日かかっ
  たきょくです。(ライブの告知。3/28南青山マンダラ、4/8パワステ、4/10TFM
  ホール)。個人的な話をしますと、パワステで井口さんという方が出演される
  のですが、私が高校時代にすごくハマったザ・ハードというバンドのボーカル
  の方で、それがすごく楽しみにしています。
10. マリア
 MC 次の曲は4月に出るシングルのカップリングで、同じく4/21に発売になります。
#カップリングなんだから発売は同じ日だと思いますが(^_^;)
11. 夢の途中
#曲の出だしは服部さんのギターから入るのですが、自分の中でのタイミングが狂っ
#たらしく、「やべぇ…だせぇ」といってやりなおします(^_^;)。

 MC (アンコール)アンコールは初めてなので緊張してしまいます。(中野さんの
  ギターのチューニングの間に大古さんに質問)ご趣味は何でしたっけ?(驚く
  大古さん)「私ですか?(笑)趣味はないですね。趣味は何ですか?」趣味で
  すか?趣味はないですね(笑)。大古さんは車を運転するんですけど、よくぶ
  つけるんですよ。駐車場で前の車のバンパーにガンって。(中野さん)「縦列
  駐車だと30度くらいハンドルをきればいいところを、大古さんは直角にきって
  前に止まっていたゴルフにゴンって(笑)」でも黙って逃げてきました(笑)。
E1. 明日

 1時間強ほどのライブでした。前回のライブがあまり良いものではなかっただけ に、今回の出来がどのようになるか心配していました。初めのうちは声が出にくい ようでしたが、後半になるにつれて、かつての声量が戻ってきたという感じでした。 オフマイクでも十分なくらいに響き渡る声が会場を包み込む反面、鋭い歌詞がスト レートに飛び込んで来る感覚でした。
 「…you were there」が聴けたのが嬉しかったですね。唄ってくれなかったら、 アンケートでリクエストするつもりでいました。アンケートでは「良かったと思う 曲」を答える設問があるのですが、3曲分のスペースを埋める曲をどれにすべきか 悩むほど良かった曲がたくさんありました。結局私は「夏の日」「近況」「Rain」 を選びました。7曲目のタイトル不明曲もバッチリ決まっていて、新たな服部さん の一面を見た気がします。
SAIL Music Laboratoryへ戻る

copyright かみと,1995