Harvest東京2daysの第1日目、稲生座の様子をお知らせします。 この日の対バンはラッセル・エドモンドというイギリス人でした。西野みきさんが 彼を見て誰だかにそっくりと言っていましたが、知らない人だったので誰だったか 忘れてしまいました(^_^;)。取り立てて書くほどのことはないかと思います(^_^;)。 お客さんは我々以外にはほとんどいないという状況でスタートしました。
 Harvestは21:10頃からでした。みきさんの衣装はスターライトホールのときと同 じ紫色のブラウスに白のスカートでした。
 1. 大きな古時計
  楽屋(?)が店の外なので(^_^;)、入り口から唄いながら入ってきます。稲生座
  は狭すぎるため、ねり歩くというほど動けなかったようです。三好さんはいき
  なりコードを間違えたりしていました。
 2. ハイキング
  こちらもノーマイクでした。私たちで占領されていたテーブル側で唄って
  くれました。
 MC 突然申し訳ないことをしてしまって…。
  京都でラジオの生放送に出演したんですが、その時も「大きな古時計」を唄い
  ました。生放送だったので間違えると修正がきかないんですよ。
 3. ここで暮らそう
  この曲からベースの吉田典正さんが参加します。
 MC 京都から来たんですけども、皆さんはいかがでしたか?検問にひっかかったり
  しませんでしたか?典正さんはこちらでは車は運転されないんですか?三好さ
  んは、ときどき飲んで運転するんですよね。三好さんは2時間ちょっとでテキー
  ラを7杯飲んで、最初は普通だったのに、車に乗ってしばらくしたら「うわー、
  吸い込まれる〜」って。
 4. Green of Eden
  大山さんのパーカッションが無いとちょっと物足りないですね。
 MC 京都を出てから滋賀県で一つライブをやって来ました。プラネタリウムだった
  ので、星の歌を唄うと星が出て月の歌を唄うと月が出るという便利なところで
  す。パンフレットにはエスニック調モンゴルサウンドと書いてあったようで、
  期待に応えないといけないかと思って、予定になかったモンゴル語の曲を唄い
  ました。
 5. ヤルゴイの花
  しみじみと唄ってくれます。
 MC 椎名さんの映画はこっちでは公開になったのでしょうか?この前やったのとは
  違うモンゴル語の曲をやろうと言ったので、三好さんが混乱していますが。日
  本語に直すと「夢の雨」という歌です。
 6. モンゴルの歌
  三好さんのチューニングが合っていなかったり、リズムが全然違ったりという
  感じで始まりましたが、唄が入る頃にはすっかり落ちついていました。
 7. 羊飼いの歌
  みきさんのピアニカが出だしから違っていてやり直します。
 MC きつねうどんってありますよね。きつねを頼むとあげが出てきて、たぬきを
  頼むと天かすが出てくるんですよね。関西ではたぬきを頼むとあんかけが
  でる、という違いは認識はしていたのですが、甲府ではきつねが無かったんで
  す。何で甲府にはきつねうどんが無いのか知っている人いませんか?
 8. 遅すぎるこの気持ち
  前半は胸に手を当てて唄うみきさんでした。ところどころ歌詞を変えて
 MC 典正さんは自分のことを無口だと思いますか、おしゃべりだと思いますか?
  (典正さん)おしゃべり。将来はしゃべったっきり老人になりたい。
  三好さんは無口かおしゃべりかって言ったら無口?私は要らないことばかり
  喋ってばかりいます。
 9. 言葉にならない
  わずかに早いテンポだったような気がします。エンディングがかなり長くなっ
  ていました。
 MC 怒ると泣く、笑うと泣く、やっかいなんですけれども、胸の中がいっぱいにな
  ると泣くんですよね。三好さんは泣くことがありますか?
  (三好さん)本当に悲しいとき1年に2、3回ウミガメのようにさめざめと泣き
  ます。
  典正さんは涙ながらにダイエットしていたそうで、7キロ痩せたんだそうです。
10. オリオンは冬の友達
  サビのメロディーが印象的で耳に残ります。「見上げた青い夜」という歌詞が
  好きです。
 MC このあいだ京都の北山通りの植物園の前で唄ったのですが、子供が集まってく
  るのに、子供は親に拉致されていくんです。そんな中でおじいさんがお賽銭を
  置いていったりして…。
11. 永遠の果実
  曲の中でメンバー紹介をします。三好さんは「偽カントリーギタリスト」と紹
  介されていました。
 MC 長くなりましたが最後の曲です。明日は吉祥寺のMANDA-LA2でライブをします。
  また会える人はいるのかしら。アンケートにも答えていってくださいね。勧誘
  の手紙を出したりはしませんから(笑)。
12. やさしい人が泣いている
  この曲での照明は最悪でした(^_^;)。みきさんの顔が赤、青、黄の3色に塗り
  分けられているかのようでした。後半ではまともになりましたが。

#ここでお店のマスターからアンコールがかかります。私たちも当然アンコール。

 MC リクエストがあったらお応えします。
  「ぶどう売りの少女」
  それは無理だ。難しいんですよ。最近とんでもないことがありました。三好さ
  んがカントリーバンドでギターを弾いていて、ステージでウクレレを無造作に
  置いていった君(三好さん)が悪いと思うのですが、京都のベースの100キロ
  級の森さんが踏み抜きまして…。
E1. やすらぎの砂漠
  例によって手拍子で始まります。吉田典正さんはほとんど打ち合わせ無しで弾
  いていた、ということです(^_^;)。後半の盛り上がりは圧巻でした。
 MC もしよかったらもう1曲聴いて下さい。ここへ来るとこれを唄いたくなるんで
  す。モンゴルの人のことを考えて作ったのですが、これを唄うとここを思い出
  します。懐かしい場所とか人とかどんどん増えてくる気がします。思い出が増
  えてくるからかなぁ。
E2. なつかしい人
  とてもゆったりとした気分になります。ちょっと危なっかしいところはありま
  したが、ライブの最後にふさわしい曲ですね。

 ステージは約75分と異例の長さだったと思います。東京でのライブでもっとも長 いものだったでしょう。
 感想ですが、どうもしっくりこない一夜でした。演奏のミスがちょっと目立ちす ぎだったからかもしれません。みきさんの声は少し鼻にかかっていました。稲生座 ならではのあたたかい雰囲気もあって、ライブと言うよりも、ただ気の合う仲間が 集まっている空間という感じでした。
 終了後はいつものように雑談となるのですが、きつねうどんや東京のお土産につ いての話題が出ていました。甲府では服が安かったので衣装を買ったそうです。
#自分の本名や峠恵子さん、相馬裕子さんの名前のモンゴル語を色紙に書いてもらっ
#て、皆から呆れられていた某氏、という光景もありましたね(^_^;)。
 初級モンゴル語講座みたいな雰囲気もありました。
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copyright かみと,1995