今週もまた名古屋の栄にある日産ギャラリーに出演するという事で、仕事を休ん で見に行ってきました。結論から言えば「精神力の消費分を埋め合わせられなかっ た」という感じで、無理して行くことはなかったかもしれません。
 15:20〜16:00までの「NORINORIあふたぁぬーん」という番組で、司会がタクマさ ん、アシスタントが奈良まなみさんでした。放送スタッフは50分くらい前に来まし たが、例によって五味Chanらは始まる寸前になって現れました。今回は名古屋に泊 まりらしく、熊懐さんの他に杉村さんもいらっしゃっていました。すぐにステージ 横のミキシングルームに入ってしまわれましたが、熊懐さんが何度か出てこられた ので、軽く会釈をしておきました。
 この日もお客さんは年齢層が高く、一般の買い物中(?)おじいさんおばあさんに 混じっていた五味Chanファンらしい人でも40代近いのではないかという客層でした。 唄のリハーサルは無し。放送直前になってスタッフから「地下街はビデオ撮影禁止 ですので」と言われ、先週とはまた違った理由で撮影を止めさせられました。全然 納得できないのですが、スタッフの相手をするほどの暇はなかったので、素直に従 いました。今後五味Chanが日産ギャラリーに出演する事があっても、私はもう行く ことは無いかもしれません。

 放送の方は着々と進んでいて、「五千円札の富士山の絵は、今話題の上九一色村 から見たもの?」とか「十円玉には雄と雌の鳳凰が描かれているが、両方とも雌の ものがある?」といった雑学の話題をしていました。中継としてときどきO.A.され るらしく、ずっとお客さんとの雑談みたいになっていて、どこからどこまでO.A.だっ たのかわかりません。
 五味Chanは番組中盤に出演しました。取り立てて書く事はありませんが、赤と黒 のアロハシャツっぽい長めの上着を着ていました(よく憶えていないので、後から 写真で確認します)。「僕だけのピンナップガール」を唄ってあっけなく終わって しまいました。
 番組終了後には五味Chanのテレカが当たるクイズをしていました。放送をよく聴 いていないとわからない問題なのですが、さすがに常連さんはそういう所を中心に 聴いているようです。3問中1問は五味Chanに関する問題で、「僕だけのピンナッ プガール」は何月をテーマにした曲でしょう?というものでした(ちなみにこれが 一番簡単な問題でした)。
 お客さんがはけたところで五味Chanらが出てきましたが、すぐに次の場所へ向か われました。杉村さんに会釈したものの、特に相手にしてもらえませんでした。 ということで、いろいろと訊こうと思っていた疑問は何も解決されていません。

 そのまま「ミックスパイください」の放送の様子を眺めるためにCBCへと歩いて 行きました。CBCに行ってもファンらしい人は見あたりませんでした。外からスタ ジオの様子がチラッと見えるのですが、スモークのかかったガラス張りで、しかも 外の方が明るかったので、ほとんど見えませんでした。外に向けたテレビのモニター があったのですが、それすらよく見えない状況でした。スタジオの様子を見に来て いる人は4〜5人といったところでした。
 放送が始まり、司会者をよく見たら遠野舞子さんでした。なるほどそういう関係 だったのか、と納得しつつ放送が進行していきます。途中に岐阜の各務原から中継 があって、もしかして五味Chanはそっちに行ったのかと心配していました。その後 赤ちゃんコンテストといったコーナーがあって、そこで五味Chanが「赤ちゃん評論 家」として紹介されます(^_^;)。この時点で五味Chanがスタジオにいる事がやっと 確認できました。遠野舞子さんが「師」と仰いでいる五味Chanとの会話は、なかな か貴重な物があります。五味Chanも「他の歌手によっては期待外れの事も多いんで すけど、舞子ちゃんはそんなことはない。お世辞だけど」と笑いをとっていました。 赤ちゃんのコンテストのコーナーということで「赤ちゃんは欲しいですか?」とい う質問をされていましたが「今はいらないけど弟のお嫁さんが8ヶ月で」と言って いました。遠野舞子さんも「ああ、智也ね」と言ってましたが、智也さんを知って いるとは遠野舞子さんも侮れません(^_^;)。その後の話で「弟の結婚式で音楽を任 される事になったんですが、琴の音とかは嫌なので全部洋楽にしようかなと思って います」とのこと。さすがヤンキー智也さん、順番がバラバラです(^_^;)。という ことで、秋には五味Chanもオバサンになっていることでしょう。
 「父の日には何かプレゼントするんですか?」と訊かれ「いつも洋服を贈ってい るんです。父の名前が建三なんでKENZOだけど分かってないみたい」だそうです。 呉服屋さんが必ずしも衣料関係全般に詳しいとは限らない?(まぁあの親父さんあっ ての五味Chanと智也さんという感じで、ロックスピリッツを感じさせる人なんです よね。かつてエプロンして焼鳥を作っている姿など、かなり決まっていました)
 「ミックスパイください」では特に唄もなく、そのまま終了、すぐにタクシーに 乗ってどこかへ行かれました。岐阜放送だったのかもしれませんが、定かではあり ません。
 と、こんな感じで満たされないところが多く、京都でライブを見て心を落ちつけ ようかとも思いましたが、こんな精神状態で良い音楽を汚したくないと思い、その まま帰ってきました。 教訓:期待しすぎてはいけない。
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copyright かみと,1995