1995/06/17 小林清美@ラフォーレミュージアム飯倉500

曲順

  1. ACROSS MY MEMORIES〜季節の向こうへ〜
  2. 会いたくて
  3. どんな強い風の中でも
  4. 少しの雨なら濡れてみよう

内容

 東芝クリスタルグランドクロスというスキー大会の打ち上げイベントに、イベン トテーマ曲「ACROSS MY MEMORIES〜季節の向こうへ〜」を唄う小林清美さんが出演 するということで行ってきました。

 FC経由で参加申し込みをしていたのですが、今売りのFMステーションには「ス キーヤーのみ」と書いてあり、一体どういう雰囲気になるのか多少の不安がありま した。開場30分くらい前に着いて待っていましたが、他に参加者が来る様子があり ません。ガラスの向こうの様子を見ても、数人のスタッフがときどき見えるだけで、 本当にここなのだろうか、という不安がよぎります。そのうち小林清美さんのリハー サルの音が聴こえ、ポスターなどが張られて、やっと一安心でした。
 あまりにも人が来ないのでしばらく入りそびれていましたが、ちらほら現れた人 が中のロビーで待っているのを見て、意を決して受付へと向かいました。受付には 「来賓」「一般」があり、「一般」の所へ行って「小林清美さんの事務所に入れて もらうようにお願いしていたのですが…」と言うと、そのスタッフは聞いていなかっ たらしく、別のスタッフに相談しに行ってました。しばらくして「来賓の方へどう ぞ」…何だか様子がおかしくなってきました(^_^;)。とりあえず台帳に名前を書い たところで(肩書きは書けない(^_^;))、スタッフが名札(バッジ)を渡そうとし て「どちらでしょう?」と訊いてきました。そこには「VIP」と「PRESS」の2種類 のバッジしかなく、PRESSではないだろうということでVIPのバッジをもらいました。
 開場までさらに待たされたのですが、渡されたパンフレットなどによると、東芝 クリスタルグランドクロスというのは学生のスキー大会だったようです(^_^;)。そ んなわけで学生が続々とやってきました。今の時期に色黒な人が人が多いので、ス キーヤーなのだ、と納得。学生らは「一般」の受付でパーティーのお金を払ってい たのですが、我々は「来賓」扱いになってしまったため、お金を払う機会がありま せんでした(^_^;)。事務所の社長の瀬戸さんが現れて、会場内に消えていったのも この頃でした。
 ちょっと遅れて開場となりました。中にはいくつかのテーブルと椅子が用意して あり、「プレス」「来賓」と書かれた札のあるテーブルもあったのですが、ずっと 場違いだと思っていたので、なかなか席に座らずにいました。そもそもテーブルが 予想以上に足りなかったらしく、スタッフが椅子やテーブルをあわてて用意してま した。結構広いスペースで、台形(三角形?)の隅にステージが作ってありました。 左手にはスキーウェアや板などが並べられていて、その手前にはアサヒビールの コーナー、後ろにはバイキング形式の食事が用意されていました。参加者は50人前 後といったところではなかったかと思います。スタッフ以外はスポーツ用品関係者 や雑誌関係、それ以外は選手ばかりで、小林清美さんのステージを見るために潜り 込んでいる人など他にいません(^_^;)。

 しばらくして暗転し司会者が登場しました。司会はフジテレビの木幡美子アナで した(フジテレビは後援)。すぐに小林清美さんとスキーヤーの伊藤さん(?)がス テージに呼ばれ挨拶をします。今日の清美さんは、渋谷公園通り劇場の時の衣装に 似た感じで、襟の大きなノースリーブのワンピース風で、その下には白いズボンを はいていました。挨拶が終わるとしばらく談笑タイムとなりました。側に社長の 瀬戸さんがいらっしゃったので「VIP扱いになって入場料を払っていないのですが」 と言ったところ「事務所のビデオ班ということでいいじゃない」とおっしゃって下 さいました(^_^;)。そんなこともあり、気合いを入れて撮影しなくてはならなくな りました(^_^;)。
 続いては大会の表彰式に移ります。プレゼンターとして清美さんと伊藤さんが登 場し、特に滞りもなく表彰が進みます。ちなみに商品は東芝製品のレンジなど大物 が多かったですね。表彰者の写真を撮るふりをして清美さんの写真ばかり撮ってい ました(当然!)。
 その後はスキーウェアのニューモデルファッションショーでした。特に書くこと はありませんが、さすがにスキー大会だけあって、ピッチリした空気抵抗を考慮し たような物までありました。

 さて、いよいよ清美さんの唄のステージです。木幡アナに紹介されて登場します。
1. ACROSS MY MEMORIES〜季節の向こうへ〜
この唄を生で聴くのは初めてでした。元気良くリズムに乗って唄ってくれます。 音程的に不安なところはありましたが、そこは元気さでカバー。
MC (木幡アナとのやりとり)
「ご自身でもスキーはされるのですか?」という質問に対して「皆さんのよう には滑れませんけど、すこしは…。このイベントでスタッフの方に教えてもらっ て…」と答える清美さん。ちゃんと木幡アナの話が聞こえているようで、そう いうところからも落ち着いている感じがわかります。
2. 会いたくて
ファルセットがまだ弱い気がしますが、イベントで唄い込んでいる曲だけに、 以前よりもずっと安定していています。ちょっと力が入りすぎているかもしれ ません。このままだと聴いている方が疲れてしまうので、力を抜くところのメ リハリがあれば、もっと良くなると思います。
3. どんな強い風の中でも
前の曲に比べAメロの辺りの力加減がちょうど良い感じで、とても良い出来だっ たと思います。丁寧に唄っている感じが伝わってきます。
MC このイベントで何度か見に行ったのですが、堂々と滑っているのを見て日頃の 練習量というのがすごいんだな、と感じたんですが。同じチームでなくても、 違うチームの人に同じように声援をおくっているのを見て、私は心を打たれた んですが。
4. 少しの雨なら濡れてみよう
今日最後の曲はこの曲でした。大きなミスもなく安定した唄を聴くと、清美さ んの成長ぶりをうかがえます。
MC (木幡アナとのやりとり)
簡単なインタビューでした。「これからレコーディングに入る」「作曲もして いる」といった内容。

 清美さんのステージが終わったところで「次があるので」と瀬戸さんが退場。
 しばらく時間があった後で参加者に対する抽選会がありました。清美さんがプレ ゼンターでした。参加者の1/4程度の人が何かしらの賞品をもらっていたようです。 中にはビデオデッキなどもありました。やっと福永さんを捕まえて、入場料の件を 話したら「ラッキーだったじゃない」と言われてしまいました(^_^;)。
 大会関係者の固い挨拶(来年からは企画運営が株式会社フジエイトから替わるそ うです…といってもあまり関係ない話(^_^;))で終了となりました。ロビーの所で お土産を配っていました。やはりスキー用品でした(^_^;)。

 そのままロビーで待っていると、清美さんが中で関係者に挨拶をしていました。 その相手を良く見ると、清美さんのバースデーライブの時に私たちの前に座ってい た人でした。挨拶している途中でこちらに気付いた清美さんが手を振ったりしてい ました。一通り挨拶を終えた清美さんはピョコピョコこちらに走って来ました。話 をしていると福永さんも来られて、清美さんのプロフィールが読者から問い合わせ られていたFMステーションの話などをしていました。投稿者が我々の知り合いかと 聞いてくる清美さん(^_^;)。あのコーナーはダイヤモンド社から委託されたところ が作っているそうで、随分前に事務所に問い合わせがあったそうですが、今載って いることはご存じなかったようです。しばらくはレコーディングで会えません。


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copyright かみと,1995