まずは7/22の青森ASIA(エイシア)から。ここは昨年6/25にLaLaさんが出演して いて、私が訪れるのは2回目になります。バイキング形式の料理とカクテルなどの 飲物が\3,000-でフリーになっているうえ、五味Chanの唄まで聴けてしまうのです から行かない訳にはいきません(^_^;)。
 昨年のLaLaさんは比較的早めに会場入りしていたので、五味Chanも早く来るだろ うと予想して、朝の飛行機で青森に行く事にしました。ところが五味Chanは現れま せんでした。納得できないまま青森に着いたのは昼前で、とりあえず会場まで行っ てみました。お店の前にはチラシが張ってあって、五味Chanの出演は間違いない事 を確認して一安心。中には従業員もほとんどいない感じで、準備はまだまだ、当然 五味Chanもいませんでした。
 この日の青森はとても良い天気で、昼間には電光掲示板が27度を示していました。 昨年青森でLaLaさんを一緒に見た弘前に住む友人と15時に青森駅で待ち合わせして いたので、それまで青森の町の中をうろうろしていましたが、時折吹いてくる海か らの風が心地よかったです。友人とも無事に再会し、二人で港の方に行ってしばら く時間をつぶしていました。潮友人に『Vacation Map』を聴かせているときに気付 いたのですが、ジャケットの写真とケースの写真がつながっているんですね(^_^;)。 歌詞カードを入れたまま広げて裏を見ることが無かったため、全然分かりませんで した。
 開場が17時だったので16時を回った頃に再び会場へ行ってみました。PAのチェッ クなどをしていましたが、まだ五味Chanはいないようです。そのまま待つことにし ました。16:50頃五味Chanと杉村さんが現れました。杉村さんが私たちに気付いて 五味Chanに教えていましたが、う まく伝わらなかったようで、すぐに店内に入って行ってしまいました。店の中に入っ たところでやっと気付いたようで、サングラスをかけた五味Chanがこちらを見て微 笑んでいました。
 17:05からリハーサルが始まりました。

R1. エイプリルフール

今日も調子はよさそうです。5分ほどでリハーサルは終了しました。
 少しずつお客さんが集まってきましたが、若い人達よりも40代くらいの女性が多 かった気がします。
 結局開場は18時になってしまい、入るとすぐにパーティーが始まりました。司会 のお姉さんが何か喋っていましたが、お客さんは食べ物と自分達の話に夢中という 感じでした。
#前回の使い回し(^_^;)。少しだけ位置が変わっていました。

 座る場所は指定されていたので選びようがなかったのですが、急に2人から3人 に増えた事もあってか、図中"◎"の位置に座らされました。しかも当日料金だった のでちょっと不満がありましたが、入れないよりはましだと思い妥協しました。こ の会場で、ワイヤレスマイクを手に会場の中を歩きながら唄うことになります。中 央の仕切が高いため、五味Chanが反対側に行くと全く見えなくなりますが、仕切の 上にスタンバイしたカメラマンの映像が、マルチビジョンやいくつかあるモニター に映し出されるので、普通のお客さんはそれで満足しています。
 19時を過ぎたところで五味Chanの1回目のステージが始まりました。
司会(以下司):たいへんお待たせいたしました。ただ今からステージタイムに移
  ります。今日のお客様はシンガーソングライターの五味美保さんです。五味さ
  んは大変たくさんのアイドルの方や声優の方に楽曲を提供する傍ら、ご自分で
  も歌を唄って、こういったステージに立っていらっしゃいます。とても素敵な
  五味さんのステージ、早速いってまいりましょう。それでは五味美保さんで
  「エイプリルフール」。どうぞ。

 1. エイプリルフール
  お客さんに握手を求められて、それに笑顔で応えます。五味Chanは緑色のニッ
  トのタンクトップ、ジーンズのショートパンツ、兎の首飾り、サングラスを頭
  の上にしていました。

五味Chan(以下M):(曲中)こんばんは、五味美保です。今日はよろしくお願い
  します。
M:(曲中)おいしいですか?お料理は。私もおなかがすいちゃって、いいなぁな
  んて思っています。

M:続いて私五味美保の、どうもどうも…(笑)、15枚目のシングル「僕だけのピン
  ナップガール」を聴いて下さい。

 2. 僕だけのピンナップガール
  客席を一回りします。あちこちから手を振られたり、握手を求められたりして
  います。

M:(曲中、カラオケルームAに向かって)カラオケも唄って下さいね。どうもこ
  んにちは。
M:どうもありがとうございました。
司:はい。どうもこんばんは。
M:こんばんは。
司:いやあ、ほんとスラッとしてる。
M:いや、最近腰がね、寸胴になってきちゃって(笑)。
司:何を言っているんですか。そんなことない。五味さんが出てきた瞬間、この
  ホールがパーッと明るくなったような感じがして…。
M:私、背が165.5あるんですけど…
司:わぁ、高いですね。モデルさんみたい。
M:いやいや、中学の時にバレーボールやっていたんですよ。でね、1年間に10
  センチ伸びたことがあるの。1年と2年の間に(仕切の両側の客席に向かって
  行ったり来たりしながら話していました)。
司:さっきから気にされているようですが、まずこっち(客席1側)から。
M:それからどんどん伸びちゃって、このまま身長が止まんなくなったらどうしよ
  うと思って…。でも最近止まってしまいました(笑)。
司:なるほど。まず冒頭に唄っていただいた曲が「エイプリルフール」という曲。
M:そうです。
司:そして今の曲が「僕だけのピンナップガール」。なんか「エイプリルフール」
  に「ピンナップガール」に季節の流れみたいなものを感じるんですけど。
M:エイプリルフールは4月1日ですよね。あのう、7月1日に出た私のアルバム
  『Vacation Map』が、4月をテーマにした「エイプリルフール」っていう曲か
  ら始まって、5月6月7月…って3月まで。1年間聴いて欲しいっていうカレ
  ンダー形式のアルバムを作ったんですよ。「エイプリルフール」って曲は「妊
  娠しちゃった」っていう歌なんですね。
司:そうでした?
M:ご出産の経験は…おありですよね?(いきなりお客さんに振る五味Chan)
お客さん:無いです。
M:無いんですか、失礼しました。私ももちろん無いんですけど、今年25なので
  友達とかがみんな子供をだんだん産むようになってきて、それで、子供が出来
  ちゃったんだけど、彼氏にどうやって伝えたらいいだろうっていう、そういう
  歌を作ったんです。
司:でも、いろんな言葉で飾られているから、モロにっていう感じじゃ無くて、爽
  やかな感じですよね。
M:歌詞の中で「妊娠しちゃったの」っていう歌詞は、ちょっと退けますよね。
司:そうですよね。とても綺麗にくるんで唄っちゃって、爽やかにするのが五味さ
  んの魅力、っていう感じですよね。
M:ああ、嬉しいですね。
司:皆さんもう一度見て欲しいんですけど、五味さんのお顔、モニターにも映って
  ますけどね…
M:(マルチビジョンに向かってピースサインしてました(^_^;))
司:そしてこのスラッとしたナチュラルな感じの服装でね、夏っぽい感じがしてと
  ても素敵。
M:もうね、東京は湿度が高くって…今日青森に着いたんですけど、青森も今日は
  どっちかって言うと湿度高い方じゃないですか?
司:どうでしょう?訊いてみましょうか。どうですか?今日の青森の気候は?
お客さん:暑いです。
M:昨日とかはどうでした?
お客さん:もっと暑かった。
M:もっと暑かったんですか。東京なんてね、外歩けない…。だって湿度で真っ白
  なの、街歩いていると。もう、ウダウダウダウダしちゃうっていうか。
司:そういう時にね、五味さんの7月1日に出たアルバムを聴いていただけると、
  爽やかになるかなっていう感じですか?
M:ぜひ、聴いて下さい。
司:もう一度題名をお願いします。アルバムの。
M:『Vacation Map』!!
司:『Vacation Map』。横文字に慣れていない方々もいると思いますが、日本語で…
M:えー、どうやって言うの?(笑)バケーションの地図。
司:バケーションの地図。涼しい爽やかな気持ちにひたってください。
M:ぜひ聴いて下さい。
司:さて、次の曲、お願いします。
M:次の曲はですね、6月をテーマにした「雨のSunday」という曲を聴いて欲しい
  と思います。
司:みなさんどうぞ、拍手でお願いします。

 3. 雨のSunday
  最近特に気に入っている1曲です。6月が過ぎてしまったので、もう聴けない
  かと思っていました。コーラスは入っていませんでした。

M:どうもありがとうございます。何が美味しいですか?何が美味しいかな?私が
  見たところはこの酢豚が美味しそうだな、なんて思っているのですが。続いて
  「まだ電話を電話を切らないで」を聴いて下さい。

 4. まだ電話を切らないで

M:どうもありがとうございました。今年の5月でデビュー6周年を迎えて、頑張っ
  て来ました。いろいろキャンペーンでいろんな街を回るんですけど、何と青森
  が今日は生まれて初めて。親戚の人でもいたらね、来る事があったんでしょう
  けど、本当に初めてなんで。私はこの青森を…「雨を見たかい」って歌を知っ
  ていますか?ラーララ(唄い出したところで次の曲のイントロが出てきます)
  歌が始まってしまったんで、続きはまた後ということで。夏にぴったりの歌で
  す。「渚に舞う思い」を聴いて下さい。

 5. 渚に舞う思い
  しっとりと唄いあげる感じでした。一番最後の部分のメロディーをちょっとだ
  け変えていました。

M:どうもありがとうございました。さっき青森の話をしていたら曲が始まっちゃっ
  たんで、続き喋っていいですか?
司:どうぞ。
M:「雨を見たかい」って歌があって、I'll know have you ever seen the rain…っ
  ていう歌があるんですけど、たしかCCRかなんかの歌かな?
司:'60年代…
M:'60年代ですね。このイメージを青森っていう街に思ったんですよね。で、空
  港からここに来るまで車で来たんですけど、緑がずっと、車で走っていて、そ
  の歌が頭の中で流れてたんですけど。
司:なんか、そんなカッコイイ歌がね、青森のイメージと言われて、青森の人は結
  構嬉しいんじゃないかなって思うんですけど。
M:えーとね、東北の方だと山形とかはよく行くんですよ、仕事で。で山形の緑と
  青森の緑って違うなぁって思ったんですよね。
司:どんな風に?
M:あのね、山形の緑は黄緑と緑が半々くらいなのね。(お客さんと目が合って)
  あはっ、最初に目が合った彼です(笑)。で、青森の緑は濃〜い緑なの。分かり
  ます?この違い。
#どちらかと言えば北には針葉樹が多く、南には広葉樹が多いためでしょうね。同
#じ東北でも北と南とでは微妙に山の形も違います。南の方ほど比較的なだらかな
#山が多いですね。
司:へぇ、さすがアーティストは言うことが違うって感じしません?
M:そこがすごく違うなぁって思って。濃い緑だから気分が落ち着くんですよね。
司:なるほどね。落ち着くと言えば、今の3曲も落ち着いている感じの、でも切な
  い思いが…っていう感じの曲ですごく良かったんですけど。この曲もアルバム
  で聴けるんですか。
M:そうです。入ってます。
司:私は特に2曲目の…うんと、3曲目かな全部で。「電話を切らないで」ってい
  う、なんか「ああっ」っていう感じしましたけどね。
M:恋人のいる人は経験があると思うけど、もっと喋っていたいけど…っていう電
  話のエピソードを詩にして…。
司:なるほどね。ところで五味さんはいろんな方に歌を作ってさしあげているんで
  すね。
M:そうですね、最近だとね、TARAKOさんとか。TARAKOさんはちびまる子ちゃんの
  声とかで…。で、童謡とかを書いて。
司:あ、そうなんだ。あと声優さんとかに…。
M:あっ、緒方恵美さんって言って幽遊白書(字はこれでいいんでしたっけ(^_^;))
  という…。
司:幽遊白書、お子さんが見ていらっしゃるのではないかと思いますけどね。
M:あとはセーラームーン?
司:セーラームーンは皆さん知ってらっしゃる…
M:ウラヌスっていうショートカットの女の子の声を出している緒方恵美さんの曲
  とか書いてます。
司:すごいですね。曲も作って、そしてご自分でもこうして唄っちゃう。
M:女性アーティストが多いんですよね、曲は。だから男性のもね、これから挑戦
  していきたいなって思っているんですけれども。
司:これからそういう機会にどんどん恵まれて…
M:はい、頑張っていきたいと思います。
司:もっともっと喋っていたいんですけれど、そろそろ最後の曲ということで。
M:はい。実は私は弟が一人いるんですけれども、21歳なんですけど、私より先に
  結婚してしまいました。
司:21歳で結婚!
M:姉を差し置いて結婚してしまったんですが…。
司:おめでとうと言っていいのか何と言っていいのか分からないですけど。
M:まあ、あのう「出来ちゃった結婚」ってやつですか(笑)。
司:あららら。
M:失礼しました(笑)。
司:気をつけて下さいね。皆さんもね。
M:結婚式でも唄ったんですけど、アルバムのラストの曲でもあって、弟の結婚式
  でも唄った思い出の歌になったんですけど、「あの日の地図」という歌を聴い
  てもらいたいと思います。
司:はい。皆さんお酒を飲みながら、ゆっくり聴いていただきたいと思います。ど

 6. あの日の地図
  この曲を結婚式で唄うというのもすごい気がします。身内でないとちょっと抵
  抗がありそうですね(^_^;)。後悔までは行かないものの、今の自分とは違う自
  分を想像する歌であり、離れている家族のやさしさを唄っている歌であり…。

M:どうもありがとうございました。楽しい週末を過ごして下さい。どうもありが
  とうございました。

 ここで1ステージ目が終わりです。約40分でした。一人でのMCもあり、聴いてい る方としては十分満足のいく出来でした。「あの日の地図」を聴けたのは嬉しかっ たですね。5曲目まではアルバムの曲順通りだったので、アルバムを聴き続けてい る者にとっては、とてもすんなりと楽しむことが出来ました。

 続いて2ステージ目です。

 ビンゴ大会の最後の賞品のホットプレートを持って登場した五味Chan、ビンゴに なった人が3人いて、その3人が一緒に五味Chanとじゃんけんすることになりまし た。1回目は五味Chanが見事に全員に負けてしまい2回目ですんなり決まりました。
 そしてこのまま次のステージが始まります。司会者が五味Chanを紹介している間、 照明が当たっていなかったのですが、こちらにピースサインを送っていました。
 五味Chanの衣装はジーンズに赤い花がらのシャツでした。

司:えー、それでは五味さんのステージ、第1曲目は「エイプリルフール」です。
M:おねがいします。イェーイ、飲んでますか?ビール飲んでますね。
司:五味さん!まだ時間が早いんでおしゃべりしましょう。
M:あら?!
司:皆さんこうして来て下さっているんですから、五味さんのこれからのスケジュー
  ルとか、また、出す曲の予定とかそういうものがありましたら、ぜひここでPR
  して…。
M:えーと、7月1日に『Vacation Map』というアルバムを出しました。
司:出しました。
M:このアルバムを中心に今日は歌を唄っているんですけれども、10月にシングル
  が予定されてます。
司:10月に五味さんシングルを出します。その曲はどんな感じの?
M:今作っている最中なんですけど。
司:作っている最中なんだ、へぇー。
M:ちょっとね、明るい感じの歌にしようかなと思って。
司:なるほどね。あと五味さんは最近ね、CMの曲も唄ってるって聞いたんですけど。
M:サッポロレモンスカッシュの 飲んでね飲んでねレスカは…(歓声が上がる)
  ほんと?
司:のってけのってけ、って昔ありましたよね。
M:そうそう。ゴールデンハーフも唄っていたらしいんですけれども、元々は
  アストロノウツの「MOVIN'」っていう曲を。あれはカバー曲で、レモンスカッ
  シュのCMで流れています。
司:みんなも聴いたことがあるという。
M:うん、あんがいね、リズム感のいい歌なんで。
司:あれってたしか、ギターがテケテケテケテケって入っているやつ?
M:あのね、「MOVIN'」の方は聴いていないんですけど…
司:あ、そうなんですか。
M:でも私の方のそのサッポロレモンスカッシュの方は、今流行のジャングルビート。
司:ジャングルビート知ってます?知ってます?
M:知ってる?
司:ジャングルビート、今流行っているという。私もよく知りませんけども(笑)。
  なんか最近、浜ちゃんが唄っているんですよね。
M:あ、唄ってますね。
司:そういう感じの歌詞ですか?
M:はい、とってもノリの良い。
司:CMは絶対皆さん見ているはずですよね。
M:そうですね。
司:見てますか?あとはFMで番組を持っているって聞いたんですけど。
M:残念ながら青森の方では…(『Vacation Map』を手渡す男登場(^_^;))どうも
  ありがとう。
司:おっと、CDが。
M:CD発売されているんで聴いて下さい。
司:ではCDも来たところで、早速第2ステージ1曲目「エイプリルフール」。皆さ
  んどうぞ聴いて下さい。

 1. エイプリルフール

M:どうもありがとうございました。(右肩の辺りを見ながら)蚊に刺されちゃっ
  た(笑)。すごいかゆい。続いて「僕のわすれもの」という歌を聴いて下さい。
  「STAND BY ME」を意識して作った歌です。

 2. 僕のわすれもの

M:どうもありがとうございました。
#お客さんの一人がかゆみ止めの薬を五味Chanの腕にぬります。
M:ありがとうございます。かゆみ止めぬってもらってしまいました。すごい気持
  ちいいです。ありがとうございます。どうもありがとうございました。
司:はい、ご苦労さまでした。なんか、あ、結構腫れちゃってますね、でもやさし
  いお母さんのおかげで(笑)、ねぇ。
M:昔っからすごく蚊に刺されやすくって…。
司:ありますよね、そういう人ね。
M:私B型なんですけど、B型の方で…あ、蚊に刺されやすいですか?B型?
  それで蜂とかにもよく刺されるんですよ。
司:へぇー、蜂に刺されたことあるんですか?
M:何度もあります。
司:何度もあるんですか。かわいそう。
M:寄って来るんですよ。
司:悪い虫が寄ってくるという五味美保さんでらっしゃいますけども。なんか2曲
  とも、やっぱりチクッとくる…。
M:チクッと。
司:今の歌は卒業とか言っていましたけれども。
M:そうそう、これは14枚目…くらいの(笑)シングルなんですけれども、卒業を…
  学校を卒業だけじゃなくて、例えばOLをやっていた女性が結婚することによっ
  てOLを卒業するとか、いろんな意味での卒業をテーマにした歌なんですよ。
司:なるほど人生唄っていますね、爽やかな顔して、もう。さて次の曲は?
M:次の曲はですね(笑)…(後ろの曲順表をチェック)。そう、「街の灯り」これ
  はですね、前に島田紳助さんのやっていたNHKの番組で流れた私の歌なんです
  けど。これは15年くらい前に堺正章さんが大ヒットを飛ばした「街の灯り」と
  いう歌なんです。
司:じゃあ、ここにいるいらっしゃる方も、知っている方いらっしゃるかもしれま
  せんね。
M:知っている人たくさんいらっしゃると思います。それをカバーでシングルで出
  した歌なんですけれども。
司:堺正章さんの「街の灯り」とはまた違った、五味さんの味が出ているっていう
  感じかなぁ。
M:'90年代の「街の灯り」っていう感じかもしれない。
司:なるほど。じゃ早速お願いします。
M:(「僕のわすれもの」のイントロが流れて)これはさっき唄いましたね。
司:えーと、たまにはこういうこともあるんですよね。
M:カセットテープがあり…あ、ほんとに?それじゃあ…。
司:じゃ、とりあえずここでおしゃべりでもしていますか。
M:じゃあねぇ…私最近引っ越しをしたんですけれども。
司:なんかさっき言ってましたね。4月に引っ越ししたんだそうです、五味さんは。
M:最初ね、6畳一間のワンルームマンションに住んでて。
司:でもマンションに住んでた。
M:ま、一応(笑)。で、すんごい狭くって…。
司:6畳は狭いですよね。
M:だから友達も遊びに来れないし、たまに泊まりにきても、一つのベッドに女の
  子二人で寝る状態になるんですよ。彼だったらいいんですけどね。
司:彼だったらいいけど、女二人で寝てもなんともないという(笑)。
M:やっと最近ちょっと広いところに引っ越して、念願のお魚を飼い始めたんです。
司:お魚ってその辺にもバタバタ泳いでますよ。
M:あのね、なんていうかな、最近流行りのマリンなんとかっていう。
司:アクアリウム?
M:アクアリウムって言うんですか?メダカとかね、カージナルテトラとか、そう
  いうお魚を飼い始めて。
司:あのすみません。お魚とかいうから、金魚とかフナとかそういうものかと思っ
  ていました(笑)。
M:私はそういうの全部お魚って呼んじゃうの(笑)。
司:どうですか、家の中にお魚がいる気分は。
M:あのね、やっぱりね。ちっちゃいものだけども心臓、動いている心臓がいっぱ
  いあるっていう感覚?だから帰ってきても寂しくない。
司:ただいま、なんて言っちゃうんだ。
M:言っちゃいますね。
司:可愛いですね。
M:餌をあげるときがすごく楽しみで。
司:ふーん、なるほどね。じゃ、そういう優しい気持ちを込めて「街の灯り」お願
  いします。

 3. 街の灯り

M:どうもありがとうございました。今日、東京から青森に来て、今日は青森に泊
  まろうと思っていたのに、明日小樽に行かなきゃいけない(「もう愛をはなさ
  ない」のカラオケが流れます)。「もう愛をはなさない」です

 4. もう愛をはなさない

M:どうもありがとうございました。また話が途中になってしまいましたが、明日
  小樽っていうか(「心のベル」のカラオケが流れます)、今日の夜ブルートレ
  インに乗って小樽に行かなきゃいけなくなっちゃったんですね。それでは
  「心のベル」聴いて下さい。

 5. 心のベル

M:どうもありがとうございました。
司:Callingですか、憶えちゃいました。
M:今なんて言ったの?
司:「Calling」って言ったの?
M:「Call me」。
司:あ、「Call me」…。私英語ダメなんですよ(笑)。
M:私もです(笑)。全然ダメ。
司:なのに歌詞に英語を使ってしまう。
M:電話をテーマにして作ったんですけど。
司:すごく耳にサビが残る、そういう曲ですね。そういう経験あるんですか?
M:いっぱいあります(笑)。なんかさ、恋人同士って電話って必需品じゃないです
  か。で、別れちゃったりすると電話がかかってこなくなるんだけど、かかって
  来るんじゃないかなってつい待ってしまう、ありがちな話ですよ。
司:そういった経験をお持ちでいらっしゃる方は、この会場にいる方はほとんどだ
  と思いますけどね。
M:そうですね。
司:そういう女の子の気持ちを…。
M:唄いました。
司:結構ね、ここでさっきからモニター見てると、蚊に刺されたところ、かゆいと
  ころがわかる感じ。なんかねぇ、大丈夫ですか?
M:大丈夫です。
司:あまり掻かない方がいいですよ。
M:バッテンつけちゃおうかな(笑)。
司:ここですって。なんか皆さんもね、食べながら飲みながら、耳だけはダンボ状
  態って感じで。
M:なんかほんと美味しそう。私お酒があんまりダメなんですけど、さっきから彼
  が飲んでる、茶色?赤?これなんていうお酒ですか?
お客さん:ファーストキッスっていうんですけど。
M:ファーストキッス?
司:あらまぁ。
M:かっちょいい!
司:いつですか?ファーストキスは?
M:十…だって(笑)憶えてないな(笑)
司:憶えてないだって、そんな(笑)
M:甘いのかな?ファーストキッスっていうお酒は。甘いんだ。甘いのダメなんだ
  よな。
司:だからこんなに細いんだ。
M:でもね、チョコレートとかは好きですよ。なんて言うかな、量が食べられない。
  ケーキとか三つ四つ平気で食べちゃう子がいるけど…。
司:私、はーい。
M:何食べれるんですか?
司:美味しいですよね、ケーキね。何個食べられます?あ、1個だけだって(笑)。
M:なんか、胸ヤケしません?食べ過ぎるとね。なんか量があんまり食べらんない。
司:なんか、ダイエット中の方は五味さんに太らない秘訣を聞いた方がいいかもし
  れない。
M:あ、任して下さい。
司:いいかもしんない。
M:最近ね、卓球始めたんですよ。すんごい楽しいの。
司:卓球?
M:卓球やられたことある方いらっしゃいますか?
司:嘘臭いけどいますね、一応ね。
M:あ、卓球部だったりしたんですか?ホンマモンですね(笑)あのサーブの仕方は。
司:なんで卓球始めたんですか?
M:あのね、何か運動したいってずっと思っていたんですけど、なかなか時間がと
  れなかったんですよ。で、この間温泉にね、長野県なんですけど、温泉に行っ
  た時に卓球台があったの。
司:あるんですよね、温泉にはね。
M:それからはまっちゃったっていう。やっぱり汗をかくっていうのは、すごくス
  トレスも発散されるし、かったるい疲れもとれますよ。本当に運動はいいです。
司:ほら、飲んでばかりいるお父さん。運動しなさい!(笑)いろいろおしゃべりは
  尽きませんけれども、次で最後の曲。
M:最後ですか。はーい。それじゃ私のニューシングル「僕だけのピンナップガール」
  を聴いて下さい。今日はどうもありがとうございました。

 6. 僕だけのピンナップガール

M:今日はどうもありがとうございました。どうもありがとうございました。また
  会える日を楽しみにしています。どうもありがとうございました。
司:みなさんどうぞ五味美保さんにもう一度大きな拍手をお願いします。
お客さん:アンコールは?
司:それじゃ、先ほどぼそっと客席から「アンコール」という声が聞こえましたの
  で、皆さんでもう一度五味さんを呼んでみたいと思います。よろしいですか?
  呼びこんじゃいます。五味美保さん。もう一回お願いします。
M:ありがとうございます。どうもありがとうございます。
司:なんかさっき、五味さんが引っ込んだ瞬間、彼が「アンコールは?」とか言っ
  たんですよ。
M:ありがとう。
司:ごめんなさい、もう一回、もう一回唄ってもらますか。
M:はい。どうもありがとうございます。
司:なんかみんなすごい嬉しそうですね。私も嬉しいですよ。君に会えて良かった
  (笑)。
M:なんだそりゃ(笑)。
司:今日私たち初めて会ったんですけど、なんか、初めてに見えないですよね。
M:でしょう。本当は友達なの、なんて(笑)。今日は便は違ったんですけど、お互
  いに東京から青森に来たんですよね。
司:そうです。やっぱり青森は空気がきれいで、風もほわって感じで。
M:でももっと湿度が少ないかなと思ってたんですけど、あんがい今日はありまし
  たよね。
司:そうですね。私もそんな気がしました。私青森、5年住んでたんですけれど。
M:ね、大学を青森で通ってらしたっていう。
司:そうなんですけど、なんかとっても青森が懐かしくって。
M:今日はお友達はいらっしゃらないんですか?
司:あ、いたいた(笑)。
M:あれ、お友達?
司:ウソウソ。
M:なんだぁ。
司:今友達になったの。
M:あ、そうなんだ。
司:でもお父さんやお母さんはいるかもしれない。私のお父さ〜ん。あ、いた!やっ
  ぱりいましたね。
M:二役やっていますね。
司:五味さん、ところで熱帯魚を飼っているって聞いたんですけど、さっきの話の
  続きで。
M:あの、さっきメダカ飼っているっていったんですけど、メダカってとても子供
  を産みやすいって聞いたんですよね。
司:私が教えたんですけど。
M:そう、森さんに教えてもらったんですけど。まだ飼い初めて2ヶ月、3ヶ月目
  何ですけど、全然そういう気配がないんですよ。
#森さんだったのか(^_^;)知らなかった。何か育て方が悪いのかなぁ。
司:みんな照れ屋かもしれませんね。
M:照れ屋だと子供…(笑)産めないんですか。
司:なんかよくわかんないけど。なんかこっちばかりで話しているのもなんですか
  ら、こっち行きましょうか(客席2側)。
M:はい。
司:皆さん飲んでますか?
M:皆さんは学生さん?社会人、へぇ。すごくお若く見える。
司:皆さんこのテーブルに…。
M:みっちゅう?(?)
司:青森の子って面白いでしょう。皆さんどんなグループで来ているのかな。
M:どんなグループ?じゃ、訊いてみましょう。どのようなグループですか?お友
  達。三角関係じゃないですよね。
司:なに言っているんですか。
M:こちらお二人が夫婦で、お友達なんですね。じゃ、お父さまがすごく知的な方
  なんで。ダンディーな。
司:こちらの方はどういうグループでしょう。
M:失礼しまあす。みんな友達ですか。
司:もしかしてダブルデート?
お客さん:熱帯魚買いにきて。
M:熱帯魚の会員?
司:買いにきてって。
M:熱帯魚のお店をやられているんですか?宣伝して下さい。どこのお店ですか。
司:あ、知ってる。熱帯魚屋さんもいましたね。
M:いろいろ教えてもらいたいな。メダカが卵を産まないんですけど、なんか悪い
  点がありますか?
お客さん:水が…
M:水を変えてちょっと待ってみる。待ってみる(イントネーションを変えて)。
  大丈夫、家の母も茨城なんで、ちょっと似てる。
司:津軽弁ですよね。当たってます?
M:津軽弁っていうんだ、かっちょいい。
司:さあ、ということで、いろいろなんかやってしまいましたけれども、さっそく
  それでは最後にもう一度唄ってもらいたいと思います。皆さん盛り上がって下
  さ〜い。
M:じゃ、「エイプリルフール」を聴いて下さい。

E1. エイプリルフール

M:どうもありがとうございました。7月1日に出た私のニューアルバムぜひ聴いて
  下さい。今日はどうもありがとうございました。
司:みなさんどうぞ大きな拍手で。
M:どうもありがとうございました、またね。ありがとうございました。

 ここで青森のイベントの感想を書いてみます。
 お客さんが音楽を楽しみにしている訳ではないため、あまり良い環境だったとは 言えませんでした。五味Chanの唄も最初は良かったものの、ちょっと散漫だったか なという感じがあります。若い男性にはかなり気に入ってもらえたようですが、お ばさん連中には必ずしもそうではない人もいたようで、私たちの席の隣に座ってい た人は、さんざん不満を言っていたようです(どうやら遅れてきて食べ物にも満足 できなかったらしいのですが)。話し方もかなりブリブリした雰囲気があって、 一度嫌いになるととことん嫌われそうです。もう少し同性に好かれる感じがないと 良くないと思います。
 イベントとしてはとても楽しいもので、私も十分満足しています。しかし他のお 客さんが満足しているかどうかは怪しいものがあります。少なくとも歌に引き込む だけのパワーは無かった気がします。
 ステージが終わってちょっと落ち着いた頃、杉村さんが料理を取りに動きまわっ ていたので、ちらっとあいさつをしました。きっと関係者とどこかで食事していて、 杉村さんが五味Chanの分も取りに来たのだろうと思っていたのですが、カクテルを 取りに行った友人から「五味Chanが食事しているよ」と聞き、 『Vacation Map』を手に、早速挨拶に行きました。
 「恒例のサインをお願いします」(五味Chanのアルバムが出るとサインをしても らうことにしています)と言うと、食事中にも関わらず快く引き受けて下さいまし た。今回はサインに日付という基本項目に加えメッセージ、ヤシの木のイラスト入 りと、豪華なサインでした(^_^;)。 私の友人は色紙をもらって、そこにサインをしてもらっていましたが、 「Vacation Map」の文字に加え、似顔絵 のイラストも書かれていました。会場の関係者が杉村さんに挨拶している間も、夢 中になって色紙にイラストを描いている五味Chanを見て、何となく性格の一端に触 れた気がします。友人が握手を求めていたので、それに便乗して握手をしてもらい ましたが(何をいまさら…(^_^;))、やけにしっかりとした握手でした。それはま るで「ぜひ集まる会を実現して欲しい」という要望がこもっているようでした。 「歌詞の間違い見つけた?」と訊いてきた五味Chanに「もうとっくに」と答える私 たち。「完璧だと思ったんだけど…」と言っていました。
 その後5分くらいでしょうか、いろいろな話をしました。ラジオのことやイベン トのこと、もちろん集まる会についても。杉村さんに「時間無いんだから早く食べ なさい」とせかされていました(^_^;)。これくらい長い間話していたのは久々です。 イベントについてですが、佐世保は確実のようです。
 お店の関係者が挨拶に来たので、私達は席を外しましたが、その後ちゃんと食べ られたのでしょうか?>五味Chan。
 私達は席についてカクテルを飲んでいましたが、22:20頃に五味Chanらが帰られ たのを見かけたそうで、私達もそのまま会場を後にしました。
 青森から小樽へ行くために夜行列車で行くという話だったので駅へと向かいま した。北海道へ向かう列車は急行「はまなす」しかなく、「きっといるに違いない、 見送りに行こう」という ことになったのです。「はまなす」は寝台車とリクライニングの座席(指定/自由) があって、寝台車に入ってカーテンを閉められていたら見つけられないだろうな、 と思っていました。ホームへ行ってみると既に列車は到着していて、最初に寝台車 両が目に入ってきます。さりげなく中をチェックしながらホーム中ほどへ進むと、 杉村さんが買い物をしていました(^_^;)。様子を伺っていると指定席車両の5号車 (喫煙車)に乗り込みました。ホームと反対側の窓際の席に五味Chanが座っていて、 サングラスをして既に眠っているかのようでした。23:08発車で、残り時間10分く らいしかないというところで、杉村さんが再びどこかへ行かれたので(^_^;)挨拶に 行きました。
 五味Chanは既に化粧を落していて「恥ずかしい」と言っていました。右頬のニキ ビを気にしていたようです。ここでも集まる会のことを中心に話していました。 「本当にカラオケボックスみたいなところでも構いませんか?」と訊いたところ 「どんなところでも大丈夫、卓球大会でもいいよ」と言っていました(^_^;)。楽し い一瞬はあっと言う間に過ぎるもので、11:06発の弘前行き電車に乗る友人が帰り、 そして無情にも心のベル、もとい、発車のベルがホームに鳴り響きます。 私は、というと…同じ列車で北海道へと向かうことになっていました(^_^;)。
 発車ということで私も自分の席に座りましたが、私は隣の4号車(禁煙車)でし た。杉村さんが一緒だと喫煙車になることは想像できたので、喫煙車にしておけば 良かったかな?などと思いつつ…(^_^;)。同じ電車に乗るのは昨年の内海海岸のイ ベント以来です。今回は隣の車両とは言え、一晩同じ列車で過ごすことになり、緊 張して眠れないのではないか…と思ったものの、初めての青函トンネルですら爆睡 して通り過ぎていました(^_^;)。
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copyright かみと,1995