先週に引き続き、週末は五味Chanです(^_^)。こうして毎週会えるのは嬉しいこ とです。7/29に山形県遊佐町の西浜海岸で行われた「ゆざ町ゆうひまつり」に参加 してきました。昨年はmoonとして出演していた五味Chanですが、今年は丸山みゆき さんとの共演でした。

 五味Chanらは7/28に山形入りしており、7/29の11:30には象潟でイベントがある ということでしたが、当日行ったのでは到底間に合わず、たとえ行けたとしても 遊佐町に戻ってくるまでにかなりかかる(電車の待ち時間が多い)ということで、 象潟のイベントは諦め、まっすぐ遊佐町へ向かいました(それでも7:36発のあさひ)。
 恨めしいほどの快晴。嫌というほど暑い砂浜。
 会場の最寄り駅である吹浦(ふくら)駅に着いた頃には13時近くになっていまし た。五味Chanは12:30から会場で行われるアマチュアバンドコンテストの審査員を することになっていたので、どうやって象潟から間に合わせるのだろう、という 疑問がありました。で、駅から会場の西浜海岸に向かっていたところ、後ろから クラクションを鳴らして青いジープが通り過ぎ、うるさいなぁと思って見たら、 手を振っている五味Chanらしき後ろ姿が運転席に…。乗せて行って欲しい(^_^;) と思いつつ会場の近くに来ると「審査員の五味美保さんがただ今到着されました」 というアナウンスが聞こえてきました。どうやらアタリだったようです(^_^;)。
#後から車を見たら左ハンドルでした。五味Chanが運転していた訳ではないようで。
 昨年は海を背にして唄う方向にステージが作られていましたが、今年は横向きに なっていました(トラックの移動可能ステージに多少迫り出し部分が付けられて いました)。
 審査員はステージ向かって右から、FM山形のディレクター、丸山みゆきさん、 トーラスレコードの久保田さん、遊佐町助役代理の係長、五味Chan、BLESS MUSIC PROJECT社長杉村さんでした(^_^;)。審査員のほとんどがサングラスをしていて、 厳しい視線を送っていたようです(^_^;)。

 アマチュアバンドの演奏は1バンド2曲程度ということで、ほとんどのバンド メンバーが県内の人で、リズムがばらついていたりボーカルが不安定だったりする 人達から、高校生バンド、かなり質の高いバンドまでさまざまでした。トランペッ トが2人いたバンドなどは、PAのバランスが悪かったのが残念でしたが、演奏自体 は興味深いものがありました。演奏する曲のタイプも、普通のロックからヘビメタ、 ラップ?(本人たちはパンクと言っていた。かなり形が出来ていて面白かった)ま でありました。1バンド毎に審査員の誰かがコメントを求められていました。
 10組のバンド演奏が全て終わったところで、司会のお姉さん(遠目には遠野舞子 さんっぽかった(^_^;))に五味Chan、丸山みゆきさんが呼ばれ、他の審査員が各賞 を決定している間に(^_^;)3人でのトークになりました。山形のバンドはどうでし たか?という質問に五味Chanは「山形だから山形らしいバンドと言うことはない」 と答えていました。確かに地域的なレベルの違いなどは感じませんでした。他にも いろいろと話していたと思いましたが、忘れてしまいました(^_^;)。15時頃にコン テストが終了しました。

 この後は水着ファッションショーのリハーサルとなったので、日陰に逃げ込みま した。五味Chanとみゆきさんがうろうろ歩き回っていましたが、あまりにも暑かっ たので、見て見ぬ振りをして(^_^;)特に声をかけることもなく日陰でじっとしてい ました。
 やっとファッションショーのリハーサルが終わり、唄のリハーサルになりました。 まずは丸山みゆきさんのカラオケのリハーサル。五味Chanがステージ前のシートに 座って見ていました。

 R1. あなただから
 R2. 素直に愛せたら

丸山みゆきさんを姿を見るのは、昨年の24時間テレビ以来ということになっていま すが(^_^;)、唄を生で聴いたのは初めてでした。みゆきさんは白のノースリーブに 白のベスト、黒のチェックのスカートにサングラスでした。ちょっと手の動きが気 になりますが、気持ちよさそうに唄っていました。
 続いて五味Chanのリハーサル。PAの人に何か喋ってと言われ、「こんにちは、 五味美保です。今年の夏もサイコー(笑)」と気取って話していました。スタッフに つっこまれて「え、無理がありますか」と答える五味Chan。時間つなぎに「高原 さんの真似をします」といった五味Chanですが、どの辺が真似だったのかわかりま せんでした。やっていないのかもしれません。赤と茶のノースリーブの服にジーン ズのショートパンツ、サングラスという姿でした。コーラスの女性がいたのですが、 カラオケということでコーラスに外れてもらいます。下ではみゆきさんが見ていま した。
 ここでバンドのセッティングのためしばらく時間があり、砂浜で待っていた五味 Chanとみゆきさんのところへ挨拶に行きました。五味Chanはわざと離れて行こうと しましたが笑いながら戻ってきます。とりあえず五味Chanにみゆきさんを紹介して もらって、いろいろと話を聞かせてもらいました。みゆきさんの実家は旅館ではな く「普通の民家」だそうです。8/5の軽井沢でのラジオ公開は、 みゆきさんの唄も無いとのことで、1時間のトークになるそうです。 8/6の九州キャンペーンは「7時の飛行機だって、信じられる?」と、ぼやく五味Chan でした(「Cutting Wind」を聴きながら見送りでもしましょうか(^_^;))。素足で 穴を掘って「これからブラジルに行ってきます」とギャグを繰り出すも、今一つ ウケない五味Chanでした。
#これって五味Chanの「穴があったら入りたい」心理状態の現れか?(^_^;)
9/15の五味Chanのファンの集いにみゆきさんも誘ってみました(^_^;)。五味Chanも 「来て来て、(誕生日の)プレゼントはその時でいいから」などと言っていました ので、もしかすると楽しいことがあるかもしれません(^_^;)。
 トーラスの久保田さんらに二人が呼ばれたので、それ以上は特に話しませんでし た。記念写真を撮っていたようです。まだまだリハーサルが再開しそうになく、二 人はさらにブラブラ歩き回っていました。

 しばらくしてバンドの準備が出来たときには五味Chanは遥か彼方にいました(^_^;)。 コーラスの女の子にマイクを通して「歌手の五味美保さん、リハーサルが始まりま すので特設ステージまでおいで下さい(笑)」と呼び出され、あわてて走ってくる 五味Chanでした。
 R1. エイプリルフール
 R2. 僕だけのピンナップガール
 R3. 僕だけのピンナップガール
 R4. もう愛をはなさない
 R5. 渚に舞う想い
PAのバランスがバラバラでどうなることかと思いましたが、最終的にはかなり聴き やすくなって、素晴らしいステージの予感…。リハーサル中、「あ、みゆきだ、 みんな注目しろ!あそこにいる女はみゆきだ!」などと言っていました(^_^;)。
 2人合わせて1時間近いリハーサルでした。

 18:30に「ゆざ町夕日まつり'95 SUPER SUNSET CARNIVAL IN YUZA」の開会宣言 などがあり、19時からFM山形の公開生放送が始まります。そこそこ人も集まって きて、薄暗くなってきた浜辺が盛り上がります。司会はFM山形の山之内ちかこ アナでした。CMの後、まずは丸山みゆきさんが呼び込まれます。「長野出身なの で、海に行くときは新潟の方の日本海に行ったため、遊佐の海は懐かしい気がす る」と言っていました。続いて五味Chanが呼び込まれます。「夏は遊佐から始ま るという感じになってきた」と言っていました。以前ここに「肌は焼かない」と メッセージをくれたのですが、この日は「肌を焼きに来た」と言っていました。 衣装はサングラスがないだけで、二人ともリハーサルと同じでした。
 さっそく丸山みゆきさんの唄になります。

 1. あなただから
  夜風が心地よく感じられるボサノバのメロディーでした。唄っているときの
  笑顔がとても良かったです。
 2. 素直に愛せたら
  いやぁ、ものすごく良かったです(^_^)。好きな曲調ということもありますが、
  丁寧に唄う姿勢、唄うときの表情、どれをとっても見事でした。言葉通り
  「うっとり」してしまいました。

 ラパスのCMが入るのですが、LaLaさんの声が流れてきて嬉しくなります。
 ステージにテーブルが用意されて3人が座り、昨年同様メロンが出されます(^_^;)。

(前略)
山之内アナ(以下Y):さあ、おしらせを挟んでいる間に、庄内メロンが私とゲス
  ト二人の前に登場しました。
五味Chan(以下G):(オフマイクで)いいでしょう。
Y:「いいでしょう」って、思わず美保さんが会場の皆さんに向かって言っていま
  すけれども。
G:おいしそう、私はまだ一口食べていないんですが、みゆきちゃん一口…。
丸山みゆきさん(以下M):私、一口食べました。
Y:どうぞ、ひとつ召し上がって下さい。
G:はーい。いただきまーす。
M:おいしいよ(笑)。
G:はっはっは。
Y:みんな恨めしそうな目でこっちを見ていますけれどもね。
G:冷えてる?
Y:冷えた庄内メロン。
G:あ、まったりと(笑)…お決まりで、まったりと。
Y:甘いですか?
G:甘い、すごく甘い。
(中略)
G:(きれいな水なので)そこに住んでいる方も、例えば女性とかだったら、肌が
  すごくきれいだよね。
M:ああ、そうなんだ…。
G:ちゃんと見てた?(笑)すごいうらやましい。
M:うらやましいよね。
Y:そして目の前にあるこのグラスに入っているお水は、どうはらの滝の湧き水
  なんです。
M:あ、そうなんですか?
G:私ね、これ去年も飲みました。
M:ほんとに?
G:飲んだの。
Y:じゃ、丸山さん初体験。
M:あ、なんかあのう、とがった感じがしなくて(笑)。
G:ああ、なるほどね。
Y:なめらかな、マイルドな感じ。
(中略)
(会場で昼のイベントで司会をしていた きしちはる さんがお客さんにインタビュー
します)
きしさん(以下K):どうですか、初めて丸山さんと五味美保さんを見たと思うん
  ですけれども。
お客さんA:えーと、大人の感じがします。
G:イェーイ。
K:そうですよね、ムーディーな感じがしますね。
(中略)
K:おかあさん、今日のこのショーはどうでしょうか。
お客さんB:よく分かりません。
G・M:(笑)
K:良かったですよね。
G:すごく正直(笑)。
お客さんB:良かったみたいだけど、あまりこういう音楽は分かりません。
K:この機会にボサノバ調の曲も、これから五味美保さんの曲もありますので、
  ぜひ憶えて下さい。
(中略)
Y:県内各地から10バンドの方々に参加していただいたアマチュアバンドギグなん
  ですね。五味さんと丸山さんにも審査員として参加していただいたんですよね。
G:そうそう。
M:サングラスかけちゃってね(笑)。
G:審査員させてもらったんですけれども、すごいかっこ良かったよね。
M:ね、すごい良かった。
G:なんか、一緒に踊りたくなっちゃったけど、審査員だからできない?(笑)
K:そう、私もお昼に司会させていただいて、ちょっとこんな声になっちゃったん
  ですけれども…。
Y:きしちはる さんです。
K:すいません、こんな声で。でも結構盛り上がったんですよね、お昼ね。厳しい
  コメント、楽しいコメントたくさんしていただいて。
(後略)
 CM中に客席後ろで花火の打ち上げがあるというアナウンスがあったのですが、CM
が終わってしまいました(^_^;)。
(前略)
Y:ちょうど今上がりました!
M:なんか、こんな近くで見たの初めてかもしれない。
G:うんうん。
Y:迫力がありますね。
G:夏って感じですね。
Y:花火っていうと何か思い出、二人ありますか?
M:花火ですか?私ね、そういえば浴衣を着て花火を見に行ったのね。そしたら、
  地元だったんだけれども、地元の新聞社の人が来てて、浴衣姿を写真に撮らし
  てくれって。
G:うっそー。
M:なんか気取って、こんな感じでしてたの。次の日の新聞を楽しみにしてたら
  載ってなかったの(笑)。
(中略)
Y:美保さんはどうですか?
G:花火ですか?
Y:花火、夏の思い出。
G:あのね、うちのお父さん、おやじがですね(笑)、父がですね、よく夏はお土産
  で花火を買ってきてくれたんですよ。その中で一番好きだったのが線香花火。
M:ああ、いいよね。なんか…。
G:それもね…なになに?
M:哀愁があって(笑)。
G:今の線香花火ってすごくカラフルじゃないですか。父の買ってきてくれた線香
  花火は、竹に、竹にっていうか、藁に付いた線香花火だったのね。すごくシッ
  クで、それがとても嬉しかった。だから夏になると、父の花火を買ってきた嬉
  しそうな顔、「美保〜買ってきたぞ〜」あの顔を思い出すと涙がちょちょ切れ
  るね(笑)。
M:ちょちょ切ってくれ(笑)。
(中略)
Y:波の音を聴きながら、潮の香りを感じて、その中で花火が見れる、花火が
  出来るって幸せですよね。
G:すごい幸せですね。今ビールなんか飲んでいる方いらっしゃると思いますけど、
  その人なんてほんとに幸せでしょうね。
M:こっちメロンあるけどね(笑)。
(後略)

 いよいよ五味Chanのステージです。

 MC えーと、それでは「渚に舞う想い」という曲を聴いて下さい。

 1. 渚に舞う想い
  夜の海で聴くこの曲はまた格別。

 MC ありがとうございます。この歌はね、去年ここのステージに立ったときに作っ
  た詩なんです、実は。続いて私のニューシングルです。「僕だけのピンナップ
  ガール」聴いて下さい。

 どうやら段取りを間違えたらしく、ここで山之内さんが登場します。
Y:五味美保さんから1曲唄っていただいたんですけれどもね。
G:どうもありがとうございました。
Y:とっても気持ちよさそうに唄っていらっしゃって。今の歌、ここの遊佐町の
  海岸で去年来たときに出来た詩ということで。
G:そうなんです。大事に大事に頭の中にストックして、さてアルバムのレコー
  ディングだ、っていう時に…イェーイ(お客さんに応える)…詩を書き上げた
  んですよ。すごく自分にとっても大切な歌だし、ぜひもう一回ここで唄いたい
  なと思っていた歌なんです。
Y:また今日新たに、新しい詩がうまれるんじゃないですか?
G:ねえ。何曲か作って帰りたいなと思っているんですけど。
Y:美保ちゃんは遊佐町を「レゲエが似合う町だ」とおっしゃっててね。
G:そうそうそうそう。
Y:「レゲエを聴きながら会場に来るのがすごく楽しみなの」って言ってましたが、
  今日、レゲエを聴きました?
G:今日はレゲエを聴きました。ばっちり聴いてきました。
Y:そんな大のお気に入りのここ、遊佐町西浜海水浴場で、今日は気分がいいんじゃ
  ないですか?
G:もう、もちろん。だって、この日がすごくすごく楽しみで、今もアルバムが
  出てキャンペーンで全国を回っているんですけど、ここに来るまでの我慢、
  我慢じゃないけど、それまで頑張ろうみたいな。そんな気分で来ました。
(後略)

 2. 僕だけのピンナップガール
  さすがに各地で唄い込んでいるだけあって見事なものでした。エンディングで
  ギターを弾くような仕草を見せます。

 MC ありがとうございました。

Y:どうもありがとうございました。五味美保さんでした。
G:ありがとうございました。
Y:いかがでした?唄い終わった気分というのは。
G:あのね、一緒に「ピンナップガール」とか「ストップモーション」とか唄って
  くれたの、ありがとう!。
お客さん:イェーイ
Y:「I LOVE MIHO」っていうあれ(パネル?)もあがってましたよ。
G:「I LOVE MIHO」?…嬉しい!
Y:今ちょっとライトで見えませんが、あがってましたよ。
G:て、照れるなぁ。
Y:あがってます。
G:ありがとうございます。
#ここで丸山みゆきさんも前に出てきます。
Y:すごく唄いまくってくれましたけれども、いかがでしたか。
G:すごくね、みゆきちゃんも言っていたけれど、ちょっと陽が落ちてから涼しく
  なってきたでしょう。この潮風がすごく気持ちいい。私、風女なんで、すごく
  強風が今日は吹くんじゃないかと心配していたんですけれど、おさまったね。
M:ね。
Y:丸山みゆきさんもお疲れさまでした。
M:どうもありがとうございました。
Y:すごいいい風を感じながらね、気持ちいい気分になっていますけれども、会場
  の皆さんもいかがですか?今日の西浜海水浴場。
お客さん:最高!(やけに声が合っていて、なんだかサクラっぽい…(^_^;))
(中略)
Y:遊佐町では、8月5日から16日まで十六羅漢のライトアップも行われることに
  なっているんですよ。海の守り神とも言われています…(以下略)
G:知ってる。みゆきちゃん知らないでしょう。
M:私、知らない。
G:一回見たことがあるだけど、岩がね、人の顔になっているの。
M:たくさん?
G:そう、5人分くらい?(笑)
(中略)
M:見たいね。
G:なんかね、最初普通の岩に見えるんだけど、見ているうちにだんだんだんだん
  顔が浮き上がってくる感じ。すんごい不思議な感じがするよ。明日行く?
M:大きいの?
G:大きい大きい。
(中略)
Y:遊佐町に来て一番良かったなぁと思うこと、なんでしょう?
G:そうだなぁ、いっぱいありすぎて困るけど。単純な答でいいですか?
Y:いいですよ。
G:かき氷食べたことかな(笑)。
M:おいしかったよね。
G:おいしかったね。
Y:何味のかき氷を?
M:ミルク。
Y:どこで食べたのかしら?
G:あのね、左…
M:浜茶屋さんで。
G:そうそう。(お客さんの声に応えて)食べました?おいしかったね。
(中略)
Y:ここ西浜海水浴場に来れば、そんな夏に欠かせない物がたくさんありますよね。
G:そうだよね、岩ガキとか。
M:岩ガキね、おいしかった。すごいおいしかった。
(中略)
Y:おいしい物はもちろんのこと、波の音を聴きながら過ごすのもよし、花火を見
  るのもよし…。
G:かき氷食べるのもよし(笑)。あとね、いつもステージがある日っていうのは、
  いつも靴を履くんですけど、みゆきちゃんと二人でビーサン。
Y:そうそう、さっきまでビーチサンダルを履いていらっしゃいましたよね。
M:そう、砂浜歩くときにね、ビーチサンダル脱いで、なんか素足ですごく気持ち
  良かったの。
G:そう、気持ち良かった。
M:今日は朝からずっとここに来ていたからね、なんか結構満喫しちゃって。
Y:満喫しちゃいました。残念ながらお二人、水着持ってこなかったんですってね。
  会場の方、誰か水着を持っていらっしゃる方、お二人に…
G:貸して。
Y:プレゼントしてあげて下さい。
G:あ、プレゼント?(笑)嬉しいな。
Y:そしたら明日の朝、泳いで帰れますもんね。
G:もう、朝っぱらから入りに来ちゃおうか。起きれるかな。
M:ダメ、美保は起きれない。
Y:朝は苦手?
G:苦手です。
Y:そうですか。でも水着姿のお二人の姿、皆さん見たいですよね。
M:ダメー(笑)。
Y:ぜひ来年はお二人、水着を持ってこちらの遊佐町西浜海水浴場にいらして
  下さいね。
G:そうだね。
M:そうだね。
G:ビキニ着ちゃおうっか。
M:ううん、私はいい(笑)。
Y:期待して待っていますので。今日は五味美保さん、そして丸山みゆきさんの
  素敵な歌をお届けしました。どうもありがとうございました。
G・M:ありがとうございました。

 この後、番組のエンディングでも少し話していますが割愛(^_^;)。
 会場では花火大会が始まります。前々から計画していた「サイリウムを使って 砂浜に星空を」作戦(^_^;)を実行すべく、準備に とりかかりました。昨年は紙テープでしたが危ないということで、1.5インチ・青 のサイリウム125個を次々に発光させていると、側にいたおばさんが「あなたたち 『おっかけ』ってやつですか?」と訊いてきて、「ええ、そんなもんです」と答え てましたが、おっかけ以外の何者でもありませんね(^_^;)。4、5歳くらいの男の 子が興味を持って手伝ってくれて嬉しかったです。お客さんの所をまわって、歌の 時に振ってくれるようにお願いして歩いたところ、ほとんどの方が快く引き受けて くれて、まずは一安心。あるおばあさんは孫へのお土産にするのか「2本欲しい」 と言ってきたり、あるお母さんは「これをずっと光らせておくには冷凍庫にいれて おけばいいの?」などと訊いてきて、なんだか楽しい気分になっていました。
 花火が終わる前にはサイリウムを無事配り終わり(どう考えても目立つほどの数 ではなかったけど)、丸山みゆきさんのステージとなります。
 みゆきさんは白のワンピースに着替えての登場です。先ほどの きしちはる さん が司会を務めます。

K:丸山みゆきちゃんです。こんばんは。
M:こんばんは。
K:今日はずっと朝からイベントでね、ここにいてくれたんですけれど、どうでし
  たか?
M:いやあ、なんかね、一日中海にいるってあんまりないから、ちょっと仕事忘れ
  ちゃった(笑)。
K:なんか、夕方になったら風が吹いてきて、日中の暑さが嘘のようですね。
M:気持ちいいよね。
K:リラックスしちゃって。明日はもう仕事で、山形は朝早く出なきゃいけない
  らしいけど…。
M:朝一で帰らなくちゃいけないんだけど。
K:じゃ、この会場を大いに盛り上げて、満喫して山形から帰っていって下さい。
  ではですね、今日みゆきちゃんは4曲唄ってくれるということなんですが、
  最初の歌は「素直に愛せたら」。皆さん思いますね。素直に愛せたら…。
  みゆきちゃんの唄を聴いて、素直に愛す勉強をして下さい。
M:聴いて下さい。
K:素直に愛せたら

 1. 素直に愛せたら
  はっきり言って、配ったサイリウムはこの曲のためだったと言われても不満は
  ありません。ライトの関係でステージから見えていたかどうかはわかりません
  が、ちゃんとサイリウムを振ってくれている人がいて嬉しかったです。

M:どうもありがとうございました。
K:ありがとうございました。丸山みゆきさんの「素直に愛せたら」ということで
  すけれども。ちょっとお待ちいただけますか。実は今、迷子がさまよっており
  まして…。
M:あ、そうなの?(と言って出てきた迷子を見て笑い出すみゆきさん)
K:はい、迷子1号2号どうぞこちらの方へ。もういい歳して迷子になってしまっ
  たそうです(高校生くらいの女の子が二人出てきました)。誰を探しているか
  というと、山形市から来たドラえもんさんという方を探しているそうです。
  ドラえもんさんはすぐ、「どこでもドア」でこちら会場、特設ステージ右まで
  お越し下さい。
M:お友達?お友達なの?
K:わかりますか?名前は?
迷子1号:私のですか?
K:お友達が聞いていたら来てくれるでしょう、ここまで。
迷子1号:でも名前わかんないんです、その人。ここで友達になったんです。
M:(ひたすら苦笑(^_^;))
K:あら、そんなもう…。夏ですから許してあげましょう。ドラえもんさん、待っ
  てますから、こちらにお越し下さい。丸山みゆきちゃんのコーナーに一言。
迷子1号:あ、とても良かったです。
M:どうもありがとう。
#なんだったんだ一体(^_^;)。すぐに舞台を下ろされる二人。

K:では続きまして…ごめんなさいね。
M:いいえ。
K:素直に愛せたらいろいろ思っていることとかは?曲を作るにあたって。
M:あのう、私が素直じゃないから(笑)。だからなんかこの歌はね、人を素直に愛
  せることもできたらいいな、ということと、あと、自分も素直に…。
K:ああ、なるほど。
M:自分好きになりたいでしょう。
K:私、自分大好きだけど。
M:大好き?うん。
K:そうやって大人になっていくの(笑)。
M:そうね。
K:それでは次に3曲続けて唄ってもらいますけれども、その3曲目の一番最後の
  「風になりたい」という曲なんですけれども、そちらの方は何と発売、ニュー
  シングルなんですけれど、10月なんですよ。
M:ちょっと先になっちゃうんだけど。
K:それをなんと日本初、いや、世界初でこの西浜海水浴場で唄って下さるという、
  皆さん、拍手〜。3曲続けて唄っていただきます。
M:聴いて下さい。

 2. あなただから

M:「あなただから」を聴いていただきました。続いて「悲しいことは起こらない」。

 3. 悲しいことは起こらない

M:「悲しいことは起こらない」を聴いていただきました。ありがとうございまし
  た。続いて最後の曲なんですけれども、先ほどちはるちゃんの方から紹介が
  ありました、10月発売の本当に新しい、新曲です。今日ここで唄うのが初め
  てなんで、ノッて聴いて下さい。(前の方でみていた男の子を見て)キース
  (アマチュアバンドコンテストに出ていた)の きむら君。

 4. 風になりたい
  明るく爽やかな歌でした。これは文句無く買いです。 間奏で「おいで」と
  キースのメンバーに声をかけたため、3人がステージに上がります。一歩間違
  うと危ない感じでした(^_^;)。お客さんも声援を送ったりしてかなり盛り上
  がりました。

M:どうもありがとうございました。
K:ありがとうございました。拍手〜。今の一番最後のニューシングル、シングル
  もシングル、10月に発売ということですけれども。
M:ちょっと先になっちゃうんだけど、ほんとにね、今日唄ったの初めてだから、
  ちょっと歌詞を間違えちゃったりしたんだけど、一生懸命唄ったんで。
K:みんな、CD買うんだぞ〜!どうでした、今日唄ってみて感想は?
M:いや、あのね、みんな盛り上がってくれて、最後、昼間バンドのあれで出場し
  たキースのバンドの人達もすごく乗ってくれていて嬉しかったです。本当にあ
  りがとうございました。
K:また山形にも来てくれますか?
M:うん、ぜひ呼んで下さい。
K:イェーイ。丸山みゆきちゃんでした。盛大な拍手を。
M:ありがとうございました。

 丸山みゆきさんのステージが終わり、水着ファッションショーが始まります。 花火が終わったところで帰るお客さんもいるわけで、水着ファッションショーなん かを間に挟んだら、しかも最終電車の時間だし、みんな帰ってしまうのではないか、 と心配していましたが、なんとか持ちこたえて五味Chanのステージとなります。
 昨年同様、地元のバンドキャットウォークとの共演ということでしたが、コー ラスの3人の女性のうち、酒田サンディスクの ともこさんはいらっしゃいません でした。会場でCDの即売もなく、五味Chanと丸山みゆきさんのCDを買おうと思って ので、ちょっと残念でした。
 バンド構成はperc.,Key.,Dr.,E.Dr.,Gt.,Bs.,Cho.x2でした。
 五味Chanはリハーサルの時から上に着ていた服を、赤と白のノースリーブの衣 装に変えて、腰の所で縛っています。

K:では、待ちに待ったファイナルイベントです。皆さん盛大な拍手と声援で迎え
  て下さいよ。では、五味美保&キャットウォークの皆さんです。どうぞ。

 1. 僕だけのピンナップガール
  昨年の比ではありません。もちろんこれまでの数々のイベントの比でもありま
  せん。お客さんの盛り上がりも含め、正直言って「ここまでやるとは」と思っ
  てしまうほど、熱気に満ちていました。

G:Thank you! どうもありがとう。ありがとうございます。去年はmoonとして、
  moonの五味美保としてこのステージに立ったんですけれども、今年は五味美保
  一人でやって来ました。えーと、山形県ではですね、生活館&ラパスというCM
  に出てます!、アンド、今の歌が流れています。生活館と「ラパス」って言っ
  ているのが私です。見たことありますか?
お客さん:イェーイ。
G:それとですね、去年一緒に来たLaLaと二人でサッポロレスカのCMを唄っている
  んですが、どんな歌かと言うと“飲んでね飲んでねレスカはサッポロ 夏に夏
  に…”っていう歌なんですけども、今も流れているんで、CMで見たら一緒に唄っ
  て下さい、ぜひ。あと、FM山形で私の番組「ベティストリート」が毎週土曜
  日の8時半からやっているので、それもぜひ毎週毎週聴いて欲しいと思います。
  短い間ですけれども最後までよろしく!「エイプリルフール」

 2. エイプリルフール
  前半はちょっとバックに押され気味という感じでした。表情も豊かで、これも
  今までにないほどのノリの良さでした。

G:どうもありがとう。

 3. 雨のSunday
  ライブということで2音ほどキーが高かったようです。ちょっと苦しそうなと
  ころもありましたが、切ない高音は健在です。ストリングス系の高音(五味Chan
  の声のことですが)に弱い自分を改めて認識させられます。

G:どうもありがとう。えー、私の趣味の話でもしようかななんて思っているんで
  すが、私の趣味はドライヴ!(かっこ良く言ったつもりが、少々スベる(^_^;))
  えーと、4年前(秋頃で丸5年?(^_^;))に白いMINI、MINI Cooperではなくて
  MINI Mayfairというメーカー、メーカーっていうか、まあ、MINIに乗っている
  んですけれども、故障もせずに、今、元気に東京でお留守番をしています。私
  の夢は、そのMINIでぜひこの酒田の町を運転したいなって、思っているんです
  よね。でも、東京からここ酒田までどれくらいかかるのでしょうね。6時間く
  らい、5時間ぐらい、遊佐町、何言ってんだ私は(酒田と遊佐は違うというこ
  とでお客さんからのツッコミが入ったようです(^_^;))。遊佐町まで5、6時
  間で着きますか?着かない?でもそれが実現できたらいいな、と思っているん
  ですけれども。
#今度MINIに乗せてくれないかなぁ(^_^;)>五味Chan
  今日の歌は、私のアルバム7枚目のアルバム、7月1日に発売されたんですけ
  れども、『Vacation Map』を中心に唄っています。このアルバムは1年中聴い
  て欲しいということで、さっき唄った「エイプリルフール」4月をテーマにし
  た曲で始まって、3月をテーマにした曲で終わります。1年間、カレンダー式
  に作りました。ぜひ聴いて下さい。それでは次の曲聴いて下さい。

 4. 渚に舞う想い
  夜も更けてきて、かなり雰囲気が出てきます。

G:どうもありがとうございました。続いて「もう愛をはなさない」聴いて下さい。

 5. もう愛をはなさない
  バックも含め、あちこちでミスが目立った感じでしたが、勢いでどんどん飛ば
  していきます。「愛をはなさない」の後に「HuHu」とお客さんが合わせます。

G:どうもありがとうございます。本当に短いんですけれども最後の曲になってい
  まいました。皆さん、最高の夏を、今年の夏をサイコーにして下さいね。今日
  はキャットウォークのみんなと1年ぶりに会って、こうやってコンサートをやっ
  ています。皆さんの思い出に残ったら嬉しいです。それでは最後の曲、なぜか
  「WINTER GAME」。(「美保ちゃーん」のかけ声に)Thank you!(シーケンサー
  の都合か、なかなか音が出ず)みんな、踊る準備はいいかな?みんな、腰痛い
  でしょ、立ってもらおうかな。

 6. WINTER GAME
  初めてこんな五味Chanを見ました(^_^;)。やれば出来るじゃない、っていう感
  じです。まさにノリノリ(死語)(^_^;)。曲のテンポがものすごく気持ち良かっ
  たです。杉村さんやみゆきさんも関係者のテントから出てきて見ていました。

G:ありがとう、どうもありがとう。ありがとう。

 会場から当然のごとくアンコールが起こります。

G:ありがとう、どうもありがとう。本当に、ずっとキャンペーンで全国を回って
  いて、すごくここに来るのを楽しみにしていました。私も最高の夏を過ごした
  くて、それに真っ黒に焼けたいなと思って、まだちょっと足りないけど。大丈
  夫だって。どうもありがとう。それじゃ本当にどうもありがとう。私のシング
  ル「僕だけのピンナップガール」聴いて下さい。

E1. 僕だけのピンナップガール
  歓声で良く聞こえなかったのか、バックのリズムがバラバラになってしまい、
  一度やり直します。歌詞も結構飛んでいましたが、そんなことは気になりませ
  ん。

G:どうもありがとう、本当にどうもありがとう。
K:どうもありがとう、五味美保&キャットウォークの皆さんでした。盛大な拍手を。
G:どうもありがとう。
K:CDも7月1日に7枚目のアルバムがね…
G:そうです。
K:出たということで、その辺のPRをどうぞ。
G:『Vacation Map』!
K:『Vacation Map』、みんな買うか〜?
お客さん:イェーイ
K:五味美保好きか?
お客さん:イェーイ
K:CD買うか?
お客さん:イェーイ
K:よし、明日直行でちゃんと、あれはCD屋さん?レコード屋さんに買いに行くん
  だぞ!わかった?はい。どうでしたか。今日のショーは。
G:本当に楽しかった、すごく楽しみにしてたんで。またこうやってみんなと一緒
  に唄って踊れたらいいなって思います。
K:イェーイ。それではもう一度、五味美保&キャットウォークの皆さんに盛大な
  拍手を。
G:どうもありがとうございました。

 あれほど嬉しそうに唄っている五味Chanの表情を見ているだけで、こちらまで幸 せな気分になれました。涙が出そうになるくらい嬉しかったです。何でずっとライ ブをしていないのか憤りを感じるくらい、熱気と興奮に包まれたステージでした。
 本当に遊佐まで行った甲斐があったというものです。交通費用と同じ料金のライ ブだと言われても納得出来るくらい満足しています。
 終了後は、すぐに近くの関係者用バンに入ってしまい、電気を消して一般客をや り過ごす五味Chanとみゆきさんでした。しばらくして例の青いジープに乗り込んだ ところでちょっとだけ話しかけることができましたが、「バッチリ」としか言い出 せませんでした。
 とりあえず軽井沢に行くことを告げたところで、ジープは走り去って行きました。
 無事戻ってきたところで、仕事を休んでこれを書いています(^_^;)。
 かなり長くなってしまいましたが、最後まで読んで下さった方、ありがとうござ いました。
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copyright かみと,1995