ついに東京進出の松井恵子さんです。普段は1〜2組の出演なのですが、この日 は3組ということで、18時開場、19時開演でした。松井さんのチケットノルマを果 たすためには、手売りのチケットで入場しないといけないので、しばらく表で待っ ていましたが、来ると言う話を聞いていた人たちが開演10分 前になっても来ないので、中で待つことにしました。前に松井さんから電話があっ て「関係者として入って下さい」と言われていましたが、そこまでしてもらうわけ にはいかないので、ちゃんと松井さんからチケットを買った形にして入場しました。
 私自身、知合いに声をかけていなかったので申し訳ないと思っているのですが、 お客さんの数は20人くらいではなかったでしょうか。私としては、初めから多くの 人に見てもらうと言うよりは、お店の人に認めてもらう方が重要だと思っていたの で、これだけお客さんがいればOKだと思っていました。
 以下が曲順です(松井さんにお願いして曲目を書いてもらいました)。

 1. もう一度 初めまして
 2. お金持ちじゃなくても
 3. 日暮し
 4. 思いあがりのルージュ
 5. 時計屋を飛び出した時計たちの唄
 6. 小さな小さな話がしたい
 7. 南風

 約40分ほどのステージでした。
 相当緊張していたようで、声があまり出ていませんでした。「クーラーで喉をや られちゃって」とも言っていました。そう言えば春頃に電話で「咳が止まらない」 と言っていたこともありましたから、あまり喉が強い方ではないのでしょう。
 ピアノも安全に進めようとしたためか、音に冴が感じられませんでしたが、その ことからも緊張していたことがわかります。
 全体的に「ミスをしないように」という意識が強く感じられて、小さくまとまり 過ぎたように思います。初めての場所というのは、精神的にかなり負担になるよう です。
 選曲は松井さんのスタンダードな曲が多く含まれていて、とても嬉しくなりまし た。「南風」のピアノなど、まるで自分で弾いているかのように「どんなもんだ!」 と自慢したくなります(^_^;)。
 MANDA-LA2の店長の中野さんも、それほど悪い印象ではなかったようでなにより です。松井さんによれば「年内にでもまた…」と言われたそうですが、松井さん自 身の都合もあり、簡単に来られるような状況ではなさそうです。私は半年か1年に 一度くらいのペースで構わないと思っていますが。
 一応、今後の参考のために対バンについても書いておきます(^_^;)。
・加藤久雄(Gt.Vo.)
 頬に白いペインティングをして登場。ファンも数名来ていたようです。ニヒルな ギャグを言うも、あまり面白くなかったです。唄い方は井上陽水さんっぽいかな、 といった感じ。音楽的なセンスにも問題があるかもしれない。
・吉野勝巳(Gt.Vo.)
 Gt.とFl.,Sax.,リコーダーのサポートがついていました。カントリーフォークか ら普通のフォークにかけての曲調が中心で、加川良さんのような唄い方。リコーダー の人はそこそこうまかったですが、サポートのGt.は今一つでした。自分の参加し ている草野球チームが優勝したとかで、すっかり調子にのってダラダラと1時間半 ほどやったのではないでしょうか。まさに身内の宴会状態で、無関係の人間にとっ ては拷問でしかありませんでした。やる曲もない&アンコールもかかっていないの にアンコールを2回くらいしていました。
#松井さんでなかったら即座に帰っていたところです。
松井さん、京都でも活動されていたチャッピーこと長谷川さん(前に、MANDA-LA2で
Harvestの対バンだったGood Time Houseのボーカルでもあります)、松井さんの友
達2人、私たちの7人で、終電が無くなるまで居酒屋で話し
ていました(^_^;)。最後のバンドがもっと早く終ってくれれば、こんなことにはな
らなかったのですが。「今日は子供もいないから」と、ビールを飲んでいた松井さ
んですが、ジョッキ半分ほどしか飲んでいないのにほろ酔い状態でした(^_^;)。
親と住んでいた時は門限が10時だったそうで、ほとんど夜遊びをしたことがないと
いう松井さんは、店を出た後もやけにハイでした(^_^;)。

 結局某氏が皆を送り届けることになり、早い方だった私でも帰宅したのは 2:30頃でした。本当にお疲れさまでした>某氏。ポリンちゃんが東京でライブ をやりたいと言っているそうで、その時はまた運転手をさせられるとか。お気の毒 な話です(^_^;)。
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copyright かみと,1995