HEART BELL TOUR'95 "Ring Ring Ring"と題されたsinonさんのライブに行って 来ました。NACK5リスナーは「緑色の物」を持ってくるようにということで、いろ いろと用意していたのですが、まだちょっと恥じらいがあって大物(?)は出せませ んでした(^_^;)。
 前回のクアトロは椅子席が用意してあったのですが、今回はいくつかテーブルが あるだけでした。後ろや横の方には椅子が用意してあり、開場時の客入りを見ると 後ろの席でもしっかり見えるのではないか、と思えるほどの少なさでした(^_^;)。 開演ちょっと前になった頃になって、どうにか格好のつくくらいの客入りになり、 とりあえずは安心(^_^)。

 19時をちょっと過ぎたところで開演。今回のサポートはGt.x2,Key.,Bs.,Dr.,Cho. でした。sinonさんは黒のパンツに緑色のシースルーのブラウス、黒に緑の縁どり のジャケットという姿でした。
 1. 恋は史上最強の魔法
  弾けるように飛び出したsinonさん。まずは踊りがしっかりしてきたなぁ、と
  いう印象。喉の調子もバッチリです。この曲はお客さんの「お約束」がうまく
  決まればもっと楽しい曲になるはずです。
 2. Crazy 'bout U
  爽快なまでに気持ち良く聴くことができました。ドラムのアレンジが実に心地
  良かったです。パワー全開で唄ってくれます。
 MC 「こんばんは、sinonです」「8月ライブの約束は守ってきたでしょうか?」
#「約束」とは「お友達を連れてきてね」ということ。
 3. しあわせにしてよ
  この曲を聴くと「ニヤニヤしてしまう」とこちらにも書きましたが、同じよう
  な内容のハガキをNACK5に出していたためか(放送では「私の魅力の虜に…?」
  と言われてしまいましたが、まんざらハズレでもない(^_^;))、ときどきチェッ
  クが入っていました(^_^;)。声の強さが前面に出た唄い方だったと思います。
 4. 海の匂いがする
  ファルセットも安定していて、ゆったりと余裕のある唄でした。
 5. 抱いてあげる
  本日特に良かったと思う1曲目です。sinonさんの大きさを感じさせる、パワ
  フルな唄でした。
 MC クリスマスの話。運命の赤い糸を信じているという話。
 6. あなただけいない
  ギターのみの伴奏で唄います。ビブラートの使い方、抑揚の付け方、どれを
  とっても見事でした。
 7. Good-bye
  キーボードのみの前半からフルバンドの演奏になる瞬間など、ドラマチックで
  した。バックの重厚な演奏に負けないsinonさんの力強い唄でした。
 8. AGAIN
  何の問題もありません。良すぎます。
 MC 「みんな、どうなのよ?」前回と同じ台詞(^_^;)。自転車「チャーリー」を
  買った話。「ボディーが色白で茶髪な感じ」だそうで(^_^;)。この辺になると
  MCもかなり落ち着いてきて、ラジオで話している雰囲気に近付いていました。
 9. 青空に逢いたい
  唄っている途中で口をマイクにぶつけてしまい、思わず笑みがこぼれるsinon
  さん。かなり前からライブで唄っている曲だけあって、余裕のある唄でした。
  最後のファルセットはコーラスの女性が唄っていました。
10. Love Song
  さらにテンポが上がってこの曲。体感温度はすっかり夏です。sinonさん踊りま
  くりでお客さんにも要求していましたが、なかなか出来るものではありません。
11. 扉(Doors)
  前曲から間をおかず、さらにパワーアップして迫ってきます。まだまだ盛り上
  がる一方です。
12. バイト・ロック
  新所沢パルコのイベントではまともに聴けなかったこの曲、今回も一部歌詞が
  飛んでしまっていました。唄っている途中でマイクスタンドを踏んでしまい、
  マイクをグラグラさせたり、極めつけは、間奏中にマイクがスタンドから落ち
  てしまって、慌てて拾ったものの音が出なくなってしまう、というハプニング
  もありました。ノーマイクで唄っているうちにスタッフが別のマイクを用意で
  きたのですが、なかなかまともに聴かせてくれない曲です(^_^;)。
13. Into The Paradise
  前奏のところでメンバー紹介。sinonさんの唄は最後までかっとばしていました。
  電飾付きタンバリンも光っていました(^_^;)。

  先ほどのマイクが復活します。「sinon」コールまで起こってしまう盛り上がり。
E1. Christmas(?)
  ア・カペラで唄い出します。鈴を振りながら唄っていました。
E2. 赤鼻のトナカイ
  レゲエ風のアレンジからロック調に変わるものでした。初めて聴くアレンジで
  あっても何故かドラムの決めがわかってしまうほど、私好みのものでした。
MC キーボードのみを残してバンドのメンバーがステージから下ります。
  「もうすぐ'95年も終わりますが、勉強もできたし良い年だったと思います。
  来年はもっと大きくなってみんなの前で唄いたいと思います」
E3. TALK
  正直言うと今まで「TALK」は感じるところの少ない曲だったのですが、ゾク
  ゾクするほど良い出来でした。

 アンコールではクリスマスソング(どちらも英語)を披露してくれました。 そして「今年は『TALK』で始まって『TALK』で終わる」とのMCの後での「TALK」。 前回のライブからは想像もできないほどの声量と迫力を感じる、とても素晴らし い唄でした。
 今回のライブではア・カペラ風の部分もあり、唄のうまさを感じずにはいられ ませんでした。何と言っても声に勢いがあります。心から楽しんで唄っている、 ということがひしひしと伝わってきました。私が今年見たライブの中でも上位に 位置する、楽しく熱いライブでした。

 配られていたチラシによれば、今度こそファンクラブが出来るようです(^_^;)。 「Heart Bell Club」という名前で、来年春頃のアルバム発売に合わせて発足らし いです。現段階ではどんなファンクラブにして欲しいかの要望を求めている状況 のようです。意見や希望(申し込みではない?)は
  〒151 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-8-16ロッキンガムビル4F(株)八曜社内
  「Heart Bell Clubみんなでsinonを盛り上げていこうよ/こんなファンクラブ
  がいいよ!」係まで
とのことだそうです。なんで八曜社?

 mikaiga@南青山マンダラと掛け持ちする予定でしたが、こちらは19:30スタート で1時間のステージということなので、どう転んでも間に合わないことがわかった ため、諦めることにしました。それに値するだけのsinonさんのライブだったことは 言うまでもありません。
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copyright かみと,1995