渋谷On Air Eastの石嶺さんを見てきました。見事に自分の世界を確立した感が あります。曲調やメロディーラインが分かりやすいということもあり、かなり 幅広いファン層のお客さんがついています。ゆったりとした雰囲気の中で、若々 しさものぞかせる素晴らしいステージでした。石嶺聡子さんのような人はホール でじっくり聴きたいものです。次回はホールコンサートにしていただきたいもの です。

 開場時間丁度に到着し、1分も待たないうちに入場することになりました。その 時点で集まっているお客さんの状況ですが、入り口前のスペースがいっぱいになっ ているくらいでした。客席は100席ほどの椅子が用意されていましたが、そんなもの はあっという間に埋まり、ほとんどの人が立ち見になっていました。かなり後ろの 方までびっしり人がいたようです。

 始まる直前まで気付かなかったのですが、ステージには幕があって、幕がかかった まま1曲目が始まります。結局最後まで唄い終わった後で幕が開きました。

 MCで、レコーディング期間中にタクシーに乗ったときの話をしていました。 東芝EMIのビルから出てタクシーに乗ったところ、タクシーの運転手に「どこの部門 の方ですか?」「松任谷由実ってどんな人?」などと、スタッフと間違われていた そうです。歌手であることを告げたところ、アルバムを買ってくれるという話になり、 「『INNOCENT』というアルバムが出ています、と言ったら『なんで「昆虫」なんて いうタイトルなの?』と言われてしまいました」という内容でした。
SAIL Music Laboratoryへ戻る

copyright かみと,1996