1996/08/25 小林清美@北海道美瑛町「丘のまちフェスティバル'96」

曲順

Part 1

  1. WELCOME TO 美瑛 いつか丘のまち
  2. いいのいいの
  3. どんな強い風の中でも
  4. 会いたくて
  5. じゃあね
  6. Change
Part 2

  1. ACROSS MY MEMORIES〜季節の向こうへ〜
  2. 今のままで
  3. WELCOME TO 美瑛 いつか丘のまち
  4. 会いたくて
  5. Change
  6. じゃあね

内容

Part 1

24hTV@中京地区をすべてあきらめて、清美さんの久々の唄を聴くために、北海道 は美瑛に行って来ました。前日より旭川入りし万全の体制です。
 旭川の朝は霧が出ていて寒いくらいでした(気温12度)。美瑛駅に到着したのは 8:20頃で、観光客も多数降りていきました。すぐに観光案内所のコーナーが目につき、 そこで「丘のまちフェスティバル'96」のチラシを入手。そこには清美さんの名前が 載っている程度でした。KIOSKで案内所が始まる時間を尋ねると9時とのこと。CDを 販売していることがわかったので、とりあえず9時まで待ってみました。そこの担当 の女性が現れたので、早速10枚購入。在庫はかろうじてありました。「今日(清美 さんが)来るんですよ」と言われつつ(^_^;)、CDが何枚くらい製作されたのか さりげなく聞いてみると「2万枚」との答。どう考えてもそんなに作るわけはない ので不審に思っていると、「テレカだったかな」ということでした。でもそれは きっと、作ったチラシの枚数だと思われます。観光案内所の割り当ては100枚だった そうです。
 駅から続くまっすぐな道を数百メートル進んだところに会場の丸山運動公園は ありました。会場着が9:20頃。地元各関係の模擬店が出ていて、朝から賑わって いました。競技場のトラック部分がまるごと「第14回農業まつり」の会場となって おり、結構広いスペースでした。ステージはよくあるトラックの荷台部分を利用 した移動式のものでした。ステージ前で白金太鼓のセッティングがされていました。 会場では清美さんの唄う「WELCOME TO 美瑛 いつか丘のまち」が流れていました。 いかにも清美さんらしい“さわやかさん”((C)いつかの酔っぱらいのおじさん)な 歌でした。この頃になると、夏の太陽が降り注いでいました。
 10:00から町長などのお偉いさん方の挨拶があり、ちょうどその頃に清美さん 一行が到着。福永さんと瀬戸さんが一緒です。福永さんが私を見つけ、遠くから 手を振り、それに気付いた清美さんがこちらに向かって手を振る、という感じ でした。瀬戸さんもこちらに会釈しています。一行はすぐにステージ横のテント で打ち合わせに入り、話し掛けるタイミングを逃してしまいました。清美さんは 水色のスカートに黒いカーディガンを羽織ったような服装でした。ステージ前では 白金太鼓の演奏が始まっていました。少ししたところで清美さんのファンである 岐阜のSさんが到着。お互いに顔を見合わせ「バカは私だけではなかった」と 笑っていました(^_^;)。
 その白金太鼓のステージが10:40頃に終わると、すぐに清美さんのリハーサルと なりました。

R1. Change
R2. WELCOME TO 美瑛 いつか丘のまち
モニタチェック程度、10分ほどで終了。清美さんの調子はそれ程悪くなさそう でした。PAはあまりよいとは言えませんでしたが。リハーサルが終わったところで 「12時から『WELCOME TO 美瑛』の発表会があります。みなさん最後まで丘のまち フェスティバルを楽しんでいってください」とご挨拶。
 リハーサル後はすぐに会場を後にされて、またしても話すチャンスを逃して しまいました。清美さんのステージは12:00からと14:00からということで、しばらく 時間をつぶそうと思ったものの、いつ現れるかわからない清美さんが気になって、 結局すぐにステージ前に戻って待機。11:30に清美さんらが戻って来ました。山梨の イベントの時に着ていた青い衣装に着替えていました。福永さんは買ったばかりの カメラを首から下げ、サングラスをしたりして、ちょっとした女流カメラマンっぽい 格好でした。ここでやっと2、3話をすることができました。「一人で喋るところが あって、ちょっと緊張しています」という清美さん。ステージ横のテントで待機。 私たちの方に背を向けている清美さんでしたが、時折振り向いては愛敬を振りまいて くれます。福永さんはこちらにカメラを向けて「北海道まで追いかけてくる愚かな ファン」の証拠を撮影していました(私たちを撮ってどうするんでしょう(^_^;))。
 ステージで行われていた民謡ショーが終わり、12:05に清美さんのステージが 始まりました。司会のお姉さんによる清美さんのプロフィールの紹介がありました が、業界向けのものではないかと思われる原稿をそのまま読んでいる感じでした。 この司会のお姉さんがちょくちょくとちっていて、「あれなら清美さんの方がうま そうだ」などと思っていました(^_^;)。

1. WELCOME TO 美瑛 いつか丘のまち
もちろんこの日初めて聴いたのですが、美瑛の美しい景色を織り込んだ詩、 おぼえやすく雄大な自然を感じさせるメロディー、清美さんの声によく合って いました。間奏で「みなさもいっしょに唄ってください」と言葉をはさみます。
2. いいのいいの
この曲を唄ってくるとは意外でした。軽快なリズムに合わせステップを踏んで 唄っていました。まだちょっと緊張感感じられました。
MC 「今回美瑛町の歌『WELCOME TO 美瑛』を唄わせてもらうことになりました 小林清美です」
3. どんな強い風の中でも
唄の出来がとてもよかったです。これまでにステージ聴いたこの曲の出来と しては一番良かったのではないかと思えるほどでした。広い会場の隅々まで 響き渡る心地よい唄でした。
MC ここで司会の女性が登場、簡単なインタビュー。美瑛を案内してもらった話 など。町長さんに茹でてもらったとうもろこしを食べたのがおいしかったと 言っていましたが、あわてて議長さんと訂正していました。町長さんらは ゆったりと構えていて、とくに気にしていなかったようです(^_^;)。水泳の 話題もしていました。一通りの泳ぎ方は出来るそうです。
4. 会いたくて
ゆったりした曲は北海道の大地によく似合います。
5. じゃあね
愛しさの溢れる唄でした。明るく唄っているものの、それが一層センチメン タルな深さを感じさせてくれました。
MC 「1回目のステージの最後の曲になりました」
6. Change
唄う表情が豊かになったと感じさせる曲でした。ふとうつむいてみたり、 微笑んでみたり。そんな清美さんにずっと見とれていた気がします。

 お客さんの一人がステージに握手を求める場面もありました。ここで若草恵さん と伊藤薫さん、清美さんに町から花束贈呈。手渡すところを写真に撮っていました が、どうもタイミングを逃したらしくもう一度撮り直したりしていました。この時 も清美さんはすぐに会場を出ていってしまいましたが、会場ではサイン色紙付きの CD即売会が行われていました。ということで35分ほどのステージでした。
 この後はカラオケ大会となり、審査員は若草恵さんと伊藤薫さんが担当。演歌を 唄う人がほとんどでしたが、かなり唄い込んでいる人が多かったです。20歳の女性 が「FOR YOU」を唄っていた時には、こういう感じで清美さんもスカウトされたの かな、と思いつつ聴いていました。

Part 2

 第2回目のステージは14:03から。同じプロフィールが紹介され、同様のパターン で進行しました。清美さんはパンツの上に白っぽいワンピース風の衣装に着替えて いました。

1. ACROSS MY MEMORIES〜季節の向こうへ〜
曲目は同じということを知らされていたのですが、1ステージ目とは違う曲で おやっと思わされます。ニコニコ笑いながら唄っている様子はとても好印象 です。高音の方でちょっと外すところがあったのがちょっと残念でした。
MC 「2ステージということで最初のステージから見ていてくださる方も多いと 思います」
2. 今のままで
天を仰ぐように唄うところが多かったのですが、お客さんの表情も良く見えて いるようでした。
MC 司会の女性が登場、子供の頃から歌手になりたかったのか?という質問から デビューのきっかけの話題へ。秋にアルバム、シングルを発売する予定で、 レコーディング(シングルのでしょうね)に入るということでした。「こちらの 方は熱心で、微動だにせずに見てくださっているんですよ」と司会の女性が 私達の方を示していて、清美さんも「ファンクラブの人で名古屋(正しくは岐阜) と東京から…」と、いきなりバラされてしまいました(^_^;)。
3. WELCOME TO 美瑛 いつか丘のまち
皆に語りかけるように丁寧に唄ってくれました。伸びのある声がすがすがしい 一日にぴったりでした。
MC 「今日美瑛町から帰ってしまうのですが、帰るのが惜しくて一生住みたいくらい です」
4. 会いたくて
美瑛の風景を目に焼き付けるかのように、時々遠くを見ながら唄っている感じ でした。
5. Change
安定した唄でした。この頃になると「いい唄を聴くことができて幸せ」と感じず にはいられませんでした。
MC 「最後の曲になりました。最後の曲を唄うのもさびしい感じですが。また皆さん にお会いできることを楽しみにしています」
6. じゃあね
「透明感のある唄声の記憶がひとつ、美瑛の地に残された」というのは言い過ぎ かもしれませんが、心の奥まで染み入る唄は、きっと多くの人を魅了したこと でしょう。

 この後もCD即売がありました。今回は清美さんも同席していたこともあり、 そこそこ売れていました。とりあえず私達は、清美さんのいるテントの後ろで待機、 瀬戸さんといろいろな話をしていました。「絶対に丘を見に行きなさい。人生観 変わるから」との強いお言葉。「薫さんはこれだけの景色をよく1曲にまとめた ものだ」ともおっしゃっていました。「1年くらいしたらきっと、清美のような 音楽が見直されてくると思うから、これからも続けていきたい。次のシングルが 勝負なんだけどね。でも売れないと本人がめげるから…」とも。本当にいい娘なん だよ」と社長からベタ誉め状態。「意地悪なところが無いんだよね」と社長自らが 惚れ込んでいるのが伝わってきます。いきなり「アルバムタイトル考えてよ」と 私に言い出す瀬戸さん。初めは冗談かとおもっていたのですが、後から福永さん に「テープを送るように」と指示していて、どうやら本気のようです。もちろん そのまま採用されるわけではなく、事務所でタイトルを決めるときの候補に挙げる ということですが、ここまで信頼されていると思うとうれしいものがあります。
 CDを購入する人も減ったので清美さんのところへ挨拶に行きました。あまり時間 が無かったので大した話は出来ませんでしたが、ステージを終えてほっとした 表情が印象的でした。ステージで清美さんが私達のことを話したこともあってか、 町のお偉いさんをはじめ、関係者の方々が「ありがとうございました」と私達に 挨拶する始末。改めて美瑛の人達の温かさを感じさせられました。
 瀬戸さん、伊藤薫さん、若草恵さんはその日のうちに戻られるそうで、清美さん と福永さんはそのまま札幌へキャンペーンに向かわれました。「ここでお別れする のも何ですが」という福永さんの言葉でしたが、スケジュールが厳しいようで、 福永さんともあまり話は出来ませんでした。

 その後、岐阜のS氏と「もしかしたら旭川駅で捕まえられるかもしれない」と あわてて美瑛駅に戻ったのですが、わずかなところで乗り遅れてしまい、1時間 美瑛駅で過ごすことに…(タクシーという手が無かったわけでもありませんが)。 彼も旭川に泊まるということで、二人で合計7時間くらい清美さんの話をして しまいました。彼によれば、美瑛の観光案内所に電話したらCDを買うことが出来 たそうです。「通信販売はやっていないんですけれど郵送なら」と言っていたとか。 ちなみに郵送料は無料だったそうです(^_^;)。それから、彼のところに届いた暑中 見舞いによれば「最後の山梨の夏」と書いてあったとか。もしかしたら家を出て 本格的に活動を開始するのかもしれません(妹に部屋を奪われたのでは?という 気がしないでもありませんが(^_^;))。
 美瑛に行って清美さんの唄を聴いて、心の休息になった1日でした。
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