開場18時、開演19時にもかかわらず15時には会場前に着いていました。ぼちぼち リハーサルが始まる頃か、といった状況で、時々音が外に聴こえてきます。入場時 の整理番号があるため、こんな時間から来ているのは数名のみ(^_^;)。近くをうろ うろしながら時々チェックに戻るのですが、延々とリハーサルが続いていて、今日 は曲が多いぞ!という予感(^_^;)。開場30分前になって整理番号順に並ばされまし たが、その頃もまだリハーサルが続いていたような気がします。
 入場時にはコンサートの「しおり」が配られていました。パンフレットといった 洒落たものではなく、小学校の遠足であったような小冊子でした。とは言え、かな り凝った内容でした。ちなみに先着3名まではカラー版だったようです。
 ほぼ時間通りに開演。スケーターズワルツ(?)が会場に流れ、場内アナウンス。 このアナウンスも東京Qチャンネルらしい‘ひねり’が加えられていました。ライ ブのサブタイトルって何でしたっけ?「すどぱぁの…」「紅勝て白勝て…」憶え切 れていない…。「録音、撮影、…などはHeart Landの規定で禁止されております」、
「お蔭様でチケットはSold Out、二人は‘いい気’になっております」。
 さて、選手入場。軽快なマーチに合わせてメンバーが登場しました。時事ネタで それぞれが所属の政党の代表という形で紹介されていました。

 1. Radio Heart Beat
 2. 遊びに行こう!
 3. close
 4. 横浜WALK
 5. 月夜の星
 6. スパゲッティ
 7. 東京ワンルーム物語
 8. 花咲く頃に...
 9. vs.ヘクトパスカル
10. SQUALL
11. Bran-new day
12. Hold
13. やさしいドイツ語講座〜一歩すすんだドイツ語講座〜HGDEDGb
14. 「いつか」は今日だった
15. Vamos a Fiesta!
16. 最後の一撃
17. Say! Happy Birthday
E1. 素直なままで恋をしようよ
E2. 原色の国
E3. 僕は君が好きだよ

 メンバー紹介の時でしたか、割さんが1曲唄うことになるかもしれない、という 危ないところまでいきました。すどぱぁはNOKKOさんのもの真似を披露。
 「皆に参加してもらおうかな」とのすどぱぁの言葉に会場からは「ハゲ?」との 声がかかっていました。ここでは「スパゲッティ」やることになったのですが、エ ンディングが「笑点」にアレンジされていて、すどぱぁはホーンで“パフッ”とやっ ていました。
 割さんがステージから消えて、すどぱぁがキーボードにつくと、割ンシュタイン 先生が登場。ドイツ語講座が始まりました。たくさんの生徒を3つに分け、 "HGDEDGb"、"HD"、"H HGD"の混成3部合唱。ここの生徒さんたち、素人とは思えま せん(^_^;)。練習中、先生の指揮に合わせて止められなかった"HD"のグループに頭 を抱える場面も。
 途中で‘オリコマちゃんちきどう’のCMがいくつか流されていました。その間に すどぱぁ衣装変え(だったかな)。
 「最後の一撃」ではピッチャーすどぱぁの投げたゴムのサインボールを割さんが ラケットで客席に打ち返したり、小さなサッカーボールを蹴ったりしていました。
 選曲は、主な曲のほとんどが唄われたといったところです。「普通の日々」 「お茶菓子」などがありませんでした。ダブルアンコールを含め全部で20曲でした か、新曲も披露していました。さまざまなタイプの曲がある東京Qチャンネルだけ に、ライブで演奏される楽曲もバラエティに富んでいて、飽きさせないライブでし た。バラードの持つパワー、ポップな曲のエネルギー、東京Qチャンネルの魅力が 充分に発揮されていたのではないでしょうか。
 バラードで今にも泣き出しそうな唄い方をするすどぱぁ、いつになく力が入って いました。割さんは12弦ギターを弾いていましたね。

 「ラジオニアンQ殿」のリスナーでない人を調べたり、一番遠くから来た人は誰 か調べたりしていましたが、すどぱぁは「どうやって知ったんだろう?」と言って いました。

 ライブ終了後にも場内アナウンスがあって、楽屋に盗聴マイクが…という設定で した。ちょっとわざとらしかったかも。最後には「場内清掃がありますので、とっ とと帰って下さい」のアナウンスで終了となりました。
 東京Qチャンネル初の有料ライブ、大成功だったのではないでしょうか。
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copyright かみと,1996