なかなか東京に出てこないSWEETSを高田馬場AREAで観てきました。
 高田馬場AREAは初めてだったのですが、すんなりたどり着くことが出来 ました。高田馬場駅から早稲田通りを西へ向かったSEIYUの地下でした。 元は映画館だったそうです。ステージは40cmほどの高さがあり、奥行きも 結構ありました。ステージ前には3mほどスペースがあって、その後ろは1段 高くなっており、ステージよりも少し高いくらい。そこにはテーブルと 椅子が出ていました。この辺の作りは映画館の名残なのかもしれません。 天井には普通の蛍光灯(ライブ中ももちろん使っていない)がありました。 かなりドンシャリ気味な音で、とりわけ低音はよく響きます。1段高く なったところの床の下が空間になっているからかもしれません。

○CHERUB
 GtVo:Sachi, BsCho:Yumiko, DrCho:Rieという女性3人組。激しさはある
 ものの、比較的聴きやすいポップロック系の曲が多かったです。ボーカルの
 Sachiさんは森高千里さんのような雰囲気の人でした。大阪出身だそうで、
 春から東京に来てライブ活動をしているそうです。
 1. Lovely Pretty Girl
 2. You will succeed
 3. Way
 4. Kiss me Kiss you
 5. Venus
 6. Rainy Day

○SWEETS
 CDジャケットで見るよりは二人ともずっと女っぽい感じでした(ジャケットは
 結構恐いものがある)。春に本八幡Route Fourteenでライブをして以来、2度目
 の関東でのライブだそうです。地元の福岡では西鉄福岡駅でストリートライブ
 を継続中とのこと。
 1. ALTERNATIVE
  MITCHYのゆったりとしたギターで始まり、途中からテンポを上げていました。
 2. シルバータイム
 3. Far away(?)
 4. ネオン
 5. Be Free(?)
  バラードでした。
 6. 恋〜secret story〜
 7. Hey Hey
 8. BLACKJACK
  二人でライブを始めてからずっと唄っている曲ということで、SWEETSの原点
  と紹介していました。彼女達の代表曲と言えばこの曲になるのでしょう。

 全体的にテンポが速すぎる感じでした。バックのサポートが無いので、まさに
 ギター1本と二人の声だけなのですが、その存在感はすごいものがありました。
 “ハード・アコースティック”という宣伝文句に違わない内容で、最近少なく
 なったタイプのアーティストだと思います。
 会場で配られていたチラシによれば、二人とも九州産業大学芸術学部デザイン
 学科在籍でかつ、福岡コミュニケーションアート専門学校プロミュージシャン科
 に所属しているようです(東京コミュニケーションアート専門学校の番組で曲が
 流れる理由が判明(^_^;))。

 以下、チラシより。
 SWEETS: 本来はKAZUとMITCHYのことをSUITE(2つ以上の連結)で表わし、同音
  意義語のSWEETを使用。複数を表わす「S」はオーディエンスを意味する。
 KAZU(Vo 川口和美): 1975年12月30日生まれ、B型。大学入学後、BLACK MUSICに
  目覚めSOUL R&B ゴスペルを聞くようになる。特にアレサ・フランクリンが
  好きである。心が動き自然に身体が動き出すような歌を歌いたい。
 MITCHY(GtVo 井上美知子): 1975年6月16日生まれ、O型。小学4年生の時に
  ウォークマンを購入して以来、音楽を聞くことに熱中する。大学1年生の時に
  あるミュージシャンに出会い、音楽をやることに目覚める。

 福岡では照和などを中心に活動していて、福岡ビブレホールの最高動員数337名 を記録したとか。また、地元テレビ番組のテーマソングを唄っているようです。

○’μn
 Bs,Dr,Vo,Gtのハードロックバンド。一応女性ボーカルなのですが、全然
 面白みの無いバンドでした。いつ帰ろうか悩んでいたくらいです。
 印象に残ったのは、1小節に8つ打つキックを聴かせてもらったことくらい。

○Cheese Bette's
 見ずに帰りました(^_^;)。

 出口のところでレコード会社と思われるスタッフが数人待ちかまえていて、 アンケートを回収していました。CDも売っていたのですが、そのテーブルには しっかりSWEETSの二人がいて、サインでもしようかという姿勢で座っていました。 そのことに気付いたのが少し遅かったので、まるで逃げるように帰って行った ように見えたことでしょう。
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copyright かみと,1997