2、3ヶ月に1度くらいのペースでライブ活動を行っている吉中美樹さんの ライブに行ってきました。吉中美樹さんは狭山出身ということで、会場の所沢は 馴染みのあるところだそうです。そういえば新所沢航空公園でのライブという のもあったなぁ、と今ごろになって思い出しています。
 実はとても忙しいことになっているのに仕事を18時に終え、1時間半かけて 所沢へと向かいました。本当は1時間20分くらいだったのですが、会場が わからなくてさまよってしまいました(^_^;)。チャージ無料ということは 読んでいたのですが、どういうお店だか知ったのは会場に付く直前。 "Liquor&Pasta"ということから、レストランバーのようなところだろうと 容易に想像できます。
 開演時間に5分ほど遅れて中へ入ると、既にステージが始まっていました。 ステージに一番近いカウンター(でも吉中さんの後ろ側)に座って聴くことに しました。L字形の店内は思ったよりも広く、中央部分にグランドピアノが 置いてあり、吉中美樹さんが唄っています。すぐ横で岩佐さんがSaxを演奏 していました。今回のサポートは旦那さんの岩佐さんだけでした。
 チラシを見たところ、ここは30分の3ステージとなっていて、全て曲名が 載っていたのでそのまま書いておきます。

===1ステージ目===
 1. A Nightingale Sang in Berkeley Square(カバー)
 2. 素顔
 3. 我巡遥的山中来(これもカバーになるのかな?)
 4. 来ない来ない君を
 5. 月にドライブ
===2ステージ目===
 1. さかなになってひるね
 2. 雨の日が好き
 3. So Far Away(カバー)
 4. ゆめとうつつ
 5. 風に吹かれて
===3ステージ目===
 1. Someone to Watch over Me(カバー)
 2. 真昼の月
 3. 君の才能
 4. 花(カバー)
 5. 抱きあうといいね
 6. 台風娘

 1ステージ目の1曲目の途中から見ることが出来ました。お客さんの多くは 普通に食事をしているため、静かな曲はちょっと厳しいものがあります。 吉中美樹さんを知らない人も多いだろう、ということからか、それぞれの ステージでカバー曲を入れていました。前半は何となくリズムがキープ しきれていなかったり、声が出ていなかったりという印象でした。中盤からは いつもの温かみのあるボーカルが存分に発揮されていて、後半は激しいわけ ではありませんがパワフルな印象さえ有りました。
 「So Far Away」は高校時代にバンドを組んでいた頃から唄っているそうで、 バンドの曲の中では一番気に入っていた曲だそうです。
 「ゆめとうつつ」は かねこみすずさん という詩人の書いた詩に曲を つけたものだそうです。いかにも字余りのような歌になっていましたが、 後半はゆったりした雰囲気になっていました。
 3ステージ目では、それまでよりもずっと唄に力が入っていて、次々と 元気の良い曲が続くこともあり、躍動的な内容でした。特に「君の才能」 では、普段はあまり見えない運指の様子なども楽しむことが出来ました。  ステージが終わりレジでお金を払ったところ、店員さんが「出演者の お知り合いの形ですか?」と訊いてきました。さらに「面識はありますか?」 とも訊いてきて、「今読んで来ますので少々お待ち下さい」と、わざわざ 呼びに行って下さいました。その言葉に甘えて、ちょっとだけ挨拶して サインをもらってきました。
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copyright かみと,1998