怪しさ漂う洗濯船のマンスリーライブです。お客さんが自然に淘汰されて きたのか、雨だったからなのか、定員40名の予定通りくらいのお客さんの数 でした。サポートはいつもの斉藤さん。妙な斉藤さんのMCで始まり、会場に 冷たい空気が…。

 1. ねこじた
 2. 月アカリ
 3. 約束
 4. メビウスアイロン
 5. 避雷針
 6. ...

ここで1部終了。「ねこじた」はもっとしっとりした雰囲気で聴きたいところ ですが、立ち上がりということで今一つ声が出ていなかった感じでした。 「約束」が久々だったこともあり、良かった気がします。1部の後半は聴くのが 2回目くらいの馴染みの薄い曲でした。
 2部はトークです。今回は歩絵夢(旧・斉藤哲也)さんとかみ合っていなくて、 今一つという感じ。内容としては、昨夜放送された「朝まで生テレビ」を見た 斉藤さんが、番組のテーマの教育論を受け売りしようとして、未紗さんに納得 してもらえずに口論となっている、というものから。これが原因で今日は トークがかみ合っていないようです。他に「赤子にスマイル」について。これは 赤ん坊を見た斉藤さんが子供に向かって微笑んでいる様子を見て、「何故 子供には微笑むのか?」という未紗さんの疑問をぶつける、というものでした。 先日のMANDA-LA2でのライブの日に自殺の無意味さについて熱っぽく語った未紗 さんですが、ちょうどその日に国立で3人の男性が自殺した事件にふれて、 「人間ワンルームマンション」説を再び語っていました。
 ここで見に来ていた弟の福間創さんが呼ばれ、姉弟トークとなりました。 いろいろと子供の頃の話を聞くことが出来ましたが、これが未紗さんの現在を 理解する上で参考になりそうです(^_^;)。未紗さんの二人のお姉さんは宝塚に 行っていたため、主にお母さんがその二人の面倒をみていたらしく、未紗さんと 創さんは放し飼い状態だったとか。お母さんがいなくなると創さんを呼んで、 ピアノで「君が代」を聴かせたりしていたそうで、創さんはとても恐い思いを していたらしいです。他にもブレーカーを落として遊んだり、包丁の背を ギコギコ頭にこすり付けたりしたとか。そんなことから創さんは「まともな 大人になるわけがない」と思っていたそうです(^_^;)。小学校でパンダウサギが 生まれたので、友達の分と2匹を1日だけ預かった創さん、5cmくらいの大きさ のウサギをこたつの中に入れていたそうですが、お母さんが気を遣って温度を “強”にして、しばらくしたら20cmくらいに伸びていたとか…。母親を怒る弟を 冷ややかな目で見ていた未紗さん、創さんを呼んでピアノの一番低い音で 「うーさぎうさぎ、何見てはねる…」と弾いたそうで、創さんはとても恐い 思いをしたとか。そんな関係は創さんが野球部に入って金属バットを持つように なるまで続いたそうです。
 続いて未紗さんのクリーニング屋さんのサービス券の話。得だと思って 買ったサービス券だったけれど、期限の半年で使い切れるかとても心配で ドキドキしているというものでした。
 そんな状況から第3部へ。

 1. ホーヘイ
 2. ハルが来た
 3. 夜の小鳥
 4. ラメント
 5. ローズプラネッタ
 6. 春まつり
 7. 未来
E1. ユリの丘

 「ラメント」はイントロが結構速くて、唄い出すとどんどんゆっくりになって いきました。「ローズプラネッタ」が陽気な雰囲気で良かったです。皆で伊豆に ツアーに行こうか、ということも話していました。
 今回は特にプリントは無かったのですが、未紗さんとは関係ないところで ファンが作った「洗濯日和」というプリントが配られました。いわゆる私設 ファンクラブの乗りのプリントでした。なんだか懐かしいものを感じてしまう (と言っても私はやったことありませんが)ものでした。
 そのプリントを作った人たちが福間未紗さんのMailing Listを始めたそうで、 endo@um.u-tokyo.ac.jpまで問い合わせれば良いようです。また http://ti.um.u-tokyo.ac.jp/fukuma/missa.html というWeb Pageも作っている そうです。未紗さんは感心しきっていました。
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copyrightかみと ,1998