Dr.Washingtonのツアーも残すところわずかとなってきました。マーシーの 地元であり、松ちゃんの親類縁者友人関係が集まる名古屋でのライブです。

○PICABIAN JUMBO!
  BEE(Vo)、TAKE(Dr)、TETSU(Bs)、KAORU(Gt)、NAKANISHI(Perc)のポップロック。
  ボーカルは女性です。本人たちはお笑いバンドと言っていましたが、音は
  しっかりしていて、楽しいステージを見せてくれました。初めはエスニック調の
  バンドかと思っていましたが、軽快な曲も多くお客さんとの掛け合いもなかなか。
  高音までバッチリ聴かせる唄で、地元だったらまた見てみたいバンドでした。
  CDを売っていたので買ってしまいました。

○きんばらしげゆき
  かつて上野水上音楽堂のイベントで見たことがありますが、3年くらい前のこと
  なのであまり憶えていませんでした。ただ、味のあるうまいステージをしていた
  事だけは憶えていました。MCで笑いをとれる、楽しいフォークシンガーです。

○Dr.Washington
  今回はトリということで、京都大阪とは一味違ったステージを見せてくれるに
  違いないという期待を持って見ていました。関西ではそれほど動員できていた
  わけではないので、名古屋の盛り上がりはドクワシらしさを引き出すには絶好の
  会場です。
 1. Honky-Tonk Blues
    雰囲気からこの曲でスタートだろうなと思っていた通りのオープニング。
 2. Feel the Vibration
    後半少し引っ張りすぎ。もう少し簡潔にしたほうが良いと思う。
 3. 今日は快晴
    ステージから下りたマーシーが最前列のお客さん(^_^;)に唄わせます。
    キーが高いので唄うのが大変。
 4. ポエム
    しっとりと聴かせるバラード。今回一番良かったです。マーシーの魂が
    深く込められている感じがしました。
 5. 空に...
    オルガンのトレモロがちょっと変。大きく崩れてしまうのではないかと心配
    しながら聴いていました。
 6. 雲に
    テンポが2段階に変わる面白い曲。
 7. CRY OF THE EARTH
    かつては「2度と唄わない」と言っていたのですが、今回のデモテープにも
    収録されています。ちょっと固めの内容の曲。
 8. 風に吹かれて
    ドクワシらしい楽しい曲。少し走り気味。
 9. What's a Wonderful Journey
    今回のツアーはこの曲が定番となっています。前奏などでお客さんに「Hey!」
    と唄わせるパターンも定着してきました(といっても見ている私たちだけですが)。
E1. Singin' My Song
    半ば予定通りアンコールとなりました。マイキーさんがステージを下りる前に
    アンコールの手拍子が起こり、しょうもない駄洒落合戦となっていました。
    そして予定通り歌詞を書いた巻き物を取り出し、お客さんにも唄わせます。
    またしてもマーシーはステージから下りてきて、最前列のお客さんにマイクを
    向けます。最後には床に座り込んで、ステージを眺めているマーシー。間奏が
    終わりそうになって慌ててステージに戻っていました。

 MCの途中で花束をもらったり、演奏後にも知り合いが多数花束を渡したりと、 さすがに知り合いが多く来ていることを感じさせます。演奏は全体的に走り気味 という感じで、少し緊張していたのでしょう。もっともイマリンはいつもどおり 飄々と演奏していました。
 このツアー、残すところ原宿ルイードのみとなりました。これにいけば全制覇 です(^_^;)。マーシーは皆勤賞を用意してくれるようなことを言っていましたが、 彼女のことだから忘れてしまうんだろうなぁ。
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copyright かみと,1998