夏が近づくと五味Chanのイベントが待っています。今回は三重県の鈴鹿サーキット で行われる“ホンダ夏まつり”ということで、鈴鹿まで行ってきました。
 朝7:03の新幹線で名古屋へ向かい、名古屋から近鉄に乗り換えて白子駅へ。 名古屋付近から雨になり、雨の場合にどうなるか聞いていなかったので、 もし中止にでもなったらどうしようという不安がありました。白子駅からの バスで会場の鈴鹿サーキットに着いたのは10:45頃でした。

 遊園地なので入場料1600円を支払って中に入ると、かすかに五味Chanの曲が 聴こえてきます。誘われるがままに音のするほうへ向かうと、ちょうど リハーサルの最中でした。五味Chanは紺色のワンピースに深緑色のコートという 姿で、ステージ前にいる社長の杉村さんとマネージャーの山崎さんに向かって 「green stone」を唄っていました。さりげなく杉村さんの後ろでステージを 見ていると、五味Chanはすぐに気付いて微笑んでくれました。半ばふざけた 感じで唄っていて、妙なこぶしを入れたり歌詞をすっ飛ばしたり。 音合わせ程度ですぐにリハーサルは終了。この時はほとんど話すことは できませんでした。

 第1回目のステージは13:10からの予定でした。相変わらず雨は降り続いています。 五味Chanのステージの前には鈴鹿幼稚園の鼓笛隊による演奏や、マキバオーとの クイズ大会などがあり、子供を引き付けようという企画だったようです。しかし この雨では参加者も少なくて、司会のお姉さんも大変そうでした。
 五味Chanのステージの時間になると、それまで何もなかったところにベンチが 用意されて、客席となりました。雨で濡れたベンチのシートを拭きながら、 最前列センターに座ることにしました。こんな時は少しでも前にいてあげないと、 唄う方もその気にならないでしょうから。
 司会の女性に「五味美保ちゃん」と紹介されて登場。コートは脱いでいて、 紺のワンピースのまま下は黒のパンツルックとなっていました。ミニの ワンピースでは少し寒かったのかもしれません。まずは1曲。

 1. green stone
    けだるい雰囲気の漂うこの曲。サビからの展開でぐっと盛り上がる唄を聴かせて
    くれます。
 MC 司会の女性とともに簡単なトーク。五味Chanとは以前に会ったことがあるようで、
    ペットのことなど詳しく知っていました。まずはヤドカリについて、2匹だけ
    になってしまったとのこと。他にも相変わらずヤモリ、カブトムシなどを
    飼っているようです。また、最近凝っているものとして、鎮痛剤と東名高速が
    あるそうです。よくわかりません。他にもお母さんに買ってもらったという
    マッサージ器(ソファタイプのもののようです)がお気に入りだとか、
 2. clover〜Let's stay together〜
 MC この曲はなかなかタイトルが決まらなかったのだそうです。やっとの思いで
    付けたのだとか。アルバムのタイトル『その季節はオレンジのごとく』は
    杉村さんが付けたのだとか。オレンジは朝日や夕日などの太陽であり、
    季節の変わり目の色とのこと。
 3. 病みあがりのラヴソング
 4. すてきなRADIO
    歌詞を間違えて唄ってしまい、一瞬こちらを見てごまかし半分で笑って
    いました。

 予定通り今回のアルバムからの選曲でした。この後、控え室のところにいた 五味Chanと少しだけ話すことができました。いきなり「来ると信じてました」と 言われてしまったりして。杉村さんが買ったという、とぐろを巻いたビニールの 帽子(ヤケクソなどと書いてある)を被っている写真を撮らせてもらいました。 この後のステージは別の場所になるとのことを言われて、とりあえずその場を 後にしました。
 五味Chanは声も良く出ていて、丁寧に唄っている感じがありました。 イベントということもありますが、何よりも雨でお客さんが少ないために 盛り上がりには欠けていましたが、五味Chanの唄を特等席で楽しめた気分でした、
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copyright かみと,1998