「ガンダムビックバン宣言」というイベントがパシフィコ横浜で行われ、 ゲストとして米倉千尋さんが出演されました。大々的に告知がされていた 訳ではなかったようですが、ガンダムが作られて20周年のイベントという ことで、開場時間には長蛇の列となっていました。
 とりあえず12時からと16時からの両方の当日券を買い、列に並ぶのは 嫌なので、開演近くまでブラブラしていました。列が無くなってきたところで 入場したのですが、ロビーではさまざまな関連グッズを売っていて、人で ごったがえしていました。千尋さんのCDも売っていて、買うと千尋さんの サイン入りポスターがもらえるようでしたが、今回は見送ることにしました。
 1回目は1階席の後ろから4列目くらいの一番右端でした。5000人入ると のことですが、少なくとも1階はほぼ満席でした。

 12:05頃にイベントがスタート。ステージには3面のスクリーンがあり、 大音響と派手な照明が客席を照らしていました。まずはドルビーデジタルを 駆使した(らしい)迫力ある音で、ガンダムのいろいろなシーンが上映されて いました。音が回りすぎていて、何を言っているのかわかりにくいセリフも あったりして、素人の私にはますますわかりません。そんな映像が30分ほど 続きました。
 続いて矢尾一樹さんと わたなべふみこさん(?)という声優さんが司会として 登場。この手のアニメは子ども向けぬいぐるみショーと同じくらい興味がない ので全く知識がなく、皆がなんで笑っているのか全然つかめませんが、 いちいち気にしていられません。なんだか別の学校の同窓会に紛れ込んで しまったような話の不透明さでした(^_^;)。
 このイベントの模様はインターネットでも同時中継されているとのこと でした。URLなどわからないので、どんな感じだったのかも不明です。

 ここでガンダムのこれまでの作品を振り返るというコーナーになりました。 ゲストとして池田貴族さんが登場。「癌だけにガンダム」などとギャグに していましたが、病気であっても出たかったのでしょう。古い物から順に 作品を紹介し、それについて「評判が悪かった」とかいろいろコメント していました。
 途中で声優さんがゲストとして登場したり、漫画家の方々がビデオレター で登場したりして進行して行きました。当時の役で掛け合いとかやっていま したが、私には役名すら憶えられませんでした。

 そんなこんなで13:20頃にやっと現在のガンダムが登場。ここで米倉千尋さんが 登場しました。赤のパンツ、上は水色のふわっとした衣装でした。高めの サンダルを履いていたようです。そしていつものように髪は爆発してます。 髪にはいろいろと飾りもつけていたようです。
 ガンダム関連で5曲唄っているとか、チェコで仮唄を入れた話などをして いました。チェコ語についても聞かれていましたが、「紅茶がチャイ」しか 憶えていないそうです。ガンダムシリーズの曲は、森口博子さんや椎名恵さん が唄っているということで、「これからはバラドルになるの?」というような ことも言われていました。
 千尋さんの唄は当然の如く「永遠の扉」でした。広いステージを大きく使って 左右に動きながら唄っていました。大きく手を振り上げてお客さんに手拍子を 要求していましたが、反応はそれほど良くなかったように思います。過剰反応 されるよりはずっとましですが。今日の千尋さんは少し鼻が詰まっているような 声でした。しかし声の伸びは素晴らしくて、ホールに反響してとても気持ち 良く聴くことができました。本人が小柄である以上に距離が遠すぎるため、 表情などはスクリーンに映っている様子からしか判断できませんが、緊張して いる感じはしませんでした。本当に唄うことが好きなんだと思わせる内容でした。
 唄い終わるとプレゼントの告知。入り口でもらったカードを、この日から 公開になった劇場版ガンダムの映画館に持っていけば、ガンダムポストカード などがもらえるというものでした。
 千尋さんのステージは実質10分程度でした。

 この後はプロデューサやら関係者が出てきて、次のテレビ版ガンダムの 「ビックバン宣言」をしていました。最終的にイベントが終わったのは 14:15頃になっていました。

 2回目のステージはゲストが若干違ったりしましたが、ほぼ同じ内容で 進行しました。2回目は1階19列と1回目よりも前の方ではあったものの、 見えないことに変わりはありませんね。
 千尋さんが登場するタイミングももちろん同じ。2回目では「ガンダム」の 話はいつ決まったのか、という質問が出ていました。「デビュー曲はガンダム 関連」と言われてデビューしたのだとか。「ガンダムと一緒に成長してきて、 ガンダムは親のようなもの」と言っていました。また、機会があったら声優も やらせてもらいたいと、本気なのかどうかわからないようなことも話して いました。
 千尋さんの唄は遜色ありませんが、お客さんは1回目よりも若干少な目だった のか、さらに冷めた雰囲気がありました。
 こちらも10分ほどで終了。千尋さんの出番が終わってしまったので、さっさと 会場を後にしました。さすがにホールともなると千尋さんの出待ちも苦しい ですね(笑)。しかも花火大会と重なっていて、どんどん駅の方から人が やってくるので、その波に逆らいながら帰ってきました。千尋さんは横浜が 地元なので、もしかすると花火を見てから帰ったのかもしれませんね。
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copyright かみと,1998