大宮のインストアイベントに行けずに悔しい思いをし、先週のパシフィコ横浜の イベントでも千尋さんのステージを見ていますが、ちょっとステージが遠すぎ ました。今回はインストアライブなので、間近でじっくり見ることができました。

 気合いが入りすぎていたのか、私が会場の新星堂カルチェ5新宿店に着いた のは12時を少し過ぎた頃でした。イベントを店内のどこでやるのかよくわからず、 4階の方まで様子を見に行っていましたが、それらしい場所はありません。 そうしているうちに1階のCDシングルの棚が片づけられ、ステージの台が 運ばれてきました。あまりいつまでも店内にいるのも嫌がられそうなので、 外で千尋さんの来店を待つことにしました。
 13:10頃、新星堂のスタッフと思われる方が「キングレコードの方ですか?」と 聞いてきました。あまりにも意味ありげ(あるんですけどね)に待っていたから でしょうか(^_^;)。関係者ではないことを告げるとすぐに店内に戻られましたが、 私にしてみれば「そろそろスタッフが現れる時間だ」という合図になります。
 やがて店内ではスタッフが機材のセッティングを始めました。まだまだ時間が あるので外で待っていたところ、新しい女性マネージャーと思われる人が店内から 駅の方に向かって歩いて行かれたので、そろそろかな?と思っていた13:50頃に 千尋さんが現れました。千尋さんは赤いフレームのサングラスをして、底の厚い サンダル、髪は8/21に発売されるアルバム『always』のポスターのままという 感じでした。深い緑色の服で比較的地味ではあるのですが、遠くからでもすぐに わかってしまいます。スタッフに挨拶をした千尋さんが、私を見つけて 「こんにちは」と話しかけてくれました。すぐに店の中に入ってしまったので、 それ以上のことはありませんでしたが、千尋さんの元気な姿を見ていると嬉しく なります。

 きっとすぐにリハーサルが始まるだろうと思い、店内へ移動。14:05頃から リハーサルが始まりました。今回はサポートとしてGtが2人いらっしゃいました。 化粧っ気のない千尋さんの表情は少し眠そうな感じ。それでも、何かある度に ニコニコしていて、リハーサルから楽しい気分になれます。
 ギターのさとうさんがステージの奥の方の椅子に座り、もう一人のギターの みずかわさんは手前の椅子に座ります。

R1. 未来の二人に
    カラオケに合わせて唄いますが、1コーラスも唄っていません。
R2. 永遠の扉
R3. 永遠の扉
    こちらもカラオケのみ。スタッフの方からもう一度、という声がかかり
    1コーラス弱を2回唄ってくれました。曲の合間、千尋さんが私に
    「お久しぶりです」と改めて声をかけて下さいました。
R4. 約束
    カラオケ+ギター。みずかわさんが「すみません、コード憶えてなくて」
    と言っていましたが、確かにちょこちょこ間違えていました(^_^;)。
R5. いつの日か
R6. いつの日か
    これはギターのみ。みずかわさんのギターがときどき鳴っている感じで、
    しかもチューニングがずれてしまったので、合わせながらのリハーサルでした。
    結局最後までチューニングを合わせきれず、千尋さんは良く唄っていた
    ものだ、と思ってしまいます。さとうさんがしっかり弾いていたので、
    そちらに合わせていたから唄えたのだとは思いますが。

 リハーサルは14:20頃終了。ステージを下りたさとうさんが「ホームページ 見ましたよ。ホームページ作っている方ですよね?あれ楽しいね」と私に 話しかけてきて、私のページが関係者によってチェックされていることが 判明(^_^;)。いつ頃見てもらえたのか気になりましたが、特に問題がある わけではないらしく、「これからも応援お願いします」と言って下さいました。

 今回CDを購入するとサイン入りポスター(Aタイプ)をもらえるということで、 「永遠の扉」を購入。その場でポスターをもらえるわけではなく、イベント 終了後に千尋さんから手渡しでもらえるということでした。8/21のアルバムを 予約すれば、発売日以降にポスター(Bタイプ)をもらえるということでした。
 イベント開始まではまだ少し時間があったので、一度外に出てしばらくしてから 戻ってみると、店内のモニタで千尋さんのプロモーションビデオを流して いました。プロモーションビデオでありながら、なかなか見ることができない ものなので、見入っているお客さんも多かったですね。流れていたのは 「嵐の中で輝いて」「未来の二人に」「永遠の扉」でした。「嵐の中で輝いて」 は、スタジオライブ風の演出の内容で、デビュー当時ということもあって、 今とは違う素朴な女の子っぽい顔をして映っていました。少し丸い感じも ありましたね。「未来の二人に」はピアノを弾いているシーンのあるもの。 「永遠の扉」は青い色調の映像が印象的な内容です。
 お客さんは30人程度でしょうか。ガラスの外から眺めている通りすがりの人も 結構いました。
 15:00になり、司会の男性が登場してイベントがスタート。すぐに千尋さんを 呼び込みます。お客さんの間を通り抜けてステージに上がる千尋さん。 赤のパンツで、上は白い服でした。髪には色とりどりのクリップが付けられて いました。胸や腕にはラメの粉を付けていて、キラキラ光っています。 少し濃いかもしれないくらいの化粧をしていました。

 MC 「集まって下さってありがとうございます。米倉千尋です。今日は短い
    時間ですが、最後まで皆さんと一緒に盛り上がっていきたいと思って
    いますので、知っている曲があったら一緒に唄って下さい」
    「今日は曇りがちですが、皆さんの心に青空が届くように思いを込めて
    唄います」
 1. 約束
    カラオケ+ギター。手拍子を促す千尋さん。千尋さんの唄は少し走り気味
    なところもありましたが、いつものように伸び伸びと突き抜けるような
    唄でした。本当に青空を呼びそうな勢いです。
 MC 「デビューしてから3年目になって、今まではレコーディングをやって
    CDをリリースして、またレコーディングに入ってCDをリリースしてという
    状況が多くて、今年に入ってインストアライブを各地でするようになり、
    スタジオよりも何倍も気持ち良く楽しく唄える気がします」
    「今日お手伝いしてもらっているのはレコーディングのときにもお世話に
    なっている人たちで、アットホームな感じでやっていければいいなと
    思っています。」
    「インストアライブをやっていると、ライブをやりたいという気持ちが
    フツフツと湧いてきて、“いつの日か”ライブをやりたいと思うのですが、
    そんな気持ちを込めて、今日はスペシャルアコースティックバージョンで
    お送りしたいと思います。」
 2. いつの日か
    ギターのみの伴奏によるアコースティックバージョン。
    みずかわさんのイントロのギターソロは思いきりボロボロでしたが、めげずに
    千尋さんは唄いまくります。少しテンポが速かったような気がして、
    そのためか唄い方が少しぶっきらぼうに聴こえてしまうところがありました。
    後半伴奏のリズムが狂いそうになるところもありましたが、千尋さんの唄は
    ハイトーン部分がしっかり出ていて、とても心地よかったです。
    ギターの伴奏が入るのはここまで。
 MC ここで司会の男性が登場しトークタイム。まずはシングルのプロモーション
    ビデオについて。初めは室内バージョンだったけれども雨女の千尋さんの
    ためか外での撮影ができず、マスタリングの後に突然河口湖に行こうという
    話になり、夜中に河口湖まで行って明け方に(?)撮影したものだそうです。
    スタジオにいたままのような服装だったとか。この夏の楽しい思い出との
    こと。次の話題はガンダムについて。OVA「機動戦士ガンダム第08MS小隊」
    の劇場版ができるということで、「私も唄えるの?」と思っていたら
    やっぱり回ってきたそうです。普段見るアニメについて聞かれ、「たまに
    ピカチュウとか見た」とのこと。さらに淡々とトークが進みます。次は
    アルバムの話。今までのアルバム以上に皆の思い入れが強くて、何度も
    やりなおしたりしたそうです。TD(トラックダウン)とかマスタリングとか
    専門用語が出てきていますが、素人にはわからないかもしれませんね。
    苦労した分だけ自信作とのことでした。近況については、海に行く予定
    は無いけれど行くかもしれないとのこと。その話のつながりで泳ぐことに
    ついて聞かれていました。千尋さんは小学生の頃にスイミングスクールに
    通っていて、「バタフライでも何でも来い」だとか。
    次に唄う「未来の二人に」は今度出るガンダムの巻のエンディングテーマに
    なるらしい、ということも話していました。
 3. 未来の二人に
    この曲は既に3バージョンあるのですが、今回はシングルバージョンですね。
    まだ聴いていない『Always』に収録されている4つ目のバージョンとなる
    シングルリミックスバージョンではないと思います。伸びやかな声が
    歌のスケールを広げています。
 MC 「皆さん楽しんでいただけましたか?これからはインストアライブを各地で
    やらせていただいて、地方のキャンペーンをしますので、地方に来ていただく
    のは大変かもしれませんが、都内でやるときはまた遊びにきて下さい」
 4. 永遠の扉
    リハーサルではなかった(当然か)イントロで手を大きく伸ばす振り付けが
    ありました。パシフィコ横浜のイベントの時のように、パッと大きく
    見える瞬間です。この曲でもお客さんに手拍子を促します。低音から
    高音まで悔しいくらいにバッチリ声が出ていて(^_^;)、聴いているこちら
    まで嬉しくなってしまう唄声でした。

 この後は、CD購入者に対して予めサインされたポスターを千尋さんが配り 握手する握手会でした。20人程の人が列を作っていて、機械的に進行して いたのであっと言う間に終わってしまいました。私も最後の方に並んでいて、 私の番になると千尋さんは「ホームページ見ました」とのこと。レポートを 一通り読んだらしいです。変なこと書いていなかったかな?
 次に会えるとすると8/23になってしまうので、ちょっと早いのですが バースデイプレゼントを渡してきました。
 一通りイベントも終了し、とりあえず出待ち(笑)。千尋さんらは16時頃に 出てこられました。すぐに移動するのかと思ったら、しばらく店の前で話を していました。話しかけようかとも思いましたが、スタッフは移動しようと していたので、その場は遠慮しました。

 事務所も変わったことだし、今後どんどん活動が増えてくるのかもしれま せん。これからもしっかりフォローしていきたいと思わせるイベントでした。
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copyright かみと,1998