WLAMとDRAMATIC BLUE BIRDが"GIRLS BLAVO! Vol.3"に出演するということで、 突然決まったDr.Washington@府中FLIGHTをあきらめて、渋谷Egg-manへと見に 行ってきました。D.B.B.のイベント会場で出演を聞いてから即座に買いに 行っていたこともあり、前売り1番のチケットを捨てるのは忍びないという 気持ちもありました。"GIRLS BLAVO!"はその名の通り、女性ボーカルが中心 となるアーティストが出演しています。
 1番のチケットではあるものの、Egg-man会員らしき人が既に2人最前列に 座っていたので、前回のD.B.B.の反省から左側に座ることにしました。

○Jack&Betty
  Bs,Dr,Vo,Gtのバンド。富澤一誠さんが「JUDY AND MARYとLINDBERGの中間」
  という表現をされていたように、いかにもそんな感じの音楽でした。
  何故か私はRondo Foliaを思い出してしまいましたが。音は激しいロックに
  なりそうなところですが、ポップなメロディーで救われている感じがしました。
 1. Twister
 2. Sweet Holiday
 3. KE-SE-RA-SE-RA
 4. メリーゴーランド
 5. テレパシー
 6. あのね

 2,3,5辺りが私の好みでした。バックの音が大きいため、ボーカルが消され そうになってしまっていたのが残念。もっとバランスの良い音で聴いたら さらに楽しめそうです。

○吉野佐和子
  まずはGtのみのサポートで唄います。曲調はソウル系なのですが、本人の声が
  幼いため、全然曲に合っていません。気の抜けた工藤静香さんのような唄声
  でした。2曲目からはBsのサポートと打ち込みのリズムが入りました。
  唄の弱さが致命的です。

○DRAMATIC BLUE BIRD
  今回の3人の衣装は、先日のワンマンライブと同じだった気がします。
  前回同様に文乃さんの前には譜面台が用意され、D.B.B.シフトは正解(笑)。
 1.悲しいピエロ
 2. After Summer Coke
 MC 初ワンマンライブをやったばかり。アンケート用紙を読んだところ、曲の
    感想が少なくてちょっと反省している。メンバー紹介。天野さんは登山の
    話題。富士登山は来年になるそうです。小花さんは麻雀について。ファンと
    麻雀大会をやりたいとのことでした。文乃さんは同窓会。暇だったので
    1週間くらい大阪に帰っていたのだとか。既に離婚した友人がいたという
    話でしたが、やっぱりウケません。
 3. 十月のレモン
 4. Colorless Town
 MC ライブ告知。次のシングルは年明け。D.B.B.新聞を作っている。お客さんに
    ツアーのことを尋ねられ、相変わらず曖昧な回答をする文乃さん。「事務所に
    聞いて下さい」と言っていましたが、天野さんはすかさず「こうしてファンを
    無くしていく」とフォロー(?)していました。
 5. 別れのぶどう

 シングルとなっている「夏休みをふたりで」や「夏のしっぽ」は季節が終わった 感じがあり、今回は演奏しませんでした。回を重ねる事に演奏が安定してきている 気がします。牧歌的な雰囲気が変わらないのは良いですね。
 余談ですが、文乃さんってどことなく千堂あきほさんに似てますよね。

○奈良井恭子
  Key,Bs,Dr,Cho,Gtのサポートがありました。重厚なロックという印象で、
  声もしっかりしていて曲に合っていました。しかも曲が好きなタイプだったので、
  かなり気に入っています。どことなくR&Bを感じさせる唄い方が良かったです。
 1. Alive
 2. Let me go
 3. Hold on
 4. Always
 5. BABY、きれいになろ

 3を唄い出したところで涙を浮かべ、声を詰まらせてしまいました。そのまま 泣き出してしまったのですが、この曲には思い入れがあるのだとか。 「熱くこみ上げる…欲望が…」と言って笑いを誘っていました。

○WLAM
  最後がWLAMでした。メジャーデビューしていないので、知らない人も多いはず。
  今回はKeyのサポートがありました。
 1. ジョンとメリーの関係
    いつものようにア・カペラ。
 2. 満月
 3. さよならの勇気
 4. This Boy(The Beatles)
    こちらもア・カペラ。
 5. 小説
 6. Express Snow Holiday
    新曲。
 7. 自身過剰になれる恋
 MC ここでやっとMCをはさみます。メンバー紹介がありましたが、今回から
    Kyoko、明生(あき)、たけひ、というように名前が変わっていました。
    新曲はスキーの歌で、「WLAMのスキーツアーなんていいね」と言って
    いました。たけひさんは下手らしい。
 8. Bright

 何と言ってもメンバーの名前が変わっていたことが今回のトピックスでしょう。 数日前にDOKI DOKIパニックのWeb Pageを見て、 名前が変わったらしいことはわかっていましたが、やはり驚きです。 これまでよりも本名に近くなっています。Kyokoさんだけ変わっていません。

Kyoko→Kyoko(矢次恭子)
ちげ→明生(清水石明子)
センパイ→たけひ(井上毅彦)

彼女達と出会ってから(94.5.15…もう4年になるのか…あの頃は3人ともまだ 未成年でした(^_^;))、ずっとKyoko、ちげ、センパイだったので、思いきり 違和感がありますが、いよいよメジャーデビューに向けての動きなのかも しれません。
 最近3人の唄い方が変わってきた感じがします。たけひさんは鼻にかかった 感じ、明生さんは絞るような唄い方、Kyokoさんは丸みを強調した感じ。 3人のバランスはうまくとれているので、良い方向への成長と言えるでしょう。
 ライブ終了後に出口でサインを求めた人がいて、「サインなんか書いたこと ない」と言いながら、色紙に3人でサインしていました。明生さんは 「“ちげ”って書きそう」と言っていました…。
 毎週金曜日23時前後にHMV渋谷店周辺でストリートライブをやっているのですが (相変わらず危なっかしいことをしているようです)、この日は無いということ でした。
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copyright かみと,1998
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