DRAMATIC BLUE BIRDのオープニングアクトとしてサラダも出演ということで、 どちらも気に入っている私にとっては、先日のCLUB 24 YOKOHAMA同様楽しみな ライブです。

○サラダ
  予定の12:30より少し遅れてスタート。
 MC 笠鳥さん「始めちゃっていいのかな?」
 1. バタフライ
 MC 有紀さn「D.B.B.さんのオープニングアクトということで、全5曲演奏します。
    いつも使っているエンソニックのキーボードがノイズを出すようになって
    困っていたら、キーボードを貸してくれました。いつものより本物っぽい」
 2. 天使たちの歌
 3. 晴れのバス停
 MC ライブ告知。熊谷VOGUEなどの話があり、「いろいろなところに行けて
    面白いね」とステージで世間話になってしまいます。
 4. 夕焼け
 MC 「早かったよね」
 5. 小さな偶然

 客席のほとんどはやはりD.B.B.を目当てに来ていると思われ、皆が静かに 聴き入っている感じでした。サラダのステージは最近ずっと二人だけの アコースティック寄りの内容になっているため、初めての人にも比較的 入りやすいのではないかと思います。曲調はあまり素直ではないんですけどね。 「晴れのバス停」の有紀さんバージョンもしばらく聴いていないので、 またいつかやってもらいたいところ。

○DRAMATIC BLUE BIRD
  いつもは1曲1曲がひとつのドラマになっているのですが、今回のステージは
  全体を通して1つの話になるように構成されていました。大まかなストーリーは、
  芸能人である中山美穂さんが一般の盲目の男性に抱いた恋心を綴ったもの。
  これを11曲にして表現していました。自分のせいで入院している男性に、
  自分の正体を隠して看病を続けている幸せなひとときから、最後はマスコミに
  バレてしまって恋が終わるというものでした。物語のタイトルは「Blind White」。
  始まる前に一人のお客さんの女性の名前を聞いて、彼女の名前を曲中に折り込み
  ます。彼女の名前は、ストーリー上で中山美穂さんが仮名で使うものでした。
  曲はこれまでにあったものや新たに作ったと思われるもので、同じメロディーも
  何度かあった気がします。それにストーリーを重ねた新たな詞をつけていました。
  最後に「White Blind Line」というテーマになっている曲で本編終了。約1時間
  で本編終了。
  アンコールで普段のような感じになります。

E1. Cozy Home
 MC メンバー紹介。小花さんは携帯電話をトイレに落としてしまった話。次に
    天野さんを紹介しようとして、また「キーボード」と言ってしまう文乃さん。
    天野さんはお見合いパーティーに参加した話題でした。文乃さんは
    レコーディングの空き時間にスタッフとビンゴゲーム(麻雀は禁止されている
    らしい(^_^;))で、2000円買ったのにまだもらっていない、という内容。
    文乃さんは負けず嫌いで勝つまで続けるので、周りが根負けしている様子。
E2. Snow Freeze return to love
 MC 新曲の話題。「永愛/Cozy Home」が2/20に発売されるという内容。また
    4/8に渋谷Egg-manでライブ。次は夜に進出だそうです。さらに12/24,12/25には
    東京タワーの下で17時から唄う予定があるとか。
E3. Cottage
E4. 永愛
 MC 文乃さん「今日でライブハウスで唄うのは最後」と言ってしまい、周りから
    「今年は」が無いと指摘されていました。
E5. 冬の避暑地へ
 MC 最後は天野さんが「弱っちいグループを応援してくれてありがとう」と言って、
    一本締めで終了。

 終了は14:40でした。今回のような全体的にストーリー性を持たせる内容は 悪くないと思うのですが、メロディーや演奏を聴いてしまうと、ストーリーが わからなくなってしまいます。曲間にもお客さんに拍手させないような工夫や 魅力があれば良かったのですが、拍手がある度にストーリーが寸断されてしまう 感じでした。そもそもストーリーが少女漫画的というか、予想される展開で、 ドラマにしては奥行きが無いし、ストーリーのために歌詞が不自然になって しまい、今一つ納得できる内容ではありませんでした。本編が終わったところで 良かったと思う人に挙手させていましたが、結構多かったのが意外でした。 まぁ、文乃さんの顔を見られれば良いというレベルの人とっては、所詮何でも 良いのかもしれませんが。
 アンコール以降は本来の形に近かった上、2ndシングルとなる新曲も聴くことが 出来て、随分持ち直した感じはあります。
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copyright かみと,1998