年明け最初の米倉千尋さんのイベントを見てきました。今月は18日にライブを 控えていて、それまでに3回のミニライブが予定されているうちの最初が、 今回のアニメイト川越店になります。
 私が会場に着いたのは12時を少し回った頃。イベント参加にはCD予約が必要 でしたが、私はこのイベントを知った時点でアニメイト渋谷店で予約していました。 川越店でニューシングル「Birth of light」を購入し、イベント会場の4階に 上がる階段のところで待機。
 12:25頃に千尋さん到着。赤系のコートに、模様の入った白いニットの帽子という 姿でした。狭い階段を通ったときに挨拶。いつもながらに元気そうです。
 13時を過ぎた頃からサウンドチェックが行われていました。音が漏れてくるので 何を唄っているのかはっきりわかります。

R1. 10 YEARS AFTER
R2. 未来の二人に
R3. Birth of light
R4. 永遠の扉
R5. 10 YEARS AFTER

 リハーサルということで、まだ声が出ていないのか、やや低音の取り方があまい 印象です。リハーサルは10分もせずに終了しました。開場13:30、開演14時という ことだったので、私はそのまま階段のところで開場を待つことにしました。
 13:40頃開場となりました。整理券には撮影録音禁止となっていましたが、 入場時には録音機材のみ禁止となっていました。中は1フロア全てが会場に なっているのですが、店がそれほど大きくないこともあり、こじんまりとした 印象です。10cm程高くなったステージがあり、その前には床にテープを貼った だけの客席。入場順に奥から詰めさせられました。開場時には20人弱の お客さんでしたが、開演の頃には50人ほどになっていたようです。
 14:05頃イベントスタート。司会の男性が諸注意を告げます。写真は基本的に OKだけれど、唄っている最中の写真撮影は禁止ということでした。すぐに 千尋さんを呼び込みます。千尋さんは客席の後ろから登場しました。 この時は赤のニットの帽子に茶色(?)のベスト、深い緑色のセーターとミニスカート。 グレーのロングソックスで、いつものように厚底の靴を履いていました。 今回のイベントは全曲カラオケです。

 1. 10 YEARS AFTER
    唄い出しはややフラフラしたものの、全体的には安定している唄でした。
    わずかに鼻声かな?という印象。歌詞の入ったコーラス部分で歌詞を間違えて
    しまいますが、あまり目立たなかったかもしれません。お客さんは手拍子を
    していました。
 MC 「みなさん、こんにちは。はじめまして米倉千尋です。(お客さんが床に座って
    いるため?)なんか唄いづらい感じがしますね。」一言一言笑いだしそうに
    話す千尋さん。「99年になって世紀末ですが(20世紀は2000年までですけど…)、
    正月も終わり学校も始まったんじゃないかと思いますが、新曲も出たことだし
    今年も頑張っていきたいと思っています。」「1曲目はデビュー曲のカップ
    リング、知ってますよね?(お客さんの反応が薄いため、不安そうに)知って
    ますか?…(反応があり)知ってるんじゃないですか(笑)。」「この曲は
    久しぶりに唄ったので、最初で緊張しちゃいました。」
 2. 未来の二人に
    いきなりカラオケの音が大きくなった感じでびっくりしてしまいました。
    千尋さんはサビ前からサビにかけてとても良く声が出ています。声がとても
    表情豊かでした。
 MC 司会の男性が登場し、トークになります。スタッフが紙を千尋さんに手渡し
    ますが、どうも告知関係のカンペだったようです。手渡されたものの、
    置く場所に困っていました。昨年の千尋さんのイベントを見た人がいるか
    客席に聞いた後、昨年の活動について。やはり山形での初コンサートの話が
    最初に出てきました。全編バンド構成で1時間半ほどのステージだったとか。
    1ヶ所目の方は古い建物だったそうで、床がミシミシ言うようなところだった
    そうです。新曲「Birth of light」は林原めぐみさんの番組の中で流れていた
    ドラマのテーマ曲ということで、林原めぐみさんの話題になります。恐いという
    イメージが定着しているらしい林原さんですが、横浜中華街で買った蛇の
    おもちゃをお土産に持って行ったら喜んでくれたとか。フリーマーケットの
    話題にもなりました。仕事としてフリーマーケットに出店した様子が、
    1/28にJFN系「わいわいランド」という番組で放送されるそうですが、
    その時に持って行ったおしゃれな物は全然売れず、スタッフが売っていた
    釣り道具やマムシドリンクが飛ぶように売れていて悔しい思いをしたのだとか
    (この辺の話は、サクランボTVのWeb Pageに連載中の千尋さんのページに
    簡単に書かれています)。マムシドリンクは、その場で飲んでいるおじさんが
    いたそうです。フリーマーケットに出したことがある人がいるかお客さんに
    尋ねていて、答えた男性が「CDを売った」と言っていましたが、即座に
    司会の男性(多分レコード会社の人)が「あかんがな、CD売ったら」と笑いを
    とっていました。お客さんも状況を考えず大胆な発言をしたものです(^_^;)。
    今年も出店する予定だそうで、「見つけたら…いっぱい買って行ってね」
    とのこと。
 3. Birth of light
    「本邦発公開、たくさんのお客さんの前で」と千尋さんの緊張を煽る司会の
    男性の言葉をよそに堂々と唄っていました。この曲のみスタンドマイク。
    この日初めて聴いたのですが、リズム主体の曲で唄い方も抑えた感じがあり、
    今一つという印象でした。メロディーが私の趣味でないから、良い感じを
    受けなかったのかもしれません。
 MC 「去年は“機動戦士ガンダム第08MS小隊ミラーズリポート”の映画も公開
    されて…見ましたか?えっ、一人?見られましたか?」一番端に座っていた
    私にまでチェックが入ります(^_^;)。私は結局見ることが出来なかったので、
    ちょっと気恥ずかしい思い。「デビューからアニメだったので、これからも
    アニメに携わっていくのではないかと思っていますけれども、これからも
    応援してもらいたいと思います。」「こんなに大勢の人に集まってもらって
    嬉しいです。イベントをやるとお客さんが来てくれるか心配になるのですが。
    視力も1.5なので、お客さんの顔も良く見えて。」
 4. 永遠の扉
    それほど激しい動きでもないと思ったのですが、唄っている途中で帽子が
    落ちそうになり、慌てて直そうとしたものの、片手では間に合わず、マイクを
    持っている手まで使って直したものだから、途中で唄が聴こえなくなって
    しまいました。間奏で「ごめんなさい」と笑っていました。
    やはりこの曲のような雰囲気が千尋さんには似合っている気がします。
    伸び伸びと唄っていることが伝わってきます。お客さんはこの曲も手拍子。
 MC 「(帽子の件で)ごめんなさい(笑)。めっちゃ恥ずかしいですね(笑)。」
   さらに1/18の原宿ルイードのライブの告知がありました。「ロックな曲を
    中心に唄う」とのことでした。最後にメッセージということで「ハプニングが
    ありましたが(笑)、来てくれてありがとうございました。」

 この後は、会場内でCDを購入した人に対するサイン色紙プレゼントと握手会が ありました。改めてCDを買わなければならないため、すぐに握手会への列が 出来ないことをいいことに、千尋さんの写真を撮らせてもらったりして。
 私も1/8発売の『ハイスクール・オーラバスター』2作目を買い(1作目と 同じ曲が入っているだけだとは思うのですが)列に並びました。握手会にも ほとんどの人が参加したようで、40人以上だったのではないかと思います。 予めサインを入れた色紙にお客さんの名前を追加して握手するのですが、 皆がそれぞれ声をかけているので、妙にアットホームなのんびりとした 握手会になっていました。約20分ほどかけて終了。
 千尋さんは15:15頃に会場を後にされました。ここでも少し話した後、 「また来週」と言ったのですが、帰り道の途中にあった駐車場にいた千尋さんと すれ違ってしまいました。
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copyright かみと,1999