このところご無沙汰していた、ちざわゆうこさんのライブを見てきました。 ちざわさんは2番目ということで、開演時間に少し遅れて入場。既に席の ほとんどが埋まっていました。でも何だか異様な雰囲気…。40人近いお客さんの 38人くらいは男性客でした。私は後ろで立見となりました。

○屋良朝友(GtVo)
  サポートでGtが入っています。この人まさか?と思ったら家高毅さんでした。
  かつて吉川裕子さんのサポートをされていた頃に何度か見たり、そういえば
  松井恵子さんでは“ほにゃららず”でしたね。さらにBe Toysでもあるという…。
  まぁ、彼は私のことなど知らないはずなので、とりあえず静観していました。
  屋良さんのアンケート用紙を見ると、「ライヴをなにで知りましたか?」と
  いうところの選択肢に「ゲイ雑誌をみて」「ゲイバーで知った」などとあり、
  異様な雰囲気の理由がわかった次第です。音楽は純フォーク調。大阪の人
  らしく、なるほど関西系を思わせるタイプでした。

○ちざわゆうこ(PfVo)
 1. deep blue
    どんよりした雰囲気で始まります。なんとなく今日は明るい曲が聴きたい
    気分だったので、ちょっと外されたかな?という印象。
 2. 小さな壁掛け
 3. 晩夏
 4. 大人
 5. あなたとパラダイス
    カズーを吹きながらの演奏でした。
 6. 桜
 7. scene
    ここからサポートとしてFlの大久保祐子さんが登場。
 8. 橋
 9. 大人のたまご
10. 寒い日暑い日
    今回初めて聴いた曲です。四季について唄った歌。

 前半はあまり声が出ていなくて、パワー不足を感じさせます。特に高音が 苦しそう。演奏はいつもならちょこちょこと間違うところですが、今回は 比較的目立たないミスで済んでいました(なんだか失礼な書き方だ…)。 ややもすると崩れがちになってしまう、やや変則的なリズムの取り方も安定 していました。
 後半では声は出てきたものの、張り上げて唄う感じで、どうも無理して声を 出しているように聴こえます。そうは言っても、「桜」は年間を通して唄い 続けていることもあり、一番良い出来ったと思います。
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copyright かみと,1999