予定通りハルコフヲンからWLAMへの掛け持ちで、まずはハルコフヲンのライブ から見てきました。アンケート用紙には“つっこみ如来”と書かれた写真があり、 早くも笑わせてくれます。
 この日の対バンは“チョーDeep君”という人たち(後に重要な意味を持つ?)。 でもハルコフヲンの後です。彼らのお客さんが結構多く、妙に盛り上がっています。

 1. 90's Factory
    実は結構良いメロディーだったりします。こんな脳天気な世紀末ソングって…。
    「地球滅亡のキキとララ」ですから。この曲では春子さんはアコギを弾きます。
 2. 中央線、イエイ
    お馴染みの曲。この曲から春子さんはエレキに持ち替えるのですが、アンプの
    スイッチが入っていなくて、イントロで慌てています。いつものようにMDの
    音に合わせているので、止めてやり直しても良かったかも。
 MC 「今回は(衣装の)露出が多いので、いつもより緊張しています。」二人は
    お揃いの忍者ハットリ君のタンクトップ。このセンスがなんとも言えません。
    春子さん「次の曲は「フロイトさんユングさん」という、その名の通り…。」
    梅さん「もう死んじゃったけどね。」
    春子さん「「おおげさgirl」は何でもチョーを付ける若者の歌で、今日の
    対バンがチョーなんとかさん、あんたたちのことだよ(笑)。」
 3. フロイトさんユングさん
    梅さんもエレキを持って唄います。
 4. おおげさgirl
    「チョー素敵」などの歌詞の一部が「チョーDeep」に変えられていて、
    対バンの皆さんは拍手喝采。この曲のイントロがかっこいい。
 MC メンバー紹介(二人しかいないけど)。
    次の曲は梅さんが作ったもの。梅さんは「昼間はなんちゃってOL」なのだとか。
 5. hey, Bob
    梅さんがボーカル。Bobとは日比谷公園にいるストリート中年(ホームレス)で、
    顔立ちがかっこいいのだとか。昼休みにときどき見に行っているようです。
 MC
 6. モスバーガー
    前回同様ダンス付き。これもまた笑わせてくれます。
 MC 春子さん「次は究極のバカソング。梅さんがやろうと言ったので、しかたなく
    やります。」
 7. お父さん死んだら私どうなるの
    春子さんが大分をドライブしたときに見かけた交通標語に感銘を受けて
    作った曲だとか。「スーダラ節」(?)の一節をもじっています。
 MC 対バンの人たちについて「東大生バンドらしい。若いのにおじさん臭い音楽」
    と言いたい放題。
 8. 湾岸道路ひとり旅
 MC 「学校に帰ったらホームページ見て下さい。メール下さい。お姉さん達に
    人生相談とか。」
 9. 世渡り選手権
    最後はアコギとタンバリンという地味めの曲で終了。

 お客さんのノリも良く、恐いもの知らずのMCもはじけていて、楽しいライブでした。 彼女達に音楽的な技量を求めるのは間違っているので、言葉遊びを楽しんだり、 こちらが恥ずかしくなるような“まがいもの”っぽさを楽しむには抜群です。
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copyright かみと,1999