1999/07/10 【Limeade Cubes、Viki、C-grooves、7 Apple、Rico Rico】四谷フォーバレー(保科奈穂子)

　Viki&JUNというユニットで活動していたVikiさんのソロライブを見に四谷フォーバレーに行ってきました。招待者(?)のリストがチラッと目に入ったのですが、Vikiさんのところに松村かすみさんの名前がありました。でも私は松村さんは知らないので、実際に来ていたかはわかりません。


○Limeade Cubes
  平沢茂子さん(Vo)、おおくぼちあきさん(Gt)の女性二人組。打ち込みに合わせての
  伴奏と唄でした。
 1. Mermaid Days
    曲の最後では口笛を吹く平沢さん。
 2. Clover
    サビのメロディーがさわやかな曲でした。
 3. Sweet Therapy
 4. 黄金の月(スガシカオ)
    途中でギターのミスがあったのですが、それをきっかけに吹き出してしまいます。
 5. キボウノヒカリ
 6. カレイドスコープワールド
  いわゆる声優系というか、神子雅さんとかInstant Cytronの片岡知子さんを
  思わせる声質でした。
  唄の技術もギターの技術ももう一息というところですが、なかなか興味をひく
  雰囲気です。

○Viki(KeyVo)
  KeyGtの男性がサポート。Limeade Cubesのボーカルの声が神子雅さんなら、
  Vikiさんは見た感じがデビュー当時の小林清美さんに似ていると言えるかも。
  どことなくいしのだなつよさんも入っている感じはあります。
 1. Rainy day
    サポートはGtでした。
 2. ちがうよ
    サポートはKeyでした。サビのリフレインがとても印象的な曲。
 MC 「フォーバレーでのライブは１年半ぶり。とても緊張しています。
    友達のライブとか見ていて、早くステージに立ちたいと思っていました。」
 3. さよなら
 4. 真昼の月
    『TeaMODE ASSORTED FLAVORS Vol.3』というオムニバスCDにViki&JUNとして
    参加している１曲。どうしてもJUNさんの声とのハーモニーを思い出して
    しまいます。
 5. 太陽の上る場所
 MC 「これからも一人でライブ活動を続けていきたいと思います。」
 6. 心のどこかで
  今回のMCを聞く限り、Viki&JUNのユニットは解消したようです。Vikiさんは
  迫力のある太めの声質で、楽曲的にも特色のあるものを作っているので、
  今後の動きも期待してみたいと思います。

○C-grooves
  Bs,Key,Dr(女),Vo(女),Gtのバンド。LOVE COMEDYのサポートバンドのメンバーが
  中心になっていました。そのためか客席にもラヴコメで見かける人が何人か
  いました。
 1. SHAKE YOUR BODY
 2. FREE YOUR MIND(カバー)
 3. ひまわり
 4. 歩きつづけよう
 5. Peech
 6. Sweet Love Song
  大柄な女性がボーカル。R&B系の迫力あるソウルフルな唄でした。

○7 Apple
  Bs,Key,Dr,Gtがバック、Cho(女),Vo(女),Cho(女)がフロントのバンド。
 1. ６月のためいき
 2. PROGRESS
 3. My Heart is aching
 MC
 4. 一週間
    Key,Bs,Voだけでの演奏。
 MC メンバー紹介。
 5. They will go away
 6. RAIN RAIN RAIN
 7. 誰かいい人いないかな
    TFMの朝6時からの番組で交通情報のバックで流れるインスト曲なのだそうです。
    今回はもちろん唄入り。モデル風のポーズを決めるフロントメンバー、結構
    コミカルな歌です。
  ボサノバ系の曲からAORっぽいものまで、いろいろとやっていました。
  ボーカルは高木郁乃さんを思わせるルックス、やや鼻にかかった声で
  大竹しのぶさんっぽい声の出し方をしていました。どことなくLaLaさんを思わせる
  声という気もしました。頼りなさそうな唄のところもありましたが、後半は
  ダイナミックにしっかり唄い上げていました。ミュージカル系の唄い方という
  気がします。機会が有ればまた見てみたいものです。

　ふと後ろを見ると、保科奈穂子さんがいました。このところ１日おきに見かけてます(^_^;)。知り合いと話をしていた彼女も私のことに気付いたらしく、こちらを見て会釈していました。顔を憶えられいるようだと思っていたら、私の所までやってきて、「よくお会いしますね」と話しかけて下さいました。しっかり名前まで憶えられていました。彼女は次のRico Ricoのボーカルと友達なのだそうです。


○Rico Rico
  武井真理子さんと波止紀子さん。サポートはBs,Dr,Gtでした。
 1. アクセル
 2. MERMAID
    それまで上のパートだと思っていた紀子さんが、オクターブ下のユニゾンで
    合わせます。
 MC
 3. 夏の花
    サビのメロディーがなかなか気持ち良い。好きなタイプの曲です。紀子さんが
    メインボーカルで、高音は少し苦しそう。
 4. COCORO
    こちらは真理子さんメインのスローバラード。
 5. ???
 6. ???
  二人がそれぞれボーカルをとったり、コーラスとなったりというパターン。
  紀子さんは結構音域が広そうです。全体的なポップス寄りの雰囲気も良く、
  なかなか面白いバンド。こちらもまた機会があったら見てみたい人たちでした。

　総じてこの日のライブは、興味をひく人たちが続々と出てきた印象で、いわば“当たり”だったと思います。技術的にはまだ若いところも多い人たちでしたが、今後に期待できるのではないかと思えます。

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かみと,1999