"Tricycle Girl Pop Gig"というイベントが池袋サンシャインシティ噴水広場で 行われました。これは音楽学校ESPグループによるイベントです。
 13時頃に会場に着くと既に物販は始まっていて、なかなか入手できなかった 関連CDをやっと買うことができました。入場整理券をもらったところ、早くも 200番を越えていました。会場のスペースに入るのは200人とのことで、中には 入れないことがわかります。それでもさらに券を発行していました。METAMOの CDは買わなかったため、担当者が「METAMOのサイン会には参加できませんが…」 とのこと。私は「要りません」ときっぱり言い返したいところでした(^_^;)。 担当者は、皆がMETAMOファンだと思っているかのようです。
 入場整理券をもらったものの、並んで待っているのはバカらしいので、 ウロウロしていたところ、長尾すみれさんとLagunaさんがステージ裏に入る ところでした。Lagunaさんに軽く挨拶をして、再び会場周辺をうろついていました。 ステージ下手には全員分の椅子が用意されています。
 しばらくして、整理番号200番までは40席の椅子が用意された会場スペースに入れ、 それ以降の番号の人はさらにその後ろにロープで区切られたところに入ることに なりました。一通り落ち着いたところで係員に言ってロープの中に入れてもらい ましたが、まともに見えそうな場所はほとんど残っていませんでした。 METAMOさえ出なければこんなことにはならないのですが…(^_^;)。
 イベントは15時にスタート。司会として慶元仁美さんとCool As Iceの堀江紀子さん が登場します。慶元さんもESP関連の人で、以前DeSeOのイベントでも司会をして いました。すぐにこの日の出演者が呼び込まれました。自分の前の出演者の出番が 来ると一度控え室に戻り、それ以外の時間はステージ上にいるというパターン。 また、出演者は簡単なトークの後に唄を披露していました。あまりよく聴こえない 状況でしたが、簡単にコメントしておきます。

○高山桃代
  安定した唄でした。楽曲的にどうかと思うところもありますが、声質は良いと
  思います。
 1. Sola
 2. BLUE

○青柳美奈子
  サポートにGt,Perc,Cho(女),Bsを入れていましたが、あまり音は出ていなかった
  気がします。先日のEgg-manでのライブのメンバーと一緒だと思います。
  唄はちょっと固かったように思います。
 1. だめって
    サビの振り付けは印象に残ります。
 2. 冷たい月
    途中で台詞があるのですが、PAの関係で何を言っているのかもわからない
    くらい聴こえませんでした。

○Laguna
  無難な2曲を選んでいました。他の人たちの雰囲気からすると、おとなしい女の子
  というイメージが出ていたと思います。
 1. 震える翼
    せつないメロディーラインは多くの人に受け入れられやすそうです。
    青柳さんの後ということもあり、多くの人が聴き入っていたように思います。
 2. Sorry
    この曲もゆったりとしたテンポなので、この日のお客さんには飽きられて
    しまったかも。

○長尾すみれ
  Key弾き語り。彼女だけがアーティスト色を打ち出している感じで、明らかに
  他の人たちとは違う路線であることがわかります。
 1. All Love
    軽快な演奏で実力を感じさせます。
 2. 地球図鑑
    広いスペースの似合う曲です。「唄い上げる」という言葉がピッタリ。

 ここでMIジャパンの紹介などがありました。

○水野由加里
  始まる前に勢いでシングルを買ってしまいましたが、返してこようかと思って
  しまいました。悪くはないのですが、私の趣味ではありません。彼女って
  元OPDなんでしょうか。
 1. I'll be free
 2. タ・ス・ケ・テ!!
    青柳美奈子さんが詞曲を提供したそうです。

○Cool As Ice
  人数が増えてからは初めて見ました。「CRAZY ABOUT YOU」のような雰囲気が
  それっぽくて良いと思っています。
 1. Dry Up
 2. みだら

○METAMO
  やはり、見に来た人の大半は彼女達のお客さんでした。アイドルに音楽的な要求を
  してはいけないでしょうから、勝手にやってくれという感じです。
 1. オレンジ

 スペースの割にPAが小さいため、トークなどはほとんど聴こえませんでした。 私の近くにいたファンがうるさいということもありましたし。ステージもよく 見えなかったので、ステージで他の人の唄を聴いている出演者を見ていました。 結構緊張している人と、全然緊張していない人がはっきり分かれている感じ。
 最後に全員で「SONG IS THE LOVE」という曲を唄っていました。それぞれに ソロパートが用意されていて、聴いていて「おっ?」と思わせる、ひときわ 目立っていたのは長尾すみれさんと高山桃代さんでした。
 終了は17時頃で、その後はMETAMOの握手会になっていました。

 前半4組のイベントを、もう少し音のしっかりした場所で見てみたい気がします。 組み合わせとしてはとても面白いので、ぜひどこかで実現してもらいたいものです。
 今回のイベントはMETAMO色が強すぎて、他の人たちのプロモーションの効果が あったのか疑問です。目当て以外の人の時には、単に調子を合わせて盛り上げて いるかのような態度で見ている人ばかり。そんな人たちには音楽の内容まで伝わって いないのではないかという気がします。ましてESPそのものの宣伝は全くわから なかったのではないでしょうか。
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copyright かみと,1999