KNOCKERS Reocords Presents "ONE STARS Vol.11"が吉祥寺Star Pine's Cafeで 行われました(ONEでもSTARSなんですね、と今ごろ気付く)。"ONE STARS"は定期的に 高円寺ペンギンハウスで行われているイベントライブです。

○MAIKO KITAZAWA
  彼女のステージを見るのは4回目。今回もキーボード弾き語りです。
 1. 喜びの歌
    この日演奏した曲の中では、この曲が一番好きです。
 2. 逃げ雨
 3. ゴールドシーン
 4. 可愛い目をした女
 5. あたたかい表情
 6. 流れゆく物
  MCでは吉祥寺出身で今は埼玉に住んでいるというような話をしていました。
  近ごろの生活についてもいろいろ話をしていますが、いつになく妙な内容に
  なってしまっていました。
  彼女の歌はそれなりにインパクトあるのですが、どの曲も同じくらいのテンポで
  同じような演奏の仕方をしているので、変化の少ない内容になってしまうところが
  残念なところです。技術的にはだんだん良くなってきていると思います。

○tef tef
  普段はずっとストリートライブばかりで、なかなかライブハウスでライブをして
  いるところを見ることがありません。ライブハウスはもしかすると2回目かも。
  今回はバックにBs,Dr,Gtのサポートメンバーが入っていました。
 1. コーヒー
    まずは二人だけでの演奏。
 2. 電車道
    バンドでの雰囲気が活かされている曲です。
 3. うみ
 4. 愛。
    この曲も二人だけで演奏します。
 5. destination
 6. 小夏
 7. ソラノシタ
  やはりいつもよりもテンションが高かった感じ。いつもより歯切れが良い分、
  テンポ良く進行して行きますが、加えて曲のテンポも全体的に早めに感じられ
  ました。もっと落ち着いても良かったように思います。ハーモニーはストリート
  の時の方が綺麗なのではないかと思います。バンド全体としては良くまとまって
  いました。MCでは、弟のしょうたろう君がビックカメラの100人に1人の
  キャンペーンに当たったという話やプロモーションビデオについて。しかし、
  こんなに喋る人たちだったとは…(笑)。

○佐藤ひろこ
 1. 部屋の中で
    数小節唄ったところで、今一つ気に入らなかったのか初めからやり直します。
 2. 中毒症状
 3. 君の手
 4. ありがとう
    この曲からバックにBs,Dr,Gtのサポートメンバーが入ります。Gtは宇山基道さん。
    個人的には、母の日をターゲットに売り込んでいったらいいんじゃないか、
    と思っている曲です。いかがなものでしょう。
 5. さすらいの旅人
E1. たんぽぽ
    アンケート用紙にはしっかり「アンコール」としてエントリーされていました。
  いつものように迫力のある唄です。声は後半の方が良く出ていていたと思います。
  前半の方は比較的地味な曲が多かったように思うのですが、ラブソングという
  ことで、恋の歌はせつないものが多いようです。初のバンドバージョンとなる
  後半は、少しぎこちなさはあったものの、安心して聴いていられます。
  余談ですが、前回のライブで配られた「バッチコーイ」と同様、今回もCDの宣伝が
  あるにも関わらずCDタイトルが書かれていません。

 3組のアーティストのステージを見て思ったのは、若さ(MAIKO KITAZAWAさん21歳、 tef tefさわこさん21歳、tef tefゆうこさん18歳、佐藤ひろこさん18歳)を武器に したパワーや勢い、その反面若さ故の奥行きの薄さのようなものでした。今持てる 能力を全てぶつけているという、がむしゃらなところが感じられる内容でした。
 客席には今回もいしのだなつよさんが来ていました。相変わらず…(以下略)。
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copyright かみと,2000