三角堂のワンマンライブ「さん・に・いち 三角堂の日」が六本木Y2Kで行われ ました。この日は三角堂のデビュー1周年記念でもあります。
 Y2Kの大きさはTAKE OFF 7と同じくらいでしょうか。ステージは80cmくらい、 客席がなだらかに傾いていて、後ろの方でも見やすい印象です。椅子が60席ほど 用意されていて、後ろは高めの椅子になっていました。ステージの上にある小さな ライトの数が非常に多いのが印象的です。
 比較的出足の遅いお客さんの集まり方でしたが、始まる頃には結構な数になって いました。予定より数分遅れてサポートメンバーと春さんが登場。すぐに流さんも 現れてスタート。“HOLIDAY”のシリーズのようなTシャツにジーンズといった 服装ではなく、ステージ衣装らしい服装でした。サポートは醍醐弘美さん(Key), 山内和義さん(Bs),木村直樹さん(Dr),中村"jizo"敬治さん(Gt)です。久しぶりに (5年ぶりくらい?)醍醐さんの姿を見ることができて、それだけでもかなり期待が 高まります。そんな醍醐さんのキーボードには三角堂のステッカーが貼って ありました。

 1. ROUTE
    春さんがかなり気合い入っています。今までにないくらい激しい動きでした。
 MC 「みんな、今晩は。久しぶりでした。」
 2. そら
    Gt→スチールギター、Key→アコーディオンとなり、カントリー調の雰囲気に
    なっていました。
 MC 「改めまして三角堂です。ようこそ六本木へ。六本木は似合わないと言われた
    けれど、東京へ出て来た頃に六本木でバイトしていました。時給のいいバイト
    じゃないけど。」と流さん。ライトの数が多くて人格が変わりそうとも言って
    いました。
    「旅で出会った人は宝。2年目の1年もよろしく。」
 3. 幻
    やや唄がシャープ気味でした。
 4. 明日の十字路
 MC 「春めいてきたね。」春さんは花粉症らしく、普段でも朝は機嫌が悪いのに
    ますます機嫌が悪いのだとか。六本木と言えば、ということで旭川に六本木
    というスナックがあったと言っていました。
 5. 雨がやんだら
    Key,WBのみの伴奏でした。
 MC 4月からSTVラジオで新番組が始まるという話題。
    レコーディングで気持ちが入らなかったときに、家庭用のプラネタリウムを
    見ながら唄った。
 6. キミノトナリ
    2人だけで唄います。
 MC 前日の「あしたま」でこの日のライブ情報が紹介されたけれど、時間が違って
    いて、大相撲ダイジェストをずっと見ていた。
 7. 春
    この曲も2人だけ。少しリバーブが効きすぎている印象です。
 MC アルバム『堂』のランキングをしてくれる人がいる。
    ここでメンバー紹介。
 8. 晴れた日は
    新曲。ミディアムテンポのバラードでした。この曲でもスチールギターが
    使われています。
 MC 「1周年、まだまだこれから。30年とか経っておばさんになっても、かわいい
    流でいたい。」春さんは「俺はアンドロイドなので歳をとらない。」だそうで。
 9. それぞれの歴史
    勢いがありすぎ?少し突き放すような唄い方に感じました。
10. かげろう
    全体的にフラット気味の唄でした。
 MC 地下鉄の事故など「いつ死んでもおかしくない。一年を3年分生きるつもりで
    がんばります。」
11. 新しい日々へ

 MC 2人だけ最登場。「北海道から出てきて良かった。」
E1. Party Time

 第一音を聴いた時点で、ライブ録音してこちらをCDにした方が良かったのでは ないかと思ってしまいました。ただ、モニタが聴こえにくいのか、バンドの音が 大きくなるにつれて音程が狂いがちでした。2人だけのときは、何の心配もいらない くらい安定しています。
 前半は少し浮き足だっているかな?という印象でした。曲が進むにつれて 落ち着いてきたようです。今回は「そら」の牧歌的なアレンジと「雨がやんだら」 の唄が良かったと思います。
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copyright かみと,2000