五味美保さんが同じ事務所のGAANEさん、Akiさんと風風(フープ)というユニットを 結成し、原宿Ros Angeles Clubに出演しました。このところサポートメンバーやら レコーディングスタッフ、プロデュース業と、裏方の仕事が続いているだけに、 久々の五味Chan前面のステージです。
 この日は5組の出演でしたが、なぜか山崎という名前のKOXIさん以外は知らない 人たちでした。開場が30分くらい遅れていて、受付前には20人くらいの人が 待っていました。その間に聴こえてきたリハーサルの音で、前半は特に見なくても 良さそうという印象から、5番目の風風まで外で時間を潰し、入場したときは KOXIさんが終わって4番目のSa-laという女性のステージが始まるでした。
 原宿ロサンゼルスはビルの3階ということもあり、かなり狭いところでした。 渋谷TAKE OFF 7を2まわりくらい小さくしたくらいでしょうか。楽屋が客席後ろ ということで、出演者はお客さんの間を通ってステージに上がります。

○Sa-la
  サポートにKeyの女性が入っていました。前の方はカメラを持った男性が多く、
  グラビアアイドルっぽい雰囲気の人でした。音域は結構低くハスキーで、
  唄は全体的に地味な感じがしないでもありません。結局どういう素性の人なのか
  わかりませんでした。

○風風
  サポートは杉村さん。一人だけ派手な帽子を被ったりしてPercやKeyを担当。
  左から五味Chan、GAANEさん、Akiさんの順に並んでいます。Akiさんも比較的背が
  高いので、五味ChanとAkiさんで小柄なGAANEさんをはさむ形。
 1. うれしいひなまつり
    杉村さんがKeyでAのコードを弾いた後唄い出します。曲中杉村さんはPercです。
    以降もほとんどの曲がリズムのみの伴奏で、3人のア・カペラです。
    この曲の前後にはmoonの頃のようなメロディーが付いていました。
    なんで「ひなまつり」なんだろう?と思ったのですが、その理由はすぐに
    わかります。
 MC GAANEさんが前の方のお客さんを座らせます。3人でいかにも台本通りのMCを
    繰り広げていました。トチるところも台本通りなのでしょうけれど、少し
    やりすぎだったかも。
 2. はじめてのチュウ
    こちらは振り付き。
 3. サボテンとひまわり
    夏の曲。1曲目が「ひなまつり」だった理由がこの辺でわかります。サボテンは
    Akiさん、ひまわりはGAANEさん。AkiさんとGAANEさんが交互に主旋律を唄って
    います。
 MC 五味Chan「夏が死ぬほど好き」、GAANEさん「夏が太鼓判に好き」、Akiさん
    「私は大嫌い、Akiだけに秋が好き」というオチでした。
 4. もみじ
    オリジナル曲です。こちらはGAANEさんが唄っている曲に近いメロディーライン。
 MC デビューに向けて頑張っているときのドキドキをもう一回味わおうと、結成
    した、という話。本当かどうかわかりませんが…。入り口でそれぞれのソロの
    CDを売っていることを言っていました(五味Chanのものは当然ありません)。
    Akiさんはいきなり自分の「Nude Blue」を唄い出し、GAANEさんは「MILK TEA」
    だったと思いますが、1小節くらい唄っていました。五味Chanは「私のCDは
    運がなければ買えません」とのこと。Akiさんに「29枚も出しているんでしょ!」
    とのこと。「三人合わせて風風です」とキメて、次の曲へ。
 5. Listen to My Song
    できたてのオリジナル曲だそうで、譜面を見ながら唄っていました。杉村さんは
    Keyをオルガン系の音色でコードで弾いていて、讃美歌のようなアレンジに
    なっています。

 ちょうど30分ほどの内容でした。本格的に風風として活動するとは思えないので、 この組み合わせはもしかするともう見られないかもしれません。本格的にするなら、 もっとコーラスを合わせないと。
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copyright かみと,2000