mawariさんの日比谷野外小音楽堂でのライブを見てきました。私が会場に着いたのは 13:30頃だったと思いますが、ステージではリハーサルが行われていました。客席は まだ開放されていないので、柵越しにステージの様子を眺めている人も何人か いる状況。入口の前にもそこそこの人だかりが出来ていました。
 14:20頃に開場となり、待っていた人は我先にとばかり小走りに前の方の席へ 向かいますが、私は人だかりが消えてから入場し、後ろの方の席に座ることに しました。公園を訪れていた人たちも興味を示したらしく、続々とお客さんが 入場してきます。始まる前は120人くらいだったと思いますが、音楽が始まると 人が増えて、一番多いときで200人くらいになっていたのではないでしょうか。 最初の方に入場した人たちはアンケート用紙をもらっていたようです。私が入った 頃には既に無くなっていて、せっかく作ったアンケートは、新たなお客さんではなく mawariさんを見に来た人たち(言ってみればファン)が書く、という結果になった ようです。初めて彼女を見た人にアンケートを書いてもらって、ファンの拡大を 図ればいいのに…。
 本番は14:35頃から。鐘の音が鳴り響く中、サポートのGt,Keyが登場。イントロが 始まったところでmawariさんも現れます。リハーサルの時は青いTシャツのよう でしたが、本番では白のワンピースでした。イントロ中にギターを用意して、 一緒に数小節弾いてから唄い出すmawariさん。

 1. 購買めろんぱん
 MC 「こんにちは、mawariです。ここでやるのも屋外も初めてで、前に下見に
    来たとき広いと感じたのですが、こんなにたくさん来てくれて嬉しいです。
    知っている顔があって、一気に緊張してしまいました。今日は雨が降ると
    言われていましたが、すがすがしい午後のライブになりました。」
 2. 幸せの青い風
 3. こころの花
 MC 「ゴールデンウィークは広島、大阪、岡山、京都と回って唄ってきました。
    全部来てくれた人もいるかと思います。」
    ここでメンバー紹介。フランソワよういちろうさん(Key)、笠原さん(Gt)。
    ゴールデンウィークのイベントでフランソワさんはずっと体調が悪かった
    らしく、そのうえ広島ではものもらいになったそうで、サングラスをして
    ステージに上がったという話を紹介していました。
    ここで終わってしまったラジオ番組に寄せられたポエムを3編紹介します。
    最後に紹介した詩に曲を付けると言い出して、即興(ではないと思いますが)で
    循環コードを決めて、サポートの二人に伝えます。二人はそのコード進行で
    アドリブのフレーズを予定したと思いますが、唄う直前になってからカポの
    位置を動かすという荒技を見せるmawariさん。これにはビックリです。
    キーを変えられてもちゃんと演奏するのがプロでしょうけれど、始まる数秒前
    というのは結構あせったのではないでしょうか。
 4. 電話
 5. 「みんないるよ」
    ちょっと強めの風が吹き、ステージの後ろでは鳩が大きく円を描きながら
    舞っていくという状況でした。
 6. 鏡の中の私
    後半でやや強めのフェイクが入ります。
 7. かのん
    弾き始めたGtの音が気に入らなかったのか、間違えたのかわかりませんが、
    イントロで止めてもう一度やり直します。
 MC 「たくさんの方々が来てくれて嬉しいです。」「木がホールの屋根のように
    なっていて…。」
 8. いちごみるく
    唄い終わるとmawariさんはステージを下りますが、サポートの二人はそのまま
    インストとして演奏をしていました。

 1時間弱のステージでした。なんとか天気も持ちこたえて、ちょっと風は強かった のですが、気持ちの良いステージだったと思います。近ごろ唄の不安定さが気に なるところで、今回も同じように感じました。イメージとしては、弱くてザラザラ した感じです。もうそろそろ、しっかり唄えるようになってもらいたいところですね。 CDの唄はまともなので、そのギャップが埋められないと力不足が露呈する結果に なります。
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copyright かみと,2000