Jungle Smileの“あすなろツアー”の東京公演が渋谷クラブクアトロで行われ ました。チケットを危うく買い逃すところだったくらいで、番号は700番台だった こともあり、開場から30分くらいしてから行ったところ、ほとんど待ち時間無しで 入場できました。入場すると首に“AUDIENCE PASS”をかけられます。 ソールドアウトだっただけはあり、既にたくさんのお客さんで一杯でした。 また今回もステージが見えないところに陣取ることになりました(^_^;)。
 熱気あふれる会場でしたが、私の後ろには空調の吹き出し口があって、実は 結構涼しかったりします。19:10頃スタート。

 1. 椰子の実
    ア・カペラで唄います。
 2. 初恋
 MC 「オイッス!本当に待たせたね。お待たせしました、Jungle Smileです。
    ありがとうみんな、超満員御礼でも大入り袋は出ません。満員だとお父さんが
    大入り袋をくれるんです。500円。」「元気だったでしょうか、今日は唄ったり
    踊ったり笑ったり、疲れたり、盛り上がっていきたいと思います。」
 3. 片思い
 4. 冒険(ロマン)
 5. 猫とゴミ
 MC 「朝サンドイッチ食べた。夢にサンドイッチのお化けが出てきた。とろける
   チーズがあれば良かったんだけど、クリーミーチーズしかなかった。」
    「この間のツアー、大阪の次の日田舎に何時間か返ったんだけど、ウサギが
    少なくなったという話を聞いて…。ウサギが増えて農作物が荒らされるので
    キツネを放したそうです。(客席の声に)それは農家の人のことを考えてない。
    私たち豚とか牛とか鶏とか毎日殺して食べているんだよ。ウサギが増えたことの
    方が自然だったのにな。」
    「家の犬はウサギのうんこをよく食べました。ドックフードと似ているんだよね。
    そんなわんぱくワンちゃんでしたが、今は落ち着いています。」
 6. チロ
 7. ランドセル
 8. 夢見る頃は過ぎても
 MC 「やばいよイタ電は。」「昨日梅雨入りが近いから掃除したんですよ。」
    「梅雨と掃除って関係あるの?」「布団とか干せないよ。」「布団乾燥機持って
    いるもんね。」「私も持っているけど使ったことない。」
    (再びイタズラ電話の話へ)「夜の1時くらいイタ電があったんです。お兄ちゃん
    のようだったので、『もしもし、こちら地球、そちらどうですか?』とか
    乗ってあげたんですよ。でも無言だったんで、『お兄ちゃんでしょ?切っちゃうよ。
    また後でね』って。またかかってきたとき、『しもしも』とか言ったら、
    鼻で笑われて。向こうが『パンツの色教えて』って言ってきたので、負けたく
    ないと思って、『ここ十数年はいてないよ』。なんか変なので、『お兄ちゃん
    だよね』って聞いたら『僕はお兄ちゃんじゃないよ』って。」「チャンネルは
    そのまま。」「『明日何してるの』って聞いてきたので、『ライブじゃない。
    来ないの?』って言ったら『そうだったね』って。ゐさおちゃんかと思った。」
    「『変な人から電話があったんだけど』って、俺、そういう奴の気持ちわかる
    から。学生の頃、春休みにイタ電の日って言って、友達とイタ電していた。
    友達の知り合いに電話して、ラジオ番組の設定で、ジングルとかも作って、
    クイズ番組で『あなたが当たりました』って。その一部始終を録音しておいて、
    友達呼んで名簿持ってこさせて、友達の輪を広げてた。」
    ここでJungle Smile Information。「祈り」がシングルカットされたこと、
    今回も二人のデザインのTシャツを販売すること、このライブの様子がNHK-BS
    「新・真夜中の王国」で放送されること。シングルは秋頃だそうです。
    続いてメンバー紹介。今回は2:08バンドだそうです。山下政人さん(Dr)、
    おがわしんじさん(Bs)、天野清継さん(Gt)、さかいひであきさん(Perc)、
    佐藤拓馬さん(Key)、DUB MASTER Xさん(PA)。
 9. 同じ星
    今回のライブで一番良かったと思う曲。細かいところまできっちり作ってある
    という印象で、すごく充実した内容でした。
10. タコブーチョっ!!
    よくわかりませんが、タコの着ぐるみやサンバのダンサーなどが登場。
11. キスしてあげる。
 MC 「この曲楽しい。レゲエをずっと踊っていたら、鼻血出るんだろうな。この曲は
    頭がパーになっちゃうんです。ガッポリ儲かったら、みんなで南の島でレゲエ
    だけのライブを…多分できないと思います。」「デビューして唄ってきたわけ
    ですけれども、私にとって唄は苦しみでしかありませんでした。自分に課せら
    れた逃げ道の無い場所だったんですけど、昨日の晩ベッドの中で、なんて唄いたい
    んだろうと思った。ここからは私の本能で唄いたいと思います。どうか私を
    嫌いにならないで下さい。」
12. 林檎
13. 翔べ!イカロス
14. 希望
 MC 「今日は本当に皆さんありがとうございました。皆さんを含め、私たちを見つけて
    くれた人たちに感謝しま〜す。…ま〜す(笑)。みんな気を付けて帰って下さい。」
15. 祈り

 終了は21:15頃でした。お客さんが「翔べ!イカロス」を唄って拍手が 続きますが、アンコールはありませんでした。今回、大阪ではアンコールが あったらしいのですが、もしかすると前回のツアーで東京だけアンコールがあった ことのバランスをとるためだったのかもしれません。 もともとアンコールは受けないというポリシーでやっている人たちで、 無くても十分な内容になっていますが、もしバランスというような理由で アンコールをしないのであれば、説得力は無くなってしまいますね。 内容は充実したものでしたが、前回のライブから待たされたお客さんの アンコールを求める気持ちもわかりますから、挨拶くらいしても良かったのでは ないでしょうか。
 ライブは「これでもか」というくらいぎっしり詰め込んだ内容で、大作という 感じでした。前作のアルバム『林檎のためいき』はあまり好きではなかったので、 今回のライブでほどよく分散されて構成されていたため、印象が悪くならずに 済んだところがあります。お客さんの乗りがやや行き過ぎているように思いますが、 ジャンスマらしいライブになっていたと思います。
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copyright かみと,2000