MUSIC PODによるイベント、“SUMMER LIVE FESTIVAL”を見てきました。 岡北有由さん@渋谷Egg-manを横目に渋谷公会堂へ。実はどちらにしようか 悩んでいたところもあります(^_^;)。開演15分前に入場したところ、1階の 2/3くらいの入場者数でした。司会の男性が登場し、音楽配信からMUSIC PODの 利点まで、色々と話をしていました。

○我那覇美奈
  本人のGt弾き語りに、サポートはKeyのみ。
 1. 君に届くまで...
 MC 「皆さん、自己紹介遅れました、我那覇美奈です。渋公でやるのは初めて
    なんですよ、実は。緊張しますが、拍手の感じがいいですね。トップバッター
    としてしっかりとやりたいと思います。」
    ここでギターのチューニングをしますが、かなり時間がかかっていました。
    2弦がBではなくCで合わせていたという…(^_^;)。
 2. 泳ぐ雪
 MC 「最後まで楽しんでいって下さい。今日はどうもありがとうございました。」
 3. ふたつの明日
    やや走り気味。
  きっと短いだろうとは思っていましたが、3曲だけでした。自己紹介的な選曲
  だったと言えるかもしれません。シンプルな構成の方が好みなので、今回の
  ようなステージは嬉しいものでした。それにしても、かなり緊張していたように
  見えました。

○石嶺聡子
  Bs,Dr,Gt,Keyのサポート。Gtは末原康志さん。
 1. “嘘をついて強がり言って…”
 MC 「今晩は、石嶺聡子です。私も緊張しています。こういういろいろな人が
    出るイベントは少ないので、落ち着きません。」
 2. “またきっと会えるわ…”
 3. 花
 MC メンバー紹介。
 4. バイバイ
  全く危なげないステージでした。むしろ均一的とさえ思える安定感があります。
  「花」はオリジナルとは随分変わっていて、リズムを基調にしたアレンジでした。
  なんといっても「バイバイ」を聴けたのは嬉しかったですね。Fragrance Balance
  の名曲の一つですが、石嶺さんにとってはちょっと前のシングル(一応最新シングル
  ということになるようですが)なので、今でも唄っているとは思いませんでした。
  元Fragrange Balanceで、この曲を作詞した拝郷芽衣子さんのライブが翌日に
  行われる予定で、彼女もこの曲を唄っていたら聴き比べられるかも。とは言え、
  Fragrance Balanceの重厚なコーラスが忘れられない1曲です。

○楠瀬誠志郎
  Key,Gt,Bs,Drのサポート。
 1. “君に会えてとても良かったと思う…”
 2. 道
 3. 僕がどんなに君を好きか君は知らない
 4. Flower
 5. “幸せになる…”
  短い時間ながら、しっかりと自分の世界を展開していました。キーが高いことも
  あり、“黒一点”らしくないやわらかさがあったように思います。

○白井貴子
  Bs,Key,Gtのサポート。途中からPercが入ります。
 1. LIVING
 MC 「この夏は全国を駆け巡っていて、奈良から帰ってきたばかり。」
 2. りんごの花の木の下で
 MC 「久しぶりの渋公。」音楽配信について、彼女なりの思いをいろいろと話して
    いましたが、「直接その土地の人と会って、1枚1枚売って…」という感じで、
    話せば話すほどMUSIC PODには不都合になり兼ねない内容だった気がします(^_^;)。
 3. 野生のマーガレット
    ア・カペラで1フレーズのみ唄います。
 4. Born Free
    途中、客席に下りて唄います。
 5. 元気になーれ
  活動の形態が変わってから随分経ちます。時代の流れと言ってしまえばそれまで
  かもしれませんが、彼女が時代に置き去りにされてしまったかのようなイメージ
  を抱かずにはいられませんでした。白井貴子さんの曲で一番好きな曲は
  「野生のマーガレット」なので、1フレーズでしたが聴けたのは幸せです。

○小比類巻かほる
  Trp,Trp,Trb,Sax,Dr,Gt,Perc,Bs,Cho x5,Keyという大所帯。曲名はよくわかり
  ません。昔からそれほど聴いていなかったもので…。最前列のお客さんは
  彼女のファンのようで、それ以外にも立ちあがっている人が何人かいました。
  白井貴子さんとの対比で見てしまいますね。どちらが良いとか悪いとかでは
  ないのですが。
  なお、米倉千尋さんのサポートをされている村上聖さん(Bs)、板垣正美さん(Dr)が
  バックのメンバーです。

 石嶺聡子さんの「バイバイ」、白井貴子さんの「野生のマーガレット」など、 好きな曲が聴けただけでも行った甲斐があったというものです。

 帰りにEgg-manの方を見たら、岡北有由さんがちょうど帰るところでした。 声が大きいので目立ちます(^_^;)。
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copyright かみと,2000