奥華子さんのライブを渋谷TAKE OFF 7で見てきました。TAKE OFF 7にグランド ピアノがあるとは知りませんでした。

 1. 自由のカメ
    イントロを弾きながら自己紹介。グランドピアノでの弾き語りです。
 MC 「自由のカメ」は前日にできたばかりの新曲だそうです。最近カメを飼いたい
    と思っているそうで、カメなのだとか。タイトルは「自由なカメ」にしようかと
    考えたそうですが、自由の女神というのもあるから、「自由のカメ」だとか。
 2. その手
    キーボードに移動しての弾き語り。唄い始めるとステージ側から客席が
    照らされるようなライトが当たり、お客さんの顔が良く見えて緊張したのか、
    歌詞を間違えてしまいます。声も少しためらった感じだったこともあり、
    一度止めてもう一度唄い直します。サビでボリュームが変わったのではないか
    と思うくらい、大きなクライマックスを迎えるような唄い方です。
 MC ここでサポートとして平方元さんを呼び込みます。パイナップルが好き、という
    紹介でした。
 3. 積木
    平方さんのギターのみの伴奏。華子さんは立って唄っていました。平方さんの
    横に行こうとしたら平方さんが照れるということで拒否(笑)。
 MC 家に着くまで緊張が解けないという華子さん、ライブの帰りの楽しみは
    電車の中でアンケートを読むことだそうです。DMは手書きで書いているけれど、
    お客さんのフルネームを憶えていると言ったら、平方さんにあっさり「珍しい
    ですねぇ」と流されてしまいました。今度から手書きでなく、パソコンで
    書くつもりだそうです。
 4. そんな気がした
    華子さんはKey、平方さんはGtです。平方さんのコーラスのバランスも良く、
    後半ちょっとばらつく感じはあったものの、曲の世界が見事に描かれていました。
 MC 髪を切ったばかりなのに、もう伸びているという話をすると、平方さんは
    「俺も伸びた」と突っ込みます。平方さんは先日のライブで丸刈りに
    していたのですが、ちょっとは伸びたようです(^_^;)。そんな話をしていたら、
    「内容のある話をしろよ」と追い討ちをかけるような平方さんの突っ込み。
    華子さんのホームページは、まだできていないそうです。次の曲のスタンバイが
    できたところで、思い出したようにCDの話をします。でも持ってくるのを
    忘れたそうで、TOWER RECORDSに行って自分で2枚買ってきたものを売るため、
    限定2枚となったようです(^_^;)。
 5. 君のためならできること
    平方さんはピアノ、華子さんは立って唄います。何もそんなに離れなくてもと
    思うくらい端の方で唄っていました。

 このところの奥華子さんは、やはり見ておいた方が良いですね。今がまさに どんどん良くなる時期、見るたびに成長の跡が感じられます。しかも、さらに 良くなる余地があるので(つまり、成長する上での壁が無い状態)、今後しばらくは 目に見えてクオリティが上がっていくことと思います。
 改善の余地はありますが、平方さんとの息も以前より合っていました。MCでは 平方さんがうまく華子さんの魅力を引き出しているように感じます。平方さんも ソロで唄っている人なので、かなり濃いキャラクターではありますが、今回の ライブはまるで二人でユニットとして活動しているような印象でした。平方さん メインで華子さんのサポートという形態も見てみたい気がするので、ジョイント ライブの企画も考えてもらいたいですね。
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copyright かみと,2000