千鶴伽さんのライブを下北沢CLUB Queで見てきました。数年前に一度見たことが ありましたが、鬼気迫る(?)“見に来て欲しい”というメールをいただいたので、 行ってみました。ワンマンなので、なかなか入りにくい感じはありましたが。 サポートは円山天使さん(Bs)、山名重紀さん(Gt)、鈴木伸一さん(Gt)、 鳥居克成さん(Key)、玉田豊夢さん(Dr)。円山さんは数度見たことがあります。

 1. “泣きながら叫びながら…”
    所々笑うように唄っていたのは、いかにもアヤシイ雰囲気でした。
    この曲以降の楽曲に比較すると、激しいタイプの曲のようですが、
    ロックボーカリストらしさを感じます。
 2. “もう好きにしたい…”
    またちょっと違った雰囲気で、曲調としては1曲目よりもこちらの方が
    好きです。
 MC 3/9の南青山マンダラ以来、久しぶりの東京でのライブ。8月に事務所を辞めて
    独立した。CDを2月に出した。
 3. スティーブ
    病院に通うお金が無い外国人にお金を貸した話を広げて作った曲だそうです。
    スローな曲。
 4. 再開
    この曲は印象が良かったです。
 MC 大阪のライブで、リハーサルの後にホテルで着替えていた時、隣のビルから
    丸見えだった。
 5. ???(渚ようこ)
    フォーク調の曲も唄うということで、唄の幅の広さを感じます。
 MC EPOさんのファンクラブに入っていた。EPOさんが唄っていて、自分でも唄って
    いる。誰の唄か知らなくて、ライブに来ていたお客さんに教えてもらった。
 6. 大予言の日々
    アカペラになって最後にキーボードがうっすら入るアレンジ、そのまま
    終わらずに、もうひと盛り上がりしても良かったのでは。
 7. “雲に乗って”
 MC 誰と出会うか、タイミングというものがある。29歳で亡くなった女性ボーカ
    リストの話を知り、それも縁だと思って、その人の音楽をライブ前に会場に
    流してもらった。
 8. 憂い
    サビのメロディーが良いと思います。詞が少し堅いように感じました。
    出てくる単語が、曲になりにくいそうなものが多いようですね。
 MC ここで千鶴伽さんもギターを準備します。
 9. 焦げ付いた純愛
    雰囲気は良かったと思います。問題は千鶴伽さんの弾くギターの
    チューニングでしょうか。2弦が少し低かったのでは。あと、
    小さめのサイズのギターであるうえに、マイクで音を拾っていたので、
    軽すぎる音になってしまったのが残念。
10. もみじ
    レゲエ調でしたが、ギターはアップストロークじゃないんですね。
 MC 「乗ってるかい!これを言うのに何年かかっただろう」
11. “ソリチュードソウル”
    ファルセットが弱めで、コーラスっぽく聴こえてしまいます。
12. メロウ
    アメリカンポップスっぽい雰囲気があって、良かったと思います。

E1. ALWAYS(?)
    全体的に良い雰囲気でした。ボーカルにもう少しビブラートがかかって
    いると、聴き応えあったと思います。
E2. “幸せな痛み”
    中高音域(A〜Bくらいの音)の声が効いていますね。

 ボーカルはやはり高音が特長的だと思います。ロック系の曲が似合う声質 とは思いますが、そういう楽曲に限らず、いろいろなタイプの楽曲を唄って いました。扱う音楽のタイプの広さを感じますが、逆に言えば、どういった タイプの曲を主軸としているのかがわかりにくいように思います。
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copyright かみと,2000