奥華子さんのライブが御徒町Sahaで行われました。以前から彼女がこの会場で 活動していたのは知っていましたが、見に行くのは初めて。会場のチラシには “下町酒場”と書いてあるように、カフェバーの中に演奏するスペースがある、 というような感じの場所でした。開演時間をちょっと過ぎた頃に入場したところ、 既に客席はいっぱいでした。最初は柳田けんじさん(KeyVo)。サッカーでもやって いそうなスポーツマンという雰囲気の人でした。

○あきら(KeyVo)
  本名はあきこというそうですが、小さい頃は乱暴者で男の子のようだったことから
  あきらと呼ばれていたそうです。見た印象は全然そんなこと無い、かわいらしい
  女の子です。
 1. 古い手紙
 2. 逢いたいきもち
    ポップな曲。
 3. 東京夜想曲
 4. 笑顔になあれ
 5. Happy Birthday
    この曲からChoの女性が二人入ります。
 6. さくら
  全体的に音程は不安定ですが、しっかりとした自分の世界を持っている印象でした。
  声質は好きなタイプ。誰かの声に似ていると思いながら聴いていました。
  長尾すみれさんと城之内ミサさんのような雰囲気といえるかもしれません。
  1曲目はどうかと思ったのですが、2曲目以降の曲調は良かったと思います。

○石井浩明(GtVo)
  結構年齢高そうな感じ。ジョンレノンが好きらしいです。Fm yokohamaとか
  マクセルとか、コンテストにいろいろエントリーしているそうです。

○奥華子
  今回は久しぶり(?)の完全なソロライブ。
 1. 君のためならできること
    華やかな曲調で、オープニングにはふさわしい1曲。ややテンポが速く、
    もう少しためても良さそうなところを弾き急いでいる感じでした。この曲は
    平方元さんのコーラスのイメージが強烈に残っているので、彼のコーラスが
    無いと、ものすごく物足りなく感じてしまいます。
 MC 2年前の夏にSahaに出たのが初めてのライブだったそうです。当時は同じコード
    の曲が多かったそうで、イントロを弾いて別の曲を唄ってしまったりして、
    何度もやり直したのだとか。
 2. 泡沫(うたかた)
    新曲。午前3時にできたばかりだとか。前半は同じメロディーが何度も出てきて
    少し単調でしたが、サビはガツンとくる唄で印象的でした。
 3. 自由のカメ
    タイトルもすごいですが、よくできた曲だと思います。
 MC 動物園に亀を見に行こうと思ったら、亀のいるところが工事中で見られず、
    牛しかいなかった。
    昨日いっぱいいっぱいでMCを考えていない。アンケートを見ると、「もっと
    喋って下さい」という人と、「喋り過ぎ」という人がいる。
    今、さらにピアスの穴をあけようかと思っている。以前、親の反対にも関わらず
    大きな病院に行ってピアスをあけたら、6000円取られて訴えようかと思った。
    今度は自分であけようかと思っている。でも、最近平和なので痛いのは嫌だな、と
    思っている。
    …と、こんなことを話していました。見事なまでに話題が飛びまくります(笑)。
 4. その手
 MC 最近また犬を飼い始めた。ビーグル犬でピカソという名前。前飼っていた犬は
    しんげん(信玄?)という名前だった。ピカソは何でも食べようとして、他の犬の
    フンとか、コンクリートとかガリガリ食べようとしている。
 5. 境界線
    この曲は以前聴いたことがあります。やや重い内容の歌詞です。
 MC スタッフに確認してもう1曲唄うことに。
 6. 愛のしずく
  奥華子さんの核となる部分を感じさせつつ、バラエティに富んだ選曲になっていた
  と思います。時々声が裏返ったりしていましたが、気にならない程度でした。
  全体的に良い内容だったと思います。


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copyright かみと,2000