宇井かおりさんのバースデーライブが南青山マンダラで行われました。入場時、 お店の人から「宇井さんに内緒で」とクラッカーを渡されました。昨年宇井さんが 出版した本(4年前にヘリコプターの事故で亡くなった妹さんについて書かれたもの)も 売っていました。やや早めの時間のスタートでしたが、ほぼ満席になります。 宇井さんは黒のセーターにデニム地のパンツ姿で、シンプルな服装。 サポートはいつもの加藤雅夫さん(Gt)です。

 MC 30歳になる日は唄っていたいと思っていた。
 1. When the wind blows
 MC まだまだ子供だと思っていて、30歳でやっと成人式だな、と思う。これからも
    大人っぽさと子供の部分と、バランス良く生きて、40歳でいい女になっていたい。
 2. 優しい奇蹟
 MC
 3. 君が淋しいというのなら
 4. ともだち
 MC 本を書いて、何も隠すことがなくなった。「何か質問はありますか?」
    ここでマンダラのスタッフがバースデーケーキを運んできます。おめでとうの
    声と共にクラッカーが会場のあちこちから鳴らされて、皆でお祝い。あまり
    表情には表わさない人ですが、「一生忘れません」と話していました。
    質問では留学していた頃の話など。また、フランスでストリートライブを
    秋くらいにやりたいという話もしていました。
 5. 我が心のジョージア
    加藤さんのギターソロです。
 MC 
 6. 笹舟
 MC
 7. 花(喜納昌吉)
 MC
 8. 悲しみにまけないで
 MC 飲み会などでも本当に楽しい時間だったかどうかわからないこともある。
    これからは楽しい時間を過ごしていきたい。
 9. 帰ろう
E1. しゃぼん玉
E2. 蛍の光

 いつものようにひっそりと温かいライブでした。どんどん饒舌になっていく気も しますが、きっと宇井さん自身が自分のやりたいことを自分のペースでできている からなのでしょう。「30歳で成人式」という言葉が、彼女なりの時間の流れを 意味している気がします。
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copyright かみと,2001