高岡奈央さんの出演するイベントを見てきました。例によって新潟です(^_^;)。 新潟デザイン専門学校の企画する「NCADクリエータ−ズマーケット クリケット」 というイベントで、会場は万代シティの歩行者天国。オリジナル作品を扱う フリーマーケットで、デザインフェスタ新潟版といったところ。このイベントの 中央ステージでライブが行なわれました。私が着いたときは三國聡さんという GtVoのフォーク系の人が唄っていました。大柄な人ですが、結構キーが高めなのは ちょっと意外性があります。曲調はどれも似たような感じで、ストリート系という 印象でした。
 次が高岡奈央さん。ステージが始まるまで、私が来ていることには気付いて いなかったはずですが…。

 1. 青空
    やや表情はかため。青空のもとで唄っているのですから、突き抜けるような
    爽快感が欲しいところ。
 2. Lovin' You(ミニー・リパートン)
    普段の唄い方と随分違う気がしました。かなりソフトに唄っているように
    感じます。
 3. Smackwater Jack(キャロル・キング)
    この辺りから全体的な雰囲気が良くなってきたと思います。ブギとのことですが、
    もしかしたら奈央さんにはレゲエ調の曲も似合うかもしれない、と思ったりして。
 4. 補助輪
 5. ちょちょら
    最初、まさにとうもろこしを持つようにハーモニカを構えていたのが笑えました。
    単に吹くとか吸うとかでなく、吹きこむとか吸い込むといったイメージで演奏
    するとうまく聴こえるのではないでしょうか。唄は声がしっかり出ていて、
    力強さがありました。
 6. 月のひかり
    後半になってジワジワと盛り上がる感じがよく表現できていたと思います。

 ある意味、インストアライブよりも条件の厳しいストリート(ステージはありますが) でのライブなので、まずは歩いている人の足を止めるように唄わなければいけません。 知り合いを見つけては笑顔になってしまう気持ちもわかりますが(素人じゃないん だから)、他にもたくさんの通行人がいるのだから、あまり大げさに反応せず、 もっと「皆に聴いてもらいたい」という意識を持って唄うべきです。さらに望む ならば、「CDを買ってみよう」とか「ライブに行ってみよう」と思わせるくらいの 情熱を持って、唄ってもらいたいところです。要するに、唄は“音階をつけて声を 出す”だけではないので、心が伝わるかどうかが大切です。技術的にはかなりの 実力を持っているのですから、空回りしないようにがんばってもらいたいですね。
 この後は、ひなたをちらっとだけ見て帰りました。
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copyright かみと,2001