柴田淳さんのライブが原宿アストロホールで行われました。CD購入者対象の招待制 ライブで、ほとんど関係者向けとなるかと思っていましたが、私の予想以上に一般の 人(80〜100くらい?)が入っていました。関係者もいれると150人くらいになっていた かもしれません。ステージの下手にKey、上手にGtが置かれています。5分ほど遅れて サポートメンバーが入ってきますが、弾き語りと思っていたら、Keyもサポートでした。 いつもライブでは緊張している淳さん、ステージに上がって客席を見ると笑顔を 見せていました。精神的に余裕があるわけではなくて、もう笑うしかないというような 笑顔でした。

 1. 変身
    始めは随分かたい雰囲気でした。
 MC 「すんごい人なので、すごいびっくりして、(マイク)スタンドがあれば良かった
    と思いました。短い時間ですが…私にとっては長いんですけれども、楽しんで
    いってください。」
 2. 帰り道
 3. パズル
    唄がやや不安定になるところが気になります。
 MC 「改めまして柴田淳です。こんな大きなライブは私にとって初めて。いつもなら
    ここで『今日はありがとうございました』って言うんですが…。」
    「皮膚病になってしまったので、厚化粧してます。あまり見ないで下さい。」
    夢に松たか子さん、カルーセル麻紀さん、Scoop on Somebodyのたけさんが
    出てきたという話や、bayfmでとんでもない曲紹介の仕方「とりあえず、
    柴田です。『ぼくの味方』聴いてください」をしたという話。
 4. それでも来た道
    2/20に発売となる2ndシングル。この日のライブではこの曲が一番良かったのでは
    ないかと思います。
 MC 『ぼくの味方』のレコーディングでは生姜焼きばかり食べていた、キャンペーン
    ではカレーばかり食べていた、という話。キャンペーンはいろいろ行ったけれど
    あまり憶えていなくて、途中で腹痛になっておいしいものが食べられなかった日、
    夜中に食べに行った。「だから何なんでしょう。すみません。」
 5. ほんのちょっと
    淳さんらしい曲といえると思います。
 6. なんかいいことないかな
 7. 一緒に帰ろう
 MC メンバー紹介。JUST SYSTEM「一太郎」のCMについて。淳さんはまだ1回しか
    見たことがないそうです。
    ずっと一人ぼっちの気がしていたけれど、味方ができたと思った。兄が欲しくて、
    スタッフは(年上の男性が多いため)お兄ちゃんだらけ、という話。
 8. ぼくの味方
    インディーズ版の音に近い感じでした。唄はやや焦りみたいなものが感じられて、
    もっとタメを作って唄えば良いのにと思ってしまいます。
  ここでサポートメンバーがステージを下ります。同時にKeyがセンター位置に
  運ばれてきました。
 MC 「私も帰りたい。これがなかったらなぁ。鍵盤見るとトイレに行きたくなっ
    ちゃう。(弾き語りすることで)いつもの感じがわかると思います。」
    笑ったときの声はWLAMのKyokoさんのよう。そう思ったら顔も似ているように
    思えてきます。
 9. 月光浴
    弾き語り。この曲は随分前から唄っているので、安定感がありますね。

 1時間弱のライブでした。インストアライブ程度のもっと短いかと予想していたので、 9曲も唄うとは思いませんでした。8曲はサポートがあって、淳さんは唄に専念できる こともあり、かつてのような不安は感じませんでした。低中音域の伸びのある声が 良いですね。ファルセットはまだまだ危ない感じ。今回の曲のほとんどは3/20発売の アルバム『オールトの雲』(MUCD-1053)に収録されているようですが、全体的に 曲の色合いが同じ感じなので、もう少し変化が欲しいところです。
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copyright かみと,2002