米倉千尋さんのツアーが始まりました。といっても東名阪3ヵ所だけですが。 初日はON AIR OSAKAです。会場時間に遅れて着くと、既に私のチケットの番号は 入場できる状態でした。待ち時間無しでそのまま入場。中ほどの位置にいることも できましたが、敢えて後ろの方で見ることにしました。お客さんは500弱といった ところでしょうか。会場はON AIR WESTよりも少し大きいかな、というくらいなので 初の大阪ライブにも関わらず、形になるくらいの動員があったのは良しとしましょう。 ステージには幕が張られていて、会場には海を思わせるSEも流れていました。 幕の向こうで稲妻の光が見えたところで開演。18:06頃でした。

 1. ドルフィン・ソング
    幕は引かれたまま。うっすらと千尋さんの姿が見えます。幕には水色の光が
    当てられていて、ゆらゆらと動く様子はまるで海の中のようです。千尋さんの
    唄の立ちあがりは上々です。
 2. 10 YEARS AFTER
    この曲を唄うとは思いませんでした。10年後というよりは、千尋さんがデビュー
    して10年経ったときにも聴きたい曲ですね。曲の前半でやっと幕が外されます。
    バックメンバーはGt,Key,Bs,Dr,Gtでした。千尋さんは白のスリップ風の衣装。
 3. 犬と赤いフリスビー
    かなりはしゃぎまわって唄っていました。
 MC 「みんな、こんばんは。元気かぁ?やっと大阪来たけど、会えて嬉しいぞぉ!」
    「野球も開幕、星野監督に負けないくらいがんばるから、最後までよろしく。」
 4. FEEL ME
    転調しますが、その瞬間、千尋さんがついていけていなかったような…。
 5. Butterfly Kiss
 6. 甘い甘い毒
 7. 琥珀の揺りかご
    この曲、手拍子は余計なのかも。
 MC 「改めまして皆さんこんばんは。米倉千尋です。野球開幕の日と同じ日に大阪
    上陸…」「大阪はイベントはあったけれど、ライブは初めてで、生米倉千尋を
    初めて見た人?」結構たくさんの人が手を挙げています。私も手を挙げようかと
    思いましたが、ステージから見えないくらい離れていたので、ギャグにはなり
    ません(^_^;)。「前回は東名ツアー、スケルトンと呼んでいましたが…
    笑わないなぁ…。」この後、名古屋、東京とライブがあることについて、
    「皆、来るんでしょ?大阪来たら名古屋東京来なきゃ。」
    ここで簡単にメンバー紹介。Bsの村上聖さんが大阪堺出身ということを千尋さんも
    ステージで知り、「そういうことはリハで言っておいてくれなくちゃ。」
    村上さん曰く「兄ちゃん帰って来たで」
    次からアコースティックコーナーになります。
 8. WILL
    昨年東京で行われたスペシャルライブのように、今回はこの曲のアレンジを
    ガラッと変えて唄っていました。スイングジャズ系のアレンジ。村上さんは
    お得意な路線なのかも。お客さんの手拍子は頭で合わせていたので、かなり
    変な感じでしたが…。
 MC 「さぁ、どうだった?お酒飲みたくなっちゃう?」
    「「WILL」とくれば、次はこの曲でしょう。静かに聴いて欲しいと思います。」
    ちゃんとこのような要望をお客さんに伝えられるようになったのは良いこと
    ですね。
 9. FRIENDS
    いっぱいのお客さんが静かに聴き入っていました。
 MC 「ここでメンバーの恋バナ(恋愛話)を聞こうかなと思ってたんですけど…。」
    話の流れが変わってきて、千尋さんの恋愛話を聞きたいという声が上がり、
    話をはぐらかそうとする千尋さん。「墓穴掘っちゃったかな?…恋の予感を
    させるこのナンバー…」とすぐに次の曲へ進もうとする千尋さんに「ずるい」の
    お客さんの声。すかさず千尋さん「うるさ〜い!」
10. 「あいのうた」
    お客さんの手拍子がやや走り気味。
11. ライラックの花束を
 MC 「昨年デビュー5周年。大阪で初めて皆の顔が見れて、声が聞けて幸せです。
    『jam』を作る上で、その前に作った作品は声をテーマにしていました。
    みんなの声に励まされてきました。」みんなとのつながりをアルバムのキャッチ
    コピーとして募集。「今日はみんなに会えて嬉しくて、ありがとうございます。」
    「声をテーマにしていつでもみんなが支えてくれていることをテーマにして
    書いた曲。」
12. 陽だまりをつれて
    前半、スネアの音が大きく軽すぎるような気がしました。バスドラだけで良かった
    かも。あるいはバスドラは要らなかったのかも。間奏のシンセの音は鳥の鳴き声。
 MC 「『jam』には今までに無いテイストの曲が1曲入っています。一人の女性について
    唄っています。子供の時、その女性はパンダのようなイメージで、大人になって
    その人の生きてきた証だと知って、深い感動を覚えた。その女性の生きてきた
    時代も含め、そのメリーさんのことをお話したいと思いました。」
    ここでメリーさんについての朗読。
13. 濱のメリー
    曲の途中で銀のテープが発射されます(どうやら失敗だったらしい)。
    この曲のような世界は、もっと重く、まったりと唄って欲しい気がします。
    アルバム『jam』を聴いて、お客さんは着いていけるのだろうか?と、唯一
    ライブでの状態が気がかりだったのはこの曲。それほど違和感無かったので
    安心しました。
(MC)アコースティックコーナーはここまで。
   「ここからはおもいっきり盛り上っていくぞ。みんな着いてこい!」
14. It's a beautiful day
    曲中でメンバー紹介。「だいちゃん(Dr)、むらさん(Bs)、わか(Key)、(ここで
    曲調がロックに変わり)、ちのっち(Gt)、かつんど(Gt)」最後に村上さんから
    千尋さんが紹介されます。リニューアルジョンボビーズだそうです。最初からの
    ジョンボビーズメンバーは村上さんだけになってしまいました。
    さらに曲は続き、お客さんを2つに分けてコーラスを唄わせます。
15. Little Soldier
16. Just Fly Away
    かなり走り回っていました。声はやや疲れ気味。
 MC 「みんなありがとう。」

ここで本編終了。19:42頃でした。アンコールになります。再登場は19:45頃。

 MC 「前回のライブでもやりましたが…、私達に変化が起きました。」
    全員が今回のツアーグッズであるjam T(Tシャツ)に着替えていました。
    「今回はツアーパンフもあるし。」前回のツアーのときのアンケートで、
    欲しいグッズは?のような質問にツアーパンフと書いた記憶が…。
E1. WILL
    こちらは通常のバージョン。
E2. 嵐の中で輝いて
E3. HEAT
    最後は演奏が止まり、お客さんも巻き込んでのラララの合唱になりました。

メンバーと並んでお辞儀、メンバーはステージを下ります。一人残る千尋さん。

 MC 「今日はせっかくみんな集まってくれて、生声を聞かせてくれたので、私からも
     生声で1曲。」

E4. To your heart
    マイク無しで唄います。千尋さんの声は、客席の後ろの方までしっかり聴こえて
    いました。

 終了は20:05頃でした。丸々2時間、充実したライブだったと思います。 前半及び後半はシーケンサーの音も入っていたのでしょうか、音に厚みがあり、 ハコの雰囲気に合った音になっていて、重みの感じられるバンドらしい音になって いました。ゆき姉のコーラスがないのは少しもの足りなかったかも。お客さんの “お約束”もしっかり浸透してきているようでした。千尋さんの唄は全般的に安定 していたと思います。アコースティックコーナーが長くなったのは良かったようにも 思いますし、ひたすら盛り上りたい人には長すぎたように感じる人もいたかも しれない、微妙なところです。千尋さんの唄の丁寧な部分をきっちり伝えられるのは バラードだと思っているので、そういう意図を考えれば、バランス良かったのでは ないでしょうか。あと、終演後にも開演前と同じ水の音のSEが流れていると、 再び水の中に帰るような印象になって良かったかもしれません。

 今回のグッズ販売は以下の通り。括弧内は金額です。
・ツアーパンフレット(1200)
・ツアーTシャツ 大/小(2500)←jam T。
・黒Tシャツ 大/小(2500)←前回のもの。
・ツアータオル(1500)
・SMILE GO HAPPYタオル(1500)←以前のもの?私が見たときは既に売り切れでした。
・携帯ストラップ ピンク/キミドリ(1500)
・リストバンド(800)
・エコバック(500)
グッズについてのコメントは後程(^_^;)。
SAIL Music Laboratoryへ戻る
copyright かみと,2002