○入日茜
 1. 春霞
 MC 「今晩は、はじめまして入日茜と申します。今夜は初めての新宿MARZでのライブ
    です。最後まで楽しんでいってください。しばらくの間、私の曲たちにお付き合い
    下さい。」
 2. 白い部屋
 3. 真夜中の猫
 MC 「お客様をお呼びしたいと思います。」ここでサポートの宮澤貴子さん(Fl)。
    ステージに立つのは初めてとのこと。というのも、彼女は事務所のスタッフで
    これまでにも何度か見たことがあります。
 4. 檸檬
 MC 2人目のゲストを呼び込みます。伊藤由貴さん(Vn)。
 5. 別れの情景
    サポートのFlは無く、Vnのみ。
 MC 3人目のお客さんとしてcan/gooのHIDEさん(ジャンベ)を呼び込みます。
    「テンポの速い曲は少ないんですけれど…」と、この曲を全員で。
 6. 魂のうた
 MC ここでサポートの3人がステージを下ります。
    「また一人になりました。5月はお休みして、6月は…何日だったかな。」
    「初めて他の人と演奏しました。いろんな人と合わさったときに、音楽の喜びを
    感じました。またこういう機会があればと思います。」
 7. リリィ
  不安定さはそれほど気になりませんでしたが、全体的に声が枯れていました。
  サポートが入ると音に広がりがあり、入日茜さんの世界がパッと目に浮かぶよう
  です。

○中原明彦
  GtVo。前半は一人でのステージでしたが、最中的にはBs,Dr,Key,Gtのサポートに
  なりました。伸びのある唄で、楽曲も比較的わかりやすいものでした。
  「ポプラ」という曲が良かったですね、一番印象に残りました。
  彼のステージを見るのは、たまご☆ピリを含め3回目かな?

○福富英明
  KeyVo。ゲストでDEENの田川伸治さん(Gt)が参加していました。ソウルフルな
  唄い方と紹介されていて、ハスキーな声でキーは高め。DEENのコーラスという
  つながりで、今回のライブに参加することになったとか。飛び入りということで、
  2曲ほどで終了でした。

○can/goo
 1. 欠片
 2. 無限大
    イントロを聴いたとき、一瞬何の曲かわかりませんでした。
 MC 「今晩は、can/gooです。(客席を見て)いっぱいだ。今日はちょっと長くやるので、
    最後まで楽しんでいってくださいね。」
 3. 石ころ
    新曲。中盤はややもたつくようなメロディーでした。曲の終わり部分など、
    やけに照明がきれいでした。
 MC 「どう？楽しんでる?たっぷりやるので、can/gooを初めての人も最後までお付き
    合い下さい。」「ずっとずっと私だけのぬくもりを捜しつづけていました。」
 4. 何処
 5. パラレル
    TAPIKOさんは後半少し辛そう。
 6. 誰より傍に
    こちらも新曲。
 MC 「今日はプチワンマン。立って唄うのも久しぶり(最近はずっとKeyVoとなっている
    TAPIKOさん)。」
    メンバー紹介。「1999年に結成して、2000年1月からライブを始めました。
    バンドで唄うのが初めてだったので、ライブは緊張するばっかりでした。
    でも最近みんなに会いたいと思うようになって、楽しいとか、気持ちいいとか
    思うようになりました。」
 7. 迷宮
    曲の始めはスローにしています。
 8. Spicy Girl
    私の知っているcan/gooの曲で唯一明るめの曲です(^_^;)。
 9. 壊してあげる
 MC 「楽しんでる？まだまだいくよ。先日、「can/gooはロック？」と言われました。
    言われたらロックな気分になってきました。」
10. “忘れられないことがある…”
    追記：タイトルは「虚像」とのこと。
11. Tappy
 MC 「あっというまに最後の曲です。みんなのことを一人占めした気になって
    うれしくなっています。can/gooはまだまだ突っ走ります。
12. ココニイル

ここで終了。TAPIKOさん、お客さんから花をもらったのは良かったのですが、後ろ向き
で帰ろうとしたときに何かに躓いて転んでしまいます。いつも最後に唄っている曲
「道しるべ」が出てこなかったので、これはアンコールだろうと思っていました。
アンコールとなり、すぐにPOMさんが登場。

 MC (POMさん)「(コールが)終わりそうなので早く出てきました。」
    (TAPIKOさん)「(転んでしまったことについて)最後かっこ悪かった。」
    告知。6/17にアルバム発売とのこと。6/19からは東名阪ツアーだそうです。
E1. 自分で決めたことだから
    懐かしい曲と紹介していましたが、私は初めて聴きました。ポップス路線の曲で、
    昔は(といっても2000年のことですが)こんなポップな曲も唄っていたんだと
    思って聴いていました。
 MC 「最近can/gooするのが楽しい。実は毎週ストリートライブをやっていて、
    なかなか皆立ち止まってくれないので、始めは“聴いてよ”と思って唄って
    いましたが、それぞれの道を歩いているから、通り過ぎてもいいと思うように
    なりました。自分は自分の道を歩いているのだからと、誰も聴いていなくても、
    街を見ながら唄うようになりました。」この言葉に、ヒデさんが「猪木イズムだ」
    と言ったことで、アントニオ猪木さんの「１、２、３、ダー！」をやることに。
E2. 道しるべ
    最後はやはりこの曲。
  重厚なサウンドに包まれる感じで、can/gooの世界をたっぷり堪能できました。
  TAPIKOさんは後半になると声がバテるタイプだと思っていましたが(入日茜さんは
  逆に立ちあがりが遅い感じ)、「パラレル」の辺りで辛そうだったことを除けば、
  最後までしっかり唄いきっていました。全体的に声が強くなってきたと思います。
  決めの部分の大きなアレンジや、ギターがさりげない刻み方をしている部分の
  アレンジなど、全体的にうまく考えられていたと思います。それがうまくまとまって
  いて、can/gooらしさが出ていたと思います。

かみと,2002