新横浜BELL'Sで行われた“ギャルアコ”を見てきました。BELL'Sの5周年と合わせ、 今回のテーマは“special”とのこと。

○なかむらまきこ
 1. “まだ眠っているのかな…”
 2. “星の住む土の上暮らしていたよ…”
 3. 木星
 4. 風が吹いた
 5. My Life
  安定した内容でした。なんとなく全体的にあっさりしていたような気がします。
  結構癖のある人だと思うので、もっと特徴を出していっても良いのではないかと
  思います。

○Seema
  これまではサポートの入るライブばかり見ていましたが、今回は一人でのステージ。
  KeyVoでした。
 1. “神様のドアを叩いて…”
    ア・カペラで唄っていました。
 2. 風の妖精(カバー)
    細野晴臣さんの曲らしいです。
 3. “爪あとは隠せません…”
 4. やさしい螺旋
  全体的にSeemaさんらしいステージでした。弾き語りだと少しおとなしく感じます。
  イベントのテーマに合わせて、今回はあまり話したことが無いというSeemaさん
  自身の事についてもいろいろと話していました。5年くらい前から曲を作り始めた
  とか、ハーフでアメリカンスクールに行っていたとか。初めてソロライブをしたのは
  BELL'Sだったそうで、いつも居場所を見付けるために唄ってきたとか、一緒に
  何か見つけられたら良いと思うとか、そういう話をしていました。

○hug
  かつてmaxis kansascityという名前で活動していた人たち。
 1. Beautiful Life
 2. ワンドゥビドゥ
 3. I will be
 4. “今夜も青く月が落ちてくる…”
 5. “出会えたことがとめどなく嬉しくて…” 
  存在感のあるボーカルで、トリップメーターのPyonさんのキーを低くしたような
  声を聴かせていました。バンドとしてのまとまりもあり、聴いていて楽しくなる
  演奏でした。特に前半の曲が良かったですね。

○NAOKO
  PfVo。19歳。前回の“ギャルアコ”にも出ていました。
 1. 懺悔
    ファルセットまでうまく繋がっていてきれいに声が響いていました。
 2. 白昼夢
 3. 蜘蛛の糸
 4. 満たされた欲望
    曲の雰囲気としては一番好きなものでした。
 5. 満ち欠けの温度
  ややキーが低いこともあり、篠原美也子さんのような雰囲気がありました。
  篠原さんが好きな人は気に入るかもしれません。5/17の渋谷nestでのライブは
  “木下直子”という名前がクレジットされているので、多分こちらが本名なのだと
  思います。

○阿部笑
  GtVo。
 1. ゆびきりげんまん(?)
 2. Trash Box
 3. Small Town Blues
    ブルース風でしたが、もう少しブルース臭くても良かったかもしれません。
 4. NIGHT SONG
 5. The Lose
    この曲は前回の“ギャルアコ”でも唄っていた、「The Rose」に日本語詞を
    付けたもの。RをLに変えて、Loseを意味する歌詞が付けられています。
    なかむらまきこさんによるPfのみの伴奏で唄っていました。
  山崎ハコさんを思わせる雰囲気が良いですね。ギターの演奏はやや危なげなところ
  もありましたが、声質と楽曲の調和が良かったです。

最後に恒例のセッション。なかむらまきこさん、hugのRUMIさん、NAOKOさん、 阿部笑さんの4人でサザンオールスターズの「sha la la」を唄っていました。 なんとも懐かしい曲です。なかむらまきこさんは「私が選ぶと古い曲になる」と 話していました。
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copyright かみと,2002