恵比寿Guiltyで行われた川嶋あいさんのファーストライブを見てきました。当初は 見に行く予定ではありませんでしたが…。恵比寿Guiltyに行くのは久しぶりで、改装 していたことは待ったく知りませんでした。川嶋あいさんは今年福岡から出てきた 16歳。ストリートライブの時と同じ制服姿でした。お客さんは20〜40人といったところ でしょうか。

 1. “その笑顔忘れないよ…”
    この曲のみカラオケで唄っていました。
 MC 「皆さん今晩は。川嶋あいです。初めてのライブに来てくださってありがとう
    ございます。ストリートライブは外ですが、今日は中(室内)なので暑くないので
    良かったです。ストリートライブでは、いつか干からびるんじゃないかと思う
    くらい。」
 2. ガラスの中の私
    ここからはKey弾き語り。
 3. ふたつ星
    2番目に好きな曲なのだそうです。
 MC 「一番好きな曲は今日最後に唄わせていただきます。ヒントはCDの2曲目です。」
    「小さい頃は人見知りで、心配した母親が音楽学校に通わせてくれました。
    唄っているときは堂々としていられて、歌手になろうと思って良かったと
    思っています。」
 4. 飛べない鳥
 5. 天使たちのメロディー
    これらの曲は5歳の頃の自分を唄った曲だとか。
 MC 「言おうか迷いましたが、言うことにしました。8月20日に母親が亡くなりました。
    今日のライブも見に来るはずでした。歌手になりたいという私のことをずっと
    応援していてくれて、歌手になって成功した姿を見せることが供養になると
    思っています。お母さんは私の胸の中に生きています。」涙ぐみながらのMC。
 6. オリビアを聴きながら(杏里)
 MC 「お別れの時間が来てしまいました。歌を通して自分の夢・思いをみんなに
    伝えたい。私にしか表現できない思いを伝えたい。」
    月に1本はライブハウスでライブをしたいとか、路上ライブ1000回が目標とか
    話していました。また、翌年の渋谷公会堂を既におさえていることも話して
    いました。
 7. 旅立ちの日に…
    この曲が彼女の一番のお気に入りということです。

 まだ若いこともありますが、技術的には稚拙でハラハラさせられるステージでした。 来年の7月には渋谷公会堂でライブをすることになっているというのも、大丈夫か?と 思ってしまいます。それでも、高音域の伸びのあるロングトーンと、ゆったりとした ビブラートが心地よいです。
 まだ16歳なのにオリジナルが500曲、波乱万丈の人生。 オフィシャルページによれば彼女のお父さんは小さい頃に亡くなっているそうで、 ファーストライブの直前に母親も他界、本人は歌手になることを目指し、日々 ストリートライブを行っている…20年くらい前のドラマみたいな話です。
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copyright かみと,2002