渋谷ON AIR WESTで行われたcan/gooのワンマンライブを見てきました。下北沢で ジムノペディを見てから移動したため、到着は19:50過ぎ。19:30開演だったので 当然ながら始まっていました。入り口のドアを開けるとすぐに人の背中…。ドリンク チケットに振られた通し番号を見たら273でした。

 1. 寝息
 2. 無限大
 3. 欠片
 4. 何処
 5. 誰より傍に
 6. ひとつ
    私が聴いたのはこの曲の最初から。
 MC ここからアコースティックコーナー。
 7. 迷宮
 8. Tappy
 MC メンバー紹介。今回の東名阪ツアーについて。行きは暴風雨の中だったそうで、
    TAPIKOさん「あれって台風じゃないの?えっ、台風って冬は来ないの?」このまま
    TAPIKOさんの天然ボケの話へ。TAPIKOさんは会話の中で「要所要所」という言葉を
    「よいしょよいしょ」と言い続けていて、1年位してからHIDEさんに改めて指摘
    されたとか。TAPIKOさんは「何十年、いや、十数年ずっと“要所”を“よいしょ”
    だと思っていました。」…“TAPIKOさんって十代?”と突っ込みたくなります。
    名古屋は大雪だったそうです。ライブ後にホテルへ行き、KIYOさんとHIDEさん、
    POMさんとマネージャーIさん、TAPIKOさんの部屋割りで取っていたらしいの
    ですが、2人組の部屋はツインのはずなのに、ベッドが一つしかない。しかも
    ダブルベッドではなく小さめのもの。気付いたKIYOさんとHIDEさんがマネージャー
    に連絡しようとしたら、隣の部屋からも笑い声が…という事件があったとか。
 9. 生きるカタチ
    TAPIKOさんがブルースハープを吹いています。アコースティックコーナーは
    この曲まで。
10. まぼろし
11. 鏡の中
12. パラレル
13. 君と生きていく
14. 眠れない
15. 壊してあげる
 MC 昨年10月以来のライブ。ホームページの掲示板くらいしか触れ合う機会が
    なかった。「今日は来てくれてありがとう。」TAPIKOさん泣きそう。
16. ココニイル

ここで本編終了、21:07頃でした。

E1. Spicy Girl
E2. 生きるカタチ
    バンドバージョン。
 MC 2ndシングルが夏前くらいに出せる、とのこと。
E3. 道しるべ

 終了は21:32頃。この後は会場内でCDの即売とサイン会でした。複数の出演者がいる イベントならば、ON AIR WEST会場内で転換中に物販することはありますが、 ワンマンライブで物販とサイン会があるとは思いませんでした。それでもCD購入者は 多く、150人くらいは並んでいたかもしれません。客席内で長蛇の列となっていました。
 全体的な印象として、ポップになってきたように感じました。メジャーデビューと いうことで、ある程度キャッチーな曲調でキュートな(?…TAPIKOさんに“キュート” って似合うような似合わないような(^_^;))唄い方になってきたように思います。 今回の印象ではポップスバンドと思いますね。can/gooのライブにはずっと行けて いなかったので、久々のcan/gooのライブだったことから知らない曲も多く(シングル 「まぼろし」もこの日初めて聴いた)、私などは以前の重い雰囲気の曲に反応して しまいますが、多くのお客さんはポップな曲に反応していました。「壊してあげる」 など、TAPIKOさん唄い方に安定感が出てうまくなったなぁと思っていました。 TAPIKOさんは、以前の無理矢理声を出そうとする唄い方ではなく、比較的喉をしめて 音程をしっかりコントロールするような唄い方になっていました。
 「まぼろし」がアニメ「シスタープリンセス」のテーマ曲ということで、その方面の お客さんも多かったようです。MCの中でTAPIKOさんが「シスタープリンセスの お兄ちゃんって優しいよね」と話したときに派手に喜んでいる人とか、POMさんが 仮面ライダーの話をしたときに、最新(?)の仮面ライダーの名前がサクッと会場から 聞えて来たり。そういうお客さんにちょっとだけ変化のある手拍子を要求したりしても 大丈夫か?と心配しながら見ていました。
 アニメ関連のタイアップは一時的に盛り上るのですが、そうでなくなった時に その関係のお客さんがゴソッといなくなるので、今回のようなライブでどれだけ 引きとめられるかが重要ですね。
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copyright かみと,2003