浜松町CLUB JUNK BOX TOKYO BAYで“ウタノチカラVol.6”が行われました。 今回の出演は、島かおりさん、[ma]、高岡奈央さん、櫛引彩香さん、伊藤サチコさん、 岡北有由さんの6組。この日はバレンタインデー、他のライブ会場もバレンタインに ちなんだ女性ボーカルを集めた企画があったりして、私など行きたいところが7〜8個所 あるという、お客さんが分散する可能性が高い日でした。しかし開場前から30〜40人 くらい並んでいる状態で、開演時には立見多数の盛況ぶりでした。

○島かおり
  オープニングアクト。池袋で行われた高岡奈央さん、岡北有由さん参加のイベント
  (2002/12/21)を見に行ったことがきっかけとなって、この日の出演が決まりました。
 1. 逢いたい
 2. 神様もう一度
 3. 人と夢とイキルこと
  本人に多少緊張感はあったようですが、聴いている私の方が緊張していたかも
  しれません。とにかく無事に終わって欲しいと祈っていました(^_^;)。
  技術的にまだまだなのですが、島さんにしては良くやっている方でした。
  天井の高い会場だけに、声がきれいに響いていました。出演者ではあるものの、
  他の出演者のライブを見て勉強してもらえたら、島さんには意義のあるライブ
  だったかもしれません。

○[ma]
 1. always
 MC
 2. Innocence
 3. 今日も明日も
    間奏でayaさんがカズーを吹くのですが、なかなかジーンズから出てこなくて、
    取り出すタイミングが遅れ、焦りつつも笑っていました。
 4. ステップ
 MC ライブ告知。
 5. sweet love
 6. aLIVE
  前半は比較的おとなしい内容でした。ブレスの位置が違っていたりして、ayaさん
  調子悪いのかと思ってしまいます。後半になるにつれて本来の唄い方に近くなって
  きた気がします。mayuさんは全体的に安定した演奏でした。抑える部分と激しい部分が
  比較的しっかりと表現できていたと思います。
  バレンタインデーということで「Sweet Love」を唄っていました。以前は恥ずかし
  がってなかなか唄ってくれなかった曲です。ayaさんの教え子達が校内放送でこの
  曲を流したら学校に行けない…という話を思い出しながら聴いていました。
  こんな選曲もあってか、全体的に“女”を意識させる内容だったと思います。

○高岡奈央
  いつものようにBs,Dr,Gtのサポート。
 1. デメキンの唄
    本人もギターを弾きながら唄います。
 2. ちょちょら
 3. 米の力
    曲の後半のアレンジでブレイク部分を作りたい気がします(演奏を無くするか、
    いずれかの楽器のソロで、1小節程度)。
 MC 年末に交通事故にあって、家族の団結が強くなった。
 4. 補助輪
 5. 進め進め
  [ma]が比較的地味だったことに反して、バンドバージョンの高岡奈央さんは
  派手に感じます。[ma]が女っぽいとすれば、奈央さんは少年っぽい雰囲気。
  時間が短いこともあってか、勢いに乗せて定番曲で駆け抜けていった印象でした。
  「進め進め」の印象が良かったですね。この曲は力強いだけではなくて、少し
  せつなさを感じさせるメロディーだと思っています。

○櫛引彩香
  エマーソン北村さん(Key)のサポート。本人はKey(ウーリッツァ)。
 1. サイクル
 2. Big Yellow Taxi(ジョニ・ミッチェル)
 3. ???
    新曲とのこと。本人の演奏は無し。
 4. ジャマイカソング(カバー)
    お客さんに手拍子を要求します。
 5. ティアラ
 6. I'll be there(仮)
    新曲とのこと。本人の演奏無し。
  櫛引さんの音楽にはこれまであまり触れてこなかったこともあり、私の中では
  最も新鮮さのある人でした。すんなり聴けるけれど全体的に流れてしまいがちな
  印象です。「ティアラ」のメロディーは好きなタイプでした。

○伊藤サチコ
  Gtのサポート。浜松町JUNKができた当初から、出演が期待されていた伊藤サチコさん
  です。
 1. 宿題
 MC 今年ライブハウスは初。「いろいろある中、今日は来てくださって…外のことは
    忘れて、中にいる人たちで素晴らしい夜を過ごしましょう。」
 2. 心の扉
 3. 赤い魚
 MC 「昼は暖かくて春だなぁと思ったんですけど……(続く話題が)何も無い。
    何も出てこない。次の曲は春にピッタリ。」唄うことの自覚ができたという話。
 4. 僕の場所
    途中で電源断のPAトラブル、スピーカーから音が出なくなるハプニング。それでも
    迫力をもって唄いきっていました。曲中に回復したものの、唄が良かっただけに、
    ちょっともったいないトラブルでした。広島原爆ドームで受けた印象を歌詞に
    して、メッセージ色の強い曲という紹介をした後だっただけに、逆にインパクト
    強かったかも。
 MC スタッフに家族が一人増えた人がいて、デパ地下で出産祝いの花束を買った。
    バレンタインで混雑していて、花屋で「バレンタイン用ですか?」と訊かれた
    ときに、「出産祝いです」と答え、「こいつらとは違うぜ」と買った気分に
    なった。でも結局チョコレート買った。
 5. カレンダー
    MCから「花束」かと思ったら「カレンダー」でした(^_^;)。
  立ちあがりは少し不安定、「心の扉」から落ち着いてきたライブでした。力のある
  ところをしっかりと聴かせてくれます。圧巻だったのは「僕の場所」。唄の中に
  ものすごい気迫を感じました。満員のお客さん皆が身動きできないくらいの迫力。
  まるで伊藤サチコさんとお客さん一人一人が、ピンと張った糸で繋がっているかの
  ような…そんな一体感がありました。

○岡北有由
  Gt,Dr,Bsのサポート。伴奏が始まった後にギターを抱えて登場し、座っている
  お客さんに立つように軽く手で促します。
 1. ほんとのもの
 2. 咲イテ
 MC 前回(1/31)のライブの日にデビュー2周年、23歳になった。盛り上って2回目の
    アンコールの時に調子に乗ってリクエストを受けたら、あまりにも古い曲で
    唄えなかった。バレンタインデーということもあり、今日唄う約束をしていた曲。
 3. チョコレートの味を
    ア・カペラ。
 MC 今となっては書けない歌詞ということから「やっぱ恥ずかしいね。」
 4. 地面の上
 5. エナジー
 MC
 6. (タイトル未定)
    新曲。
 7. エーテル
  久しぶりにバンドバージョンの岡北さんを見た気がします。前半は古い曲という
  こともあって、初めて彼女のライブを見た頃(ZZ AIR WORLDとしてでしたが)を
  思い出させる密度の濃いサウンドでした。伊藤サチコさんがお客さん一人一人と
  個別に繋がるような一体感であるとするならば、岡北さんは全員をひとまとめにして
  抑えつけるようなパワーによる一体感でした。

 この6組出演で前売り2000円(ドリンク別)は、私にとってはとてもお得なライブ でした。物販コーナーも盛況で、チョコレートが飛び交って(?)いましたね。 [ma]と高岡奈央さんは何度も一緒にライブをしていますし、高岡奈央さんと 伊藤サチコさんと岡北有由さんは仙台CLUB JUNK BOXで共演しています。 “女音茶碗”で伊藤サチコさんと岡北有由さんの共演もありましたね。 島かおりさんの次回ライブは、幸か不幸か再び伊藤サチコさんのオープニングアクト。 高岡奈央さんと岡北有由さんはコンピレーションアルバム『EVER POP』にも参加して いるということで、結構つながりの多い出演者でした。櫛引さんだけつながりが弱い?
 [ma]の知り合いであり、伊藤サチコさんや岡北有由さんも見ている桜井千恵さん が来ていました。事前にメールをいただいていたので、現れることはわかって いましたが。先日(2003/01/19)、長野で行われた[ma]企画のイベントに出演したりしているものの、 最近は表立った活動をしていないということで、また少しずつでも唄ってもらいたい ところですね。なお、すずとしてのラストライブは府中フォーリスのイベント(2001/05/26) だったとのことです。
 伊藤サチコさん、岡北有由さん絡みで長谷川都さんが来ていました。 先日(2003/02/03)の長谷川都さん復活ライブ(^_^;)で伊藤サチコさんが来ていたこと、 次回の“ウタノチカラvol.7”(2003/03/21)に出演が決まっていることから、 来ているのではないかと思っていたら、私のすぐ後ろにいました(^_^;)。 終演後に都さんからお礼を言われ、何のことかと思ったら、次回“ウタノチカラ”に 出演が決まる過程で私の影響があったとのこと。長谷川都さん出演に関して、 私など特にたいしたことはしていないと思っていたので、ちょっとビックリ。 そもそも、NUUさんのインストアイベント(2002/08/31)でちょっとだけ話した程度だったのに、 顔と名前を憶えていてもらえたとは思いませんでした。そんな様子を見ていた 高岡奈央さんは「あのきれいな人誰ですか。私きれいな人に弱いんです」と 言っていました。高岡奈央さんと長谷川都さん、次回“ウタノチカラ”で共演です。
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copyright かみと,2003