CARINO宮崎で福井静さんのライブを見てきました。先週末にCD店で試聴し、 即購入したかったのですが、主な店には置いていなくて取り寄せになり、 前日にCDが届いたところでした。CDにオフィシャルページのURLが書いて あったため、この日のイベントのことを知りました(つまり、前日に知った)。 朝の時点で衝動的に宮崎行きを決め、あわただしく出発。宮崎に行っていながら、 当日宮崎で行われていたはずの入日茜さんと浜崎奈津子さんのイベントとの掛け持ちは 距離と時間的に不可能です(^_^;)。
 福井静さんは11月26日にCDを発売したばかりで、19歳の鹿児島市出身の アーティスト、鹿児島実業高校卒。…と、ここまでが事前にわかっていた情報です。
 会場のCARINO宮崎は宮崎駅近くのデパートで、福井静さんの曲がCARINO宮崎の CMソングになっていることもあり、この日と翌日にイベントが行われることになった ようです。この手のイベントにありがちな、吹き抜けの雑然としたスペースで 行われる形式を想定していたのですが、CARINA宮崎の8階にミニシアターがあり、 そこでライブが行われました。
 司会の女性が登場し、この日のイベントは3組出演することを告げます。店内に あった告知では福井静さんのみで、他の出演者の情報は書いてありませんでした。 ここで福井静さんについて紹介。高校2年のときに夢カラオーディションで優勝し、 渋谷ON AIR EASTでプレゼンライブのようなものもあったらしいです。それから 新宿にある事務所に所属して、2年経った今年の11月26日にCDをリリース、とのこと。

○福井静
 1. クリスマスソング
    CARINO宮崎のクリスマスCMに使われている曲。店内でも繰り返し流れていました。
    CM用の短いバージョンしかないのかもしれません。オケを使って、立って
    唄っています。
 MC 宮崎でのライブは11月28日のCARINO宮崎のクリスマスツリーの点灯式以来
    2回目、という話をはじめ、CDがリリースされたことなど。
 2. 哀しみのメモリー
    キーボード弾き語りですが、オケ付き。中盤で厚みのある声になり、きれいに
    響いていました。
 MC 自己紹介。鹿児島出身で、もうすぐ20歳になる。前回の宮崎のライブは野外で
    たくさん間違えた。曲を聴いた人に「せつないね」と言われた。
 3. 君が消えてしまわないように
    こちらもオケ付き。ストレートな安定感のある唄い方をしています。
 MC ピアノは練習中。2年間に作りためてきた曲の中から、事務所の人曰く、
    「女の子の3人に1人は、曲を聴いて泣いていた」のだという曲。
 4. ごめんね
    弾き語り。特別に唄ったらしいのですが、唄い慣れている感じでした。
 5. クリスマス(?)
    再びカラオケで立って唄います。
  まだ若いのですが、品の良いお嬢さんという印象で、落ち着いた雰囲気でした。
  CDレベルで普段から唄えているのか確認する意味で見に行ったところもありますが、
  安定感もあり生唄の迫力が勝っていて、見に行った甲斐があったというものです。
  鹿児島が拠点なので、なかなか聴きに行くことはできないかもしれませんが、
  事務所が新宿ということなので、そのうち東京でもライブをしてくれるのでは
  ないかと思います。鹿児島ではテレビやラジオなどにもちょくちょく出演して
  いるらしいです。
  司会の女性は「ごめんね」を「5年目」と聞き間違えるという、素晴らしいボケを
  かましていました。

○下浦ひとみ
  NHK BS「おーい、ニッポン」(宮崎編)でオーディションに合格し(?)、
  秋元康さん作詞、後藤次利さん作曲で「ひとりごと」という曲をリリースしている
  そうです(クラウンらしい)。宮崎高岡町出身。全曲カラオケ。
 1. ひとりごと(?)
 2. If we hold on together(ダイアナ・ロス)
 3. 上を向いて歩こう(坂本九)
 4. 雪のクリスマス(DREAMS COME TRUE(?))
 5. 島人ぬ宝(BEGIN)
  いかにもカラオケ向きっぽい唄い方でした。歌謡曲風のところもあり、年輩の
  人に受けそうな感じでした。丁寧に唄っている感じはわかります。

○かいひろゆき
  GtVo。あまく太い声をしたフォークシンガーです。長渕剛さんやチャゲ&飛鳥が
  福岡で活動していた頃、一緒になったこともあるという、キャリアの長い人。
  音楽の講師のようなこともされているそうで、宮崎時代の0930のマネージメント
  もしていたとか。古き良きフォークを継承している人、という印象でした。


SAIL Music Laboratoryへ戻る
copyright かみと,2003