しらいしりょうこさん、服部祐民子さん、入日茜さんのライブが吉祥寺MANDA-LA2で 行われました。久しぶりの服部さんのライブということで、かなりの数のお客さんが 集まっていました。

○しらいしりょうこ
 1. 小夜子
 2. 真夜中のサイレン
 3. ハムレット〜つよくなりたい〜
 4. カメレオン
 5. Little Santa
 6. ストーム
  表情には感じられなかったのですが、緊張しているのかミス多発のライブでした。
  不安定だった声の出し方が演奏にまで伝わったような。「不協和音がひどくて
  ごめんなさい。スリリングなピアノ弾き語り…」と本人が話していたくらいで。
  新曲の「Little Santa」は、初めて“僕”が主人公の曲とのこと。クリスマス前の
  ライブはこの日だけだったので、無理に間に合わせたと言っていましたが、次に
  聴けるとしたら来年でしょうか。
  1月24日発売の「月刊歌謡曲」に「Like a child eyes in a Christmas night」が
  紹介されるそうです。

○服部祐民子
  ひらのともよしさん(Gt)のサポート。
 1. アドバルーン
    いきなり1曲目からサポートギターの弦が切れてしまいます。
 MC 「どうもこんばんは、服部祐民子です。2年ぶりです。ただいま。MANDA-LA2は
    デビュー前後以来の9年ぶり。」
 2. キュークツ
    サポートのギターのみの伴奏。
 3. Gray Sky
    こちらもサポートギターのみ。
 MC クリスマスの予定について「明石家サンタを見るくらい。」。
    来年はCDを出す予定。母親からメールが来て「人(人間関係)に恵まれる家系」と
    言われた、という話。
 4. 青虫
    新曲。夏に作った曲だとか。服部さんらしくない、あっさりとしたフォークソング
    という印象。
 5. 何となく
 MC 「早いもので、今年最初のライブが(終わってしまいます)…。」
 6. 空白の日々
    17歳の大晦日に作った曲とのこと。
  前半は声の出し方が中途半端だった気がします。2年のブランクか、と思いつつ
  聴いていましたが、後半になるにつれて調子が出てきていました。「何となく」の
  ような曲は、以前に比べるとすんなり入ってくるようになった気がします。
  「空白の日々」は久しぶりのライブということを受けての選曲だったのかも
  しれません。“会わずにいても忘れなかった”たくさんの人達に囲まれて、
  幸せそうに唄っていました。

○入日茜
 1. レクイエムが聴こえる
 2. 真夜中の猫
 MC 今年最後のライブ。しらいしさんと一緒になるのは3回目。服部祐民子さんは
    マネージャーさんが大ファンで、マネージャーどうしが知り合いということも
    あり、2年半前に食事をして以来の再会。今年は出会いの多い年だった。
    「バイオリンと入日茜、チェロと入日茜はやったけれど、ギターと入日茜は
    まだやっていないので。」と、いわたゆうきさん(Gt)を呼び込みます。
 3. 真実
 MC いわたさんと知り合ったきっかけについて。同じ事務所のアーティストのサポート
    をしていた。「音色に感動しました。」
 4. 別れの情景
    ギターのみの伴奏。チューニングが合っていなくて残念。
 MC ギターのチューニングの間をつなぎます。
 5. 羽
 MC 次は一番明るい曲。
 6. 僕のヒーロー
 MC 
 7. 魂のうた
    サポートはここまで。
 MC 「何が起きても、その時その時で、自分の人生だから素直に反応していける
    自分でありたい。」「最後の曲は、自分の真ん中を流れている曲。」
 8. リリィ

アンコールになります。

 MC 「この曲もど真ん中です。」「自分とどこかで重なっている、と感じてくれると
    嬉しい。」
E1. シルエット
  「レクイエム…」〜「真夜中の猫」のつながりや、ギターサポートでの「真実」が
  良い雰囲気でした。唄い方に弱々しい感じがあるのですが、不安定さとは違った
  か弱さという方向が確立しつつある気がします。MCでの笑顔が多くなってきたのも
  成長の一つでしょうね(曲調に合っているかどうかは別として)。

 しらいしりょうこさん…31回目、服部祐民子さん…29回目、入日茜さん…46回目 でした。
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copyright かみと,2003