高田馬場CLUB PHASEで伊藤サチコさんのライブを見てきました。"chocolate mix" ですが、今回はニッポン放送が絡んでいます。

○Be-Life
  オープニングアクト。ゆうこさん(Vo)と高橋さん(Gt)のユニット。2002年4月から
  2003年7月まではsinceという名前で活動していたとのこと。
 1. Think of you
 2. 月の明かり
 3. Infinity
  声はやや太めで、歌謡曲系の楽曲を唄い上げる感じ。そんな曲調や声質などからは
  “ありがちなユニット”という印象が浮かびます。特徴的なところが見えにくい
  感じがしました。
  http://www.be-life.jp

○ji ma ma
  以前から気にはなっていましたが、ライブを見るのは初めて。Key,Bs,Gtのサポート。
  沖縄生まれの宮平照美(みやひらてるみ)さん(Vo)と、滋賀生まれの
  中嶋眞生(なかじままき)さんが京都で出会って結成されたユニット。中嶋さんは
  メジャーデビュー以降作曲に専念しているらしいですが…。
 1. “ゆらゆら揺れる…”
 2. 川べり
 3. 街
 4. ガーリックトースト
 5. 空へ
  口の大きそうな唄い方をする人です。武蔵野系に通じるタイプの楽曲で、
  Pigeon's Milkのももさん、倉橋ヨエコさんなどを思わせる癖のある唄い方でした。
  期待していたほどではなかった、というのが正直な印象ですが、ゆったりと聴く
  には良いのかもしれません。「街」のサビのメロディーなどは印象的でした。
  子守唄など似合いそう。
  http://www.jimama.com

○junior size
  Percのサポート。
 0. スケーターズワルツ〜Instrumental(?)
    カズーをくわえながらキーボードを演奏していましたが、途中でカズーを落とした
    のか(よく見ていなかった)、途中で演奏が止まったりしていました。
 1. 愛の世界(?)
 2. はんぶんあげる
 3. 深海
 4. 青いナイフ
    昨年新宿スペース・ゼロで舞台「竜二〜お父さんの遺した映画〜」を観たときに、
    「青いナイフ」がテーマ曲になっている映画「問題のない私たち」の予告編が
    ロビーで延々流れていたこともあって、聴き憶えのある曲。
 5. こわれもの
  声がキンキンしている印象があります。この騒々しさには学生っぽいノリがあって、
  特定の世代には気にならないのかもしれませんが…。演奏ももっと丁寧に弾いて
  もらいたいと思ってしまいます。大味のライブ、という印象でした。
  MCではドラマ「白い巨塔」のことを延々と話していました。そういうところも
  まるで小中学生っぽくて、名前にjuniorが付くのも妙に納得だったりして。

○Michelle
  こちらも以前から気になっていたのですが、なかなか見る機会が無かった人。
  Bs,Dr,Gt,Keyのサポート。本人は曲によってGtVoになります。
 1. ロケットスピーダー
 2. Darling Waterbed
 MC 昨年冬以来の5ヶ月ぶりのライブ。高田馬場の思い出について。学校があったので
    ずっと通っていた。ロングスカートに下駄など、奇抜な格好のまま
    クリーニング屋でアルバイトをしていた。クリーニング屋で受け取ったYシャツに
    ラブレターが入っているのを見つけたりして、面白い仕事だった。
 3. Back in your arms
 4. I'm kind for you
 5. 泣いてたまるか
 MC メンバー紹介。バンド名は軽音部。設楽博臣さん(Gt)、田口智則さん(Bs)、
    佐藤和豊さん(Key)、舛岡圭司さん(Dr)。ライブ告知。
 6. HONEY
    新曲とのこと。
  噂通り(?)小柄で、後ろの方からだとほとんど見えません。元気なライブでしたが、
  ファルセットが弱くて、高音になるとガクッとレベルが落ちてしまうところや、
  少しべたつく感じのhiro:nさんのような癖のある唄い方だったことが気になります。
  「泣いてたまるか」の4ビートなどは気持ち良く、好きなタイプの雰囲気。
  個人的にはあと少しテンポを上げたい気もしますが。
  http://www.michelle143.com/
  多分間違いないと思うのですが、トリップメーターのPYONさんが来ていました。
  現在活動しているようには思えないので確信を持てません。
  トリップメーターがどうなっているのか尋ねたかったところです。

○伊藤サチコ
  サポート無し。
 1. MUSIC LIFE
    さらっと唄い始めて、徐々に盛り上がります。
 MC 「こんばんは、はじめまして。帽子星人です(白いニット帽をかぶっていました)。
    ウソです。伊藤サチコです。"chocolate mix"ですよ。"女音茶碗"ではないですよ
    (CLUB PHASEで不定期に行われている"女音茶碗"を一緒に企画しているjunior size
    と共演のため)。」
 2. かげぼうし
    口の開け方が少し小さいような発音の仕方で唄っていました。
 3. 赤い魚
    中盤から声が伸びてきます。
 MC 「人生初というくらい音楽漬けの一日でした。さっきまでレコーディングをして
    いて。」「自分のことに精一杯で、傍にいる人の大変さに気付かなかったり
    することもありますが、大切な人を大切にしようと思っています。」
 4. カレンダー
 MC ライブ告知。
 5. 僕の場所
  レコーディング中ということからか、後半はややバテ気味の唄い方だったように
  感じます。「カレンダー」は声の伸びが今一つ。「僕の場所」も唄い出しは力が
  あったものの、次第に抑えるような唄い方になっていたように思います。
  全体的に細かいところまで丁寧に唄っている感じは伝わってきました。この日は
  「赤い魚」が一番力を出せていたように思います。

○より子。
  2003年9月で活動休止していたより子。さんの復活第1弾ライブ。KeyVo。
 1. Stay by my side(?)
 MC 「はじめまして、より子。です。初めての人も知っている人もよろしくお願い
    します。」「半年ぶりのライブ、皆へ唄っていくので、がっつりむっしゃり
    受けとめてください。」
 2. The Rose(Bette Midler)
 3. ふたり
    KOKIAさんと作った曲とのこと。
 4. 親愛なる絵描きさんへ
 MC 「戻ってこれて、皆の前で唄えて嬉しい。」
 5. 光
アンコールになります。
 MC 「今日は活動再開日。休止している間に皆のことが好きになりました。
    これまでは、“ここにいる人たちは何だろう”って思っていました。物理的に
    遠い皆が(自分の心の)一番近くにいることがわかりました。」
E1. ほんとはね。
    ソニンさんがカバーしている曲。途中で泣き出して唄えなくなってしまい、
    落ちついてから再び唄い出します。
  キーボードの音が柔らかい音で、ボーカルを包み込むようなサウンドでした。
  ハスキーな低音域は柴草玲さんっぽい印象でした。「光」という曲は、かなり
  大胆な転調だったのが印象的。
  そんなKOKIAさんが来ていました。終演後に出口のところに立っていたので、
  いろいろな人から声をかけられていました。
  http://www.harmonypromotion.co.jp/yoriko/


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copyright かみと,2004