長谷川都さんの企画“歌種その15〜しもきからこんにちは♪〜”を見てきました。 今回から下北沢440に移動しての開催になります。ちなみに、「しもき」は下北沢の 略ですが、多くの人は「しもきた」と略しています。「どうせならもっと短く」という 発想かららしいです。入口でスタンプラリーのカード、番号が書かれた抽選会の紙を 受け取り入場。入口でつーちゃんのお出迎えがあります。お客さんは60〜70人ほど。 BGVは「風の谷のナウシカ」、BGMは姫神とのことです。今回の特別として つーちゃん考案の“木の葉を揺らすその正体は風”というミント系の飲物、 “うめぇ!ささみやこ”という梅とささみの料理がメニューに追加されていました。 2部構成なのは変わりませんが、19:30と20:30からと、これまでよりも1時間ほど 早く始まることになります。

 0. “ごきげんいかが…”
 1. 歌をうたおう
    自然に手拍子が起こります。後半ではお客さんにも唄わせていました。
 2. 言葉なんてなければいいのに
 MC 「今晩は、長谷川都です。ようこそ“歌種その15”に来てくださいました。」
    「前回の“歌種その14”から11日しか経っていないので、お客さんが集まって
    くれるか心配でした。」
 3. あいのくに
    ライブで唄うのは2回目とのこと。
 MC 歌種の説明。15回目になり「お客さんも一緒に育ってくれて嬉しい。」
    今回から“歌種TSUU-SING”というチラシ(新聞)が配られています。「つーが唄う、
    TSUU-SINGってうまいでしょ」と同意を求めていました。
    ここでゲスト紹介。torim torishukの2人が登場します。平岡恵子(桃乃未琴)さん
    との出会いは、元々つーちゃんが気に入っていて、数年前にイベントで一緒に
    なったときに、挨拶をしに行ったらスタッフと間違えられて「ガムテープ持って
    きて」と言われたことだとか。加藤哉子さんの紹介では、打ち合わせの時に
    加藤さんの新曲をCDプレーヤーで聴こうとしたら、ヘッドフォンがない。
    つーちゃんが自分のヘッドフォンを用意したら、CDプレーヤーの電池がない。
    「聴かせたいんだか聴かせたくないんだか…。」と笑っていました。
 4. 火星(torim torishuk)
    コーラスの入れ方がバグパイプとか読経とか、そんな雰囲気でやや微妙。
 5. 宝島(torim torishuk)
 MC torim torishukの今度のワンマンライブは喫茶店のような雰囲気になるらしく、
    つーちゃんや戸田和雅子さんなどがウェイトレスをするとのこと。
 6. 歌を紡いでうたうひと
    ここまでtorim torishukが参加します。
 MC 特別食べ物、特別飲物について。抽選会の賞品は5名に特別飲物。
 7. 愛のかたち

1部はここまで。続いて予定より15分程遅れて2部。

 1. はなうた〜明日が思い出になるまえに〜
 2. 風の音がきこえたら
 MC 「改めまして今晩は、長谷川都です。2部もいい感じでいきますよ。」
    今回のライブは“風”がテーマ。
 3. ぼくと風
    入倉リョウさん(Perc)がサポートで入ります。
 4. 風になりたい(THE BOOM)
    さらにtorim torishukの2人も加わり、4人でのステージになります。
 MC 新コーナー「素敵です」(リバーブ付き)。今回は歌種の素敵なところとして、
    お客さんが歌種によって幸せになった事例を紹介。
    ここで飛び入りゲスト、SHUUBIさんが登場します。
 5. ママ(SHUUBI)
    つーちゃんはコーラスで参加。
 6. 大事なのは強く思うこと
    派手なミスタッチはあったものの、内容としてはキリッとしたメリハリのある
    情熱を感じる唄でした。
 7. 満ちてゆく
    こちらも比較的新しい曲。
 8. 愛ゆらら
    お客さんもコーラス参加。

E1. おやすみさん
    メトロノームを使っていました。時計の秒針を意図しているのでしょうから、
    単にカチカチと刻む方が良いかも。あと、曲の終わりは2小節くらいメトロノーム
    鳴らしたままでも良いでしょう。4拍目の前に止める、というのが定番かも。

 細かいことは気にせず、いつもながらにのびのびと唄っているつーちゃんでした。 これまで通りのアットホームな雰囲気はそのまま、照明や音響の違いからもステージの 迫力が出ているものでした。
 下北沢に移動しての初めての歌種。新しい企画も加わり、一皮むけたような印象の あるライブでした。新しいといっても斬新と言うわけではありませんが… (スタンプラリーは活動休止前に2回実施していますし、オリジナルカクテルやフードも 以前から実施していました)。それでも新鮮な気持ちになるというか、つーちゃんも 話していたように「何が起こるかわからない」ライブの醍醐味が出ていたように 思います。
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copyright かみと,2004